節分
1日の中に「鬼」がいろいろ潜んでいる…。
会議があったので、いつもより早く、家を出る。
京奈和道路で、事故で大渋滞に巻き込まれる。これは…ということで、途中で見切って、強引にUターン。地道にでて、心は焦りつつ、トロトロと奈良へ。
結局、朝の9時からの会議は少し遅れて、参加。もうすでに始まっていた。もうしわけない…。しかし、この会議も、次の仕事の関係で早く出ざるを得ないので、意見を強引にいって出ざるを得ない。
10時過ぎから、幼稚園に。今日は節分。豆まきに参加。はじめに、あいさつ。幼稚園の先生方の演技は絶品、上手、上手。「赤組」の子たちが鬼のかぶりものをしていたので、ついつい「赤組」というところを「赤鬼」といってしまう。鬼が出てきて、やっつけられて、ほうほうの体で逃げていく。後で、子どもたちが、「鬼やってたやろ。知っているもん」といってくる。年少さんでもそんなふうにいっていて、鬼がきたときには先生方にひっつかまっていたり、必死で豆を投げていたりしていた姿ととても対比的でおもしろかった。
11時30分前に、子どもたちとはわかれて、また、会議へ。K教育大学の先生などと協議。12時半頃まで。
その後、教室会議。改組後の特色カリキュラムの件。1時過ぎに終わる。
1時過ぎから、大学院の講義。院内学級について、1月にあったNHKプロフェッショナルのビデオをみる。子どものそばにいるということを考える。オーストラリアにいたとき、ロイヤルチルドレンホスピタルでの経験を思い起こしてしまう。院生さんから「赤鼻のセンセイ」というドラマを教えてもらう。
3時から、障害者制度改革推進会議関連の奈良フォーラムの打合会。5時過ぎまで。その間、いろいろメールをかいたりする、同時進行で。いっしょに事務局にて、講堂を借りる手続きなどをおこなう。
教育相談のだんどりをしたり、院生たちのはなしをきく。
一日、食事もとらずに、いろんなところを飛び回る。なにがなんだかわからない…。
秘密の県民ショーをみた。その中で、宮城の仙台四郎の話が出た。
ウィキペディアで、「仙台四郎」を調べてみた。
仙台四郎、仙臺四郎(せんだい しろう、1860年頃 - 1902年頃)は、江戸時代末から明治時代に仙台(仙臺)に実在した人物。本名は芳賀四郎。知能障害で話すことができなかったが、四郎が訪れる店は繁盛するとして存命中から各地でもてなされた。没後、商売繁盛の福の神としてその写真が飾られるようになった。
1日の中に「鬼」がいろいろ潜んでいる…。
会議があったので、いつもより早く、家を出る。
京奈和道路で、事故で大渋滞に巻き込まれる。これは…ということで、途中で見切って、強引にUターン。地道にでて、心は焦りつつ、トロトロと奈良へ。
結局、朝の9時からの会議は少し遅れて、参加。もうすでに始まっていた。もうしわけない…。しかし、この会議も、次の仕事の関係で早く出ざるを得ないので、意見を強引にいって出ざるを得ない。
10時過ぎから、幼稚園に。今日は節分。豆まきに参加。はじめに、あいさつ。幼稚園の先生方の演技は絶品、上手、上手。「赤組」の子たちが鬼のかぶりものをしていたので、ついつい「赤組」というところを「赤鬼」といってしまう。鬼が出てきて、やっつけられて、ほうほうの体で逃げていく。後で、子どもたちが、「鬼やってたやろ。知っているもん」といってくる。年少さんでもそんなふうにいっていて、鬼がきたときには先生方にひっつかまっていたり、必死で豆を投げていたりしていた姿ととても対比的でおもしろかった。
11時30分前に、子どもたちとはわかれて、また、会議へ。K教育大学の先生などと協議。12時半頃まで。
その後、教室会議。改組後の特色カリキュラムの件。1時過ぎに終わる。
