ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

寄宿舎教育研究会のホームページ

2011年01月09日 22時18分54秒 | 生活教育
午前中、大学に行って、昨日忘れていたメールをする。修論の検討は、まだできていないということで延期となり、時間ができたので、亡くなった三好さんがつくってくれた、ホームページのファイルを暫定的に大学のサーバーを利用してアップした。第25回の生活教育全国研究集会(沖縄)でとまっていたもので、三好さんが亡くなる前に、ファイルをCDにやいてくれたもの。
まずは、当面、そのままにして見ていただき、全体としてやりかえて利用できるようにしたいと思っています。


『障害児の生活教育研究』などは、資料的価値のあるものである。今後やりかえて、『とまりあけ』などのバックナンバーなども掲載できるようにしていきたい。

午後1時からキャンパスプラザで、寄宿舎関係の事例の検討会。北九州市立大学のK先生や京都府のスクールソーシャルワーカーのM先生の参加もあり、ケースの検討がなされたが、全体として学部の先生方は子どもの何をみているのだとうかと疑問に思うことが多くあった。教室に来ている間だけみている状況…?担任、福祉、寄宿舎などのもっている情報が、「個人情報」という名の下に、それぞれのところでとめられていて対応ができていないのか。人権の名による、人権侵害や放置がなされている。「この子達が生きた」という証が消されていく。それを記憶と記録に残すのは、実践を担うものの役割ではないかと言わざるを得ない。学校に子どもの発達や家族の再生のトリックスターがいなくなっている。「大きなお世話」が大事では・・・。

帰るとお年玉が待っていた。ありがとうございました。京都にあった汐文社の出版物にふれ、汐文社の今田さんといろいろ話をしたことを思い出した。現在は、文理閣がその伝統を受け継いでいる。


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2 コメント

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田中昌人先生の発達論形成 (発達保障学習)
2011-01-10 23:28:31
 寄宿舎教育研究会のホームページを読んでいて、田中昌人先生が講演された1966年京都第7回寮母大会の講演記録集をぜひ、入手して、このブログに掲載していただきたい。
 この講演は、田中昌人先生の発達論の基礎形成期の資料として非常に重要です。
 コーピーが簡単でなかった時代、青焼きにしてみんなで何度も読み合わせ、意見交換をして、発達の基本を学びました。
 そこでは、私たちのそれまでの認識を揺さぶるいくつもの重要な提起がありました。
 発達の無限の可能性。この意味を田中先生は具体的に述べておられます。
 そうだ、無限だ、無限なのだ、とみんなで感動し教育実践をすすめました。
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教師集団崩壊から新再生へ (話し合って決めらんない)
2011-01-12 04:03:01
学部の先生方は子どもの何をみているのだとうかと疑問に思うことが多くあった。教室に来ている間だけみている状況…?担任、福祉、寄宿舎などのもっている情報が、「個人情報」という名の下に、それぞれのところでとめられていて対応ができていないのか。人権の名による、人権侵害や放置がなされている。
たしか、そう思います。しかし、今の教師は本音や悩みや苦労や実践をありのまま話し合いする場があるでしょうか。
そんな経験を重ねて学び、教え合い、みんなで一致して実践に取り組み、また、話し合う実体験が奪われいます。
あらゆることが一方通行に慣れきっているようです。
ケンケンガクガク。が、ないと確信に迫れません。
研究者の講演で質疑応答があっても、黙って、終わって「あんなこと出来ない」と言う。
ひとは、考え突き合わせて確信に迫る。
今の教師には、本音が封鎖されている。
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