高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

ドキドキ いよいよ、行政書士試験の合格発表ですね

2011-01-23 09:21:01 | ひとりごと・・・行政書士
マンション管理士の合格発表に続き、管理業務主任者の合格発表があり、さあ今度の月曜日は、行政書士の合格発表です。ドキドキ。

平成23年1月24日(月)ですね。

ここ2週間は、非常に胃が痛い日が続きます。

今、行政書士の新規出版のため、過去問の解説を執筆中といいましたが、ほぼ原稿が書き上がりました。

そのため、ここ2年の試験の質の高さを考えると、合格できれば非常に喜びが大きいことでしょう。教え子が一人でも、多く受かることを今はただ祈るのみです。

行政書士の合格率をみると、昨年は9.0%、さかのぼると平成20年度は6.4%、平成19年度は8.6%、平成18年度は4.7%、平成17年度は2.6%でした。

一桁台ですから、この数字だけ見るとなかなか手強いです。

しかし、この試験の合格基準は、相対的なものではなく、つまり常に上位から数えて、この数字ではありませんね。

合格基準は、以下の要件のいずれも満たした者を合格とします。
・ 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント(122点)以上である者。
・ 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント(24点=6問)以上である者。
・ 試験全体の得点が、満点の60パーセント(180点)以上である者。

問題別配点ですが、
・択一式 五肢択一式 1問につき4点
     法令 40問×4点=160点
     一般知識 14問×4点=56点
     多肢択一式(3問) 1問につき8点 空欄(ア~エ)一つにつき2点 3問×8点=24点
・記述式(3問) 1問につき20点 3問×20点=60点

ということは、極論なことを言うと受験生すべてこの基準を満たせば、合格率100%となります。


こうなることは講師としての夢です。

ですから、人との競争ではなく、自分のレベルアップのみの問題です。まあ他の試験でも、人がどうのこうのではなく、自分がしっかりできるようになればいいのですがね・・。

ということで、どうしてもとれる科目、とれそうもない科目があるだろう、好き嫌いな科目があるだろうということで、科目の費用対効果も考えて、勉強計画が非常に重要となってきます。時間がないですから。

また、この試験が目指す試験制度といってもいいですし、試験委員のねらい所といってもいいですが、ここ2、3年で分かってきましたので、それにそうように法律分野での勉強では、幅広く勉強していくことが求められていますね。うーん、奥が深い。

特に法律を全く勉強してこなかった人は、まずは“いい参考書”、“いい問題集”に遭遇することが、非常に大切になってきます。

今書いている過去問集は、それに十分答えるものとなっているはずですから、是非それで頑張ってもらいたいものです。では、また。


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