1時過ぎから、大学院の講義。院内学級について、1月にあったNHKプロフェッショナルのビデオをみる。子どものそばにいるということを考える。オーストラリアにいたとき、ロイヤルチルドレンホスピタルでの経験を思い起こしてしまう。院生さんから「赤鼻のセンセイ」というドラマを教えてもらう。
3時から、障害者制度改革推進会議関連の奈良フォーラムの打合会。5時過ぎまで。その間、いろいろメールをかいたりする、同時進行で。いっしょに事務局にて、講堂を借りる手続きなどをおこなう。
教育相談のだんどりをしたり、院生たちのはなしをきく。
一日、食事もとらずに、いろんなところを飛び回る。なにがなんだかわからない…。
秘密の県民ショーをみた。その中で、宮城の仙台四郎の話が出た。
ウィキペディアで、「仙台四郎」を調べてみた。
仙台四郎、仙臺四郎(せんだい しろう、1860年頃 - 1902年頃)は、江戸時代末から明治時代に仙台(仙臺)に実在した人物。本名は芳賀四郎。知能障害で話すことができなかったが、四郎が訪れる店は繁盛するとして存命中から各地でもてなされた。没後、商売繁盛の福の神としてその写真が飾られるようになった。
非常に心配な文章です。かって出した9の提案を参考にしていただければと思いますし、生徒のみなさんにも授業でお知らせいただければうれしく思います。
この提案をしてから、教職員の病気や災害や現職死亡は減りましたが、繰り返し提案されないため、当時より、府立学校では、病人や現職死亡が増えています。
教職員のためのいのちと健康と労働 1997年10月20日 NO15
教職員のいのちと健康を守り、真の労働安全衛生を
すべての教職員のものとするための闘いを進めよう!
ー抵抗なくして安全なし、闘いなくして労働なしー
病気や災害は個人の体質や不注意によって起こるものではない。仲間を見殺しにする学校現場があるとするなら、それは人間を育て人間を大切にする社会を作る教育の場とは言えない。教職員は、どんなことがあっても自分の責任のように思うのが常である(そのことを責めているのではない)が、教職員自身の責任にすることは誤っている。本当の原因は別にあり、その責任を明らかにしないかぎり、事故や災害は再びくりかえされるであろう。多くの事実がそのことを示しているではないか。
細川汀・垰田和史共著「教職員のための労働安全衛生入門」より
すぐにでも出来る労働安全衛生九つの緊急提案 1997年10月18日
京都府立高等学校教職員組合労働安全衛生対策委員会
「教職員のためのいのちと健康と労働」NO11、で小宮山副委員長の緊急の訴えが出されました。この訴えは、府立校の在職死亡が今年に入って現在分かる範囲でも5名を越えたこと、退職後すぐ死亡している府立校の教職員が少なくないことなどから、緊急対策の提案がだされたものです。
さらに、京都府立高等学校教職員組合がこの間明らかにしてきた教職員のいのちと健康をまもるための要求に対し、府教委は労働条件の抜本的改善や具体的な手だてを打とうとしていないことに対して再び「厳しい指弾の声明」を出したものです。教職員の労働条件改善や労働の上でのいのちと健康を守る責任は、労働基準法や労働安全衛生法上も使用者である京都府教育委員会や事業者である京都府・京都府教育委員会にあることは明白です。しかし、彼らがなんら手を打たないからといって、これ以上の死亡者や病休者などを出すことは、どうしても防がなければなりません。そのため小宮山副委員長は、5点の教職員に対し、緊急の取り組みを提起しました。それをより具体的に提案したのが以下の文章です。なおこの提案は、教職員のいのちと健康を守るための提案ですが、京都府・京都府教育委員会の責任を明らかにし、「健康は自己責任」という政府や行政や教育委員会の攻撃を許さない闘いはいささかも手をゆるめることなくすすめて行くことを前提としたものです。
1,からだの調子が悪い、病院にいかんならんなあ、と思っている人、思い
