13年05月10日 鳥海山 2230m 祓川コース 里程4.4km 2人行
今日9日は前からの約束で、トーマツさんと初めての泊まりがけで鳥海山に行ってきました。登山口に向かう道路の脇は雪の回廊でした。やはり今年の雪は多かったようです。それにしても雪を被った鳥海山はきれいです。
私は寝袋に寝るのは初めてです。祓川ヒュッテについてすぐに2人で宴会です。祓川ヒュッテはガスコンロもあり、食器も揃っており最高でした。但し電気は管理人さんがいないためつきません。
夜は星を眺めたりで盛り上がり痛飲いたしました。濁酒を頂きいい気分です。
寝袋はトーマツさんが用意してくれたものに寝ましたがアメリカ軍のものでした。暖かく最高でした。
次の日何とか4時半に起床して朝食の段取りですが、トーマツさんが用意してくれた赤飯とスープを頂きました。
食事も片付けも完了して6時37分に出発です。お天気晴で風が強かった。山も本当に雪が多く残っており、いつも4月26日山開きの時のそれ以上まだ残っていたように思います。
いよいよ登山開始です。まだ酒が残っており二日酔いの状態です。足が思うように進みません。20分位で止めようかと思いましたが何とかまず七ツ釜の避難小屋まで何とか頑張ってみようと思い休み休み進みます。
口の中が乾いてアクエリアスを飲むが、口の中がネバネバしてかえって駄目で、雪をほおばりながら登っていきますがそれにしても辛い。
昨日から今日にかけて急に気温が上昇して、雪が融け出してきて腐れ雪の状態でした。私はアイゼン、トーマツさんはスキーでしたがアイゼンも埋まり滑り、先を食い込ませながら何とか進んでいきます。スノーシューにすればよかった思いますが後の祭りでした。
ようやく七ツ釜迄来ましたがここまで1時間15分かかりました。これから急登が続きますが、ここまで来て下山はないだろうと思いました。吐き気は収まりましたがまだ二日酔いが覚めません。何とか頑張って頂上を目指そうと思い休み休み歩を進める。100歩から50歩位行っては2~3十秒の休憩しながら進むが、それにしても足が埋まり大変。
2000mから舎里坂と言われる難所です。直高230m登れば頂上ですがそれがきつかった。喉が渇き雪を口に入れてのアタックになり何とか頂上にたどり着きました。
ここでザックから水を取りだして水分補給。頂上は風が強く写真を撮っているとあおられて倒れそうになる。トーマツさんを待っているが相当遅れているので先に下山して途中であうことを期待して下山しました。
トーマツさんは病み上がりで今日はテスト登山でした。トーマツさんは2100m位まで登り下山です。腐れ雪でスキーもままならないような状態であったようです。ターンするときも膝に負担がかかたようです。
祓川ヒュッテについたのが11時38分でした。ここで水を沢山飲みトーマツさんが驚いていました。何にしても無事故で来られたことが最高でした。又お天気予報のこと、前泊といろいろなことをトーマツさんから教わった2日間でした。トーマツさんに感謝です。
登山時間:祓川ヒュッテ~七ツ釜1時間15分~鳥海山頂上まで2間05分。登山時間(休憩含む)合計3時間20分。
頂上休憩21分。
下山時間:頂上~祓川ヒュッテまで1時間20分。
今日の山行5時間丁度でした。
01.13年05月10日 鳥海山 登山口に行く道路の雪の回廊。
02.13年05月10日 鳥海山 夕方の鳥海山。
02-2.13年05月10日 鳥海山 早朝の鳥海山。
03.13年05月10日 鳥海山 祓川ヒュッテ。今日はここに泊まります。
04.13年05月10日 鳥海山 夕食の支度をするトーマツさん。
05.13年05月10日 鳥海山 夕食を頂く私。
06.13年05月10日 鳥海山 頂上までの里程ポール。4.4km。
07.13年05月10日 鳥海山 頂上の石碑。
08.13年05月10日 鳥海山 北壁は一面雪。
09.13年05月10日 鳥海山 頂上の雪庇。
10.13年05月10日 鳥海山 真山をバックに記念写真。
11.13年05月10日 鳥海山 帰りの駐車場。平日でも他県NOの車が沢山来ていました。
12.13年05月10日 鳥海山 帰り鳥海山をバックに沼一面のミズバショウ群を堪能。