AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

乃木坂46『君の名は希望』の生歌にときめいた。(ときめき研究家)

2013-03-18 23:44:08 | ときめき研究家
土曜日の「ミュージックフェアー」で歌っているのを見て、ときめいた。
この番組は、最近、「口パク排除」を宣言して話題になったが、当たり前のことが話題になるのは異常だ。
他の番組も含め、下手でもいいから、生歌の臨場感を楽しめる機会が増えるとすれば喜ばしい。

乃木坂46の『君の名は希望』は、曲自体を今回初めて聴いた。
メンバーの一人によるピアノ伴奏のみで、もちろん生歌だったが、しっかり練習しているのか、大きな破綻もなく、しっとりと聴かせた。どこか懐かしくもあるが、新鮮さも感じられる爽やかなメロディーが耳に残った。「間」を感じさせると言うか、押しつけがましくなく、いつまでも聴いていたい気持ちになった。不思議に心に残るパフォーマンスだった。
実は、乃木坂46のメンバーは生駒さんしか判らない。一人ひとりのアップも多用されていたが、ルックスもなかなか粒ぞろいと感じた。紺色の制服のスカート丈も長く、AKBグループとは一線を画した展開を志向しているようだ。『おいでシャンプー』で物議をかもしたような下品な振り付けも、もちろんなかった。
AKB48でも『桜の栞』を生歌でやれば似たようなパフォーマンスができたのだろうし、期待もしたのだが、なぜか当時、テレビでは常に口パクだった。3年後にようやく実現した。

その後、音楽配信で購入して何度も聴いてみた。
オリジナル版は、ピアノだけでなく、普通に伴奏がついていた。曲の印象は変わらないものの、ピアノ伴奏のみバージョンよりはポップな感じがして、何回も聴くには適しているようだ。
「ミュージックフェアー」で、敢えて異なるバージョンで披露したことで、1曲で2つの味わいを楽しめた。じっくり聴けば聴くほど好きになる、しみじみとした佳曲だ。

歌詞も秀逸。
「夏の服に着替えた」というAKBキーワードが唯一使われているものの、オリジナリティのある歌詞だ。「透明人間」と呼ばれ、自ら世界との関係を拒絶していた少年が、一人の少女との出会いにより、世界の美しさに目覚め、一歩を踏み出すという内容だ。強いて言えば『タンポポの決心』に近いテーマだ。
「教室内カースト」なる言葉もあるように、器用に立ち回れない若者にとっては生きづらい時代なのかもしれないが、いつかどこかで、この歌のように光を見い出せる時が来ると伝えたい。それは現実の女の子であってもいいし、アイドルでも、アニメの主人公でも構わない。

「ミュージックフェアー」、来週は高橋みなみがソロデビュー曲を披露するようだが、自慢の歌唱力がどう発揮されるか楽しみだ。
コメント (1)
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"So~lo~ng" じゃないわ―(ピーナッツ)

2013-03-18 07:14:43 | AKB48
そのCMで使われている曲のサビ部分(?)を、もう…100回も聴いた後、たまたま、その曲をフルで聴いたりした時、
"なんか、そこだけ浮いてんな―"
"分断されてんな―"
"逆に、そこまでの部分…取って付けた感 あんな―"…etc。
『So long!』は、ちょっと…そんなニオイがする。
ちなみに、僕の人生において、(CMが先、フルが後…の条件で) そういうニオイが 最もしなかったのは、広瀬香美の『ロマンスの神様』。スキーの「アルペン」のCMだっけ?
別に、ドあたまからサビの場合は、いいんだ。中盤 or 後半にサビのある楽曲の場合だよね。
"ギャップが少ない"ってことなのかな? とにかく、初めてフルで聴いた時、"出たぁ―!"って思ったよ…『ロマンスの神様』。それぐらい、バッチリだった。で、なぜか? そのサビを聴きながら、その曲のイントロ & メロも薄~く浮かんでいたという…あの不思議。
やっぱ、ああいうのは、曲の完成度のことなんだと思ったな。
正直、『So long!』…イマイチ。
『So long!』…僕は、その冒頭部分についてのことだと思う。
3つ 思うことがある。
まず、1つ目は、その箇所の音程が、"気になる"を超えてしまってる…ってこと (番外編だけど…)。
歌い出しの "微笑んで~" の「で」…と、"じゃあ またね~"の「ね」。
ぶっちゃけ、音程…正しいとこまで下がりきっていなさ過ぎる。ミディアムテンポのこの曲、しかも、"(音の)のばし部分"だと、余計…目立つんだよね~。でも、しゃーないか。だって、声的なトレーニングをさせてないんだから…。でも、あれは、ちょっとヒドイ。
そして、2つ目は、英語(歌詞)には、キケンな場合があるってこと。
というのは、"So long"って、耳に入ったと同時に、"じゃあまたね, さよなら, バイバイ"って、即反応した人…はたして、何割ぐらいいるんだろうか?ってことなんだ。
僕が思う「一般の人…心の中を想像実況中継」…
"そう…長い、長い? 微笑ん…あ、違、違? さよなら?…卒業? そう…長いじゃない…ほら、じゃあ またね~ほら―! "
僕の持論なんだけど、特に、スロー(or ミディアム)テンポの曲の場合、0.5秒遅れの感情って、アウトだと思っている。
基本的に、1つの主題を大~きなくくりで、どストレートに展開させていくスローな曲。そのメッセージ性の予感も含めて、出だしが重要、いや、全てと言ってもいい。最初の1行, 2行・・・命取りだよ。
『So long!』…僕は、できれば、日本語の方がベターだったと思うけどなぁ~。本当、ベッタベタのベタでもいいと思ってる。
とにかく、画が、思い浮かばなければ…ウソだよ