ながらも病院に行けてない人は、無条件で自分の信頼できる医者・病院に行
こう。そして、自分の健康の様子をチエックしよう。また医者から「休むよ
う」に言われたら必ず休もう。
寝ていて「途中で目が覚める」「眠れない」「食欲がなくなる」などは、「休め」の合図。内科も精神科も気軽に受診しよう。
この間府立校の現職死亡や重症の病気、慢性の病気になっている教職員の状況を調べてみると、早く病院に行っていれば、いのちや健康状況の悪化が防げたということが多くあります。教職員の健康状況を調べた労働安全衛生研究者から早い時期からこのことが指摘されていました。
しかし教職員は、府教委などにより長時間過密労働などさまざまなことが「自主的という名を借りた強制」によって、病院に行くひまもないまま自己の健康状況に手が打たれず、自分でどうしようもないぐらいになって病院に行った段階で、手遅れだった、もっと早く治療を受けていればここまで悪化しなかったのに、ということが少なくありません。
同僚から病院に行くようにすすめられても、「まだ大丈夫や」「休めへん」「時間がない」「自分がいないと教育はどうなるのや、クラスをどうするのや」などのことで病院に行かず死亡した教職員もあり、アドバイスした教職員からは、「無理矢理でも病院につれて行けば良かった」と痛恨の思いの反省の声も聞きます。
「病院に行こうとすると『見えない垣根』が多くあって、ずるずるとなり、病院に行けなかった。治療を受てから、やっぱり早く病院に行っていれば良かったと思った。早くそのことをみんなに知らせて欲しい。」
「身体の調子が悪そうだから今日は帰り、あとは心配せんと」「調子が悪かったら休み」と話しかけられた仲間の声がうれしかった。などの意見も寄せられています。
仲間として教職員の健康を心配して養護教員部からもこれらの指摘は数多くあります。
時間が出来たとき、ひまが出来たときと思わず、からだや精神状況が悪いときは、無条件で病院に行きましょう。
また、病院に通院していても、どうも良くならない、自分の自覚症状と医師の治療があっていない、などと思うことがあれば、病院を変わることもこの間の教職員のいのちと健康問題を考えたとき大変重要であることが分かってきました。
でも、どこの病院へ行けばよいのか迷ったときは、養護教諭に相談してみましょう。
迷ったときは、養護教員部が、同じ働く仲間としての立場から健康情報を把握し、相談にのってくれるそうです。
府高労働安全衛生対策委員会のアドバイザーには、労働安全衛生研究者や医科大学の先生もおられます。その先生からもアドバイスがいただけます。
2,病気や病気がちの教職員、病気で休んでおられる教職員に対しては、
休んでいる間の職場の保障を府教委や管理職に要求しよう。また、病気が
良くなった、と医者からいわれた先生や病気治療で一定期間休んでいた教
職員の職場復帰に対しては、府教委や管理職にリハビリ勤務を要求しよう。
まわりの教職員は、病気や病気がちや休んでいる教職員へ仲間としての援助
を惜しまず、協力しよう。
病気で休んだり通院するための時間や人員配置は、あきらめることなく仲間の連帯と統一で府教委・管理職に要求しつつ、教職員として助け合い、励まし合いましょう。病気によっては、デリケートな対応が必要な場合もあります。その場合は、相談して気配りのある配慮をしましょう。
そして、「あの人が休むと迷惑する」「自分もしんどいけどがんばっているのに休むなんて」などなどのことは、みんなで話し合い、教職員自身の問題解決にさせられている状況を明らかにし、個人と個人の問題として考えないで、そう考えざるを得なくさせている府教委・管理職の責任として考えましょう。
その場合は、以下7、の「健康上のプライバシー」を必ず守らせましょう。
3,生理休暇を学習するだけでなく、生理休暇を権利としてとろう。
女性教職員の異常出産、流産、死産が増えています。生理休暇を取っている教職員は、異常出産などが少ないことは明らかです。異常出産、流産、死産の予防のためにも女性の健康のためにも生理休暇があります。しかし、その権利がほとんど行使されていません。すこやかに子どもを生み育てるためにも、元気に更年期を迎えるためにも生理休暇を取ろう。さらに、更年期をむかえた人も生理休暇をとりましょう。
4,食事を規則正しくとろう。「立ち食い」「チョイ食い」をやめて、せめて休んでゆったりした食事と休憩を確保しよう。このことが出来るように府教委・管理職に要求しよう。トイレに行きたいときは、がまんせず行こう。
また、トイレに行く時間と教職員がいつでも行けるトイレの設置を府教委・管理職に人権問題としても要求しよう。養護学校では、教職員の使用するトイレのプライバシーを守る施設にするのは、当然の人権要求。設備の緊急改善を要求しよう。
5,京都府立高等学校教職員組合労働安全衛生対策委員会のストレッチを労働時間中にこまめにやろう。
みんなが集まるところやコンピューターの置かれている ところや休養室に、労働安全衛生対策委員会作成の ストレッチを張り合わせ、意識的に筋肉の緊張をとり身 体をほぐそう。緊張の連続と身体を使ったときには、ス トレッチで、「ホット」一息しましょう。
6,もしも教職員が、病気や災害で倒れたり、死亡したりすることがあったら、直ちに事実を調査し府高本部に連絡しよう。
府高執行部を呼び原因調査・追求を行い、府教委と管理職の責任を明らかにしよう。また病気や災害の原因が府教委と管理職にある場合は、緊急集会や抗議集会を直ちに開こう。そして、多くの教職員や他労組の参加を呼びかけよう。
教職員の交通事故、病気、自殺などのことも、府高と連絡をとり、府教委などが、事故や災害や病気を個人責任にしたり、責任転嫁したり、労働安全衛生上の問題などがないかなどを検討・調査しよう。これは、二度と同じことを繰り返さず、教職員のいのちと健康を守るためにもきわめて重要な取り組みです。
しかし、労働の上で、災害や病気や死亡などを生み出さないようにする「予防」こそが、労働安全衛生です。私たちは、仲間が災害をうけたり、病気や死亡する事がないよう「予防」を最優先させましょう。
7,府教委や管理職が、教職員の健康状況を悪用したり、他の人に漏らしたり、健康状況を利用して教職員を「おどかしたり」「懐柔したり」「嫌がらせをする」などがあれば、事実と証拠をつかみ、府教委や管理職に直ちに抗議し、闘いをすすめよう。
教職員の健康状況は、労働安全衛生法上でもプライバシーの保護として制約があり、先進諸国では、本人の了解なしにはたとえ管理職であっても知らせないということは常識の事項。使用者側が、労働者の健康状況を利用して管理統制をする事を国際的にも禁じる方向が打ち出されます。
8,すべての分会に労働安全衛生担当者を置き、府高労働安全衛生の取り組みを成功させよう。
京都府立高等学校教職員組合労働安全衛生対策委員会「教職員の労働安全衛生衛生問題の政策とその要求実現のために(第1次討議資料)」の分会討議をさらにすすめ、意見や質問や提案を分会労働安全衛生担当者・府高労働安全衛生対策委員会に結集させよう。また各種労働安全衛生学習会や他労組の労働安全衛生の取り組みから学びましょう。
9,「教職員の労働安全衛生入門」「安全で健康に働く」をみんなで学習し、意見交流を進め、教職員の労働安全衛生の深い理解を進めよう。
府高労働安全衛生対策委員会労働安全衛生政策討議資料、京教組養護教員部「教職員のいのちと健康を守る労働安全衛生活動をめざして・討議資料」で討論し、話し合おう。
「教職員の労働安全衛生入門」「安全で健康に働く」は、今日の教職員の労働安全衛生問題を考える上で欠かせない重要な本です。あらゆる角度から学習しましょう。