ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

「当たり前の日常を大事に-憲法記念日によせて」(京都新聞)

2011年05月01日 08時53分09秒 | その他
「当たり前の日常を大事に-憲法記念日によせて(井上ひさしさんの言葉から)」という記事が京都新聞(5月1日)にあった。

「父の作品の普遍的なテーマは平和なんです。晩年、父は〈平和〉を〈日常〉に置き換えていました」(井上麻矢・劇団「こまつ座」社長)
「みんなが、日常の当たり前の生活を奪われない権利を持っている。人間として日常を大事にしなさい。それしかないよ」(「九条の会」の活動の中で)
「劇場の灯が消えた時代が、いかに暗い時代になったか。井上ひさし先生ならやり続けるね」(野田秀樹・劇作家、大震災に直面して)
「こまつ座が被災地を巡ることができるなら、『日常はすばらしい』というメッセージを伝えたい」(井上麻矢)
「あよんんあむごい別れがまことなんまんもあったちゅことを覚えてもろうために活かされとるんじゃ」(「父と暮らせば」・大江健三郎の4月9日の命日の日の9条の会での朗読)「大江先生の朗読を聞きながら、涙がデマ知った。『演技も小説も、文化はすべて日常に根付いていなければならない』と語っていた父を思い浮かべました」(井上麻矢)
「人間一人ひとりを、かけがえのないそんざいとして。大切にする社会」(「『けんぽう』のおはなし」講談社)