加藤剛が6月の半ばになくなっていたことが、今日、報道された。
7月7日、土曜日、あざみ・もみじの創立記念日で、大野松雄さんが編集した「今日も元気です」を見ていたときのこと、あざみ織り・一麦の焼き物などの東京での展示・即売会の場面でそのお客として来場していたのが、加藤剛だった(この展示会のエピソードおもしろいので、いずれ書いてみたい)。その場面が、「今日も元気です」のフィルムに残されていたのである。加藤の奥さんが、秋浜悟史の劇団30人会で活動していた女優の伊藤牧子。加藤剛の映像から、加藤剛の奥さんがあざみ織りのものをもってくれたり、お宅拝見などのところで、あざみ織りが絨毯にされてテレビで放映されたことなどを話をしていたところだった。
加藤剛の仕事は、「人間の条件」が原点だと言われる。その仕事の中に「砂の器」などある。ハンセン病の問題を提起した、この松本清張の推理小説の映画化についも考えてみたい。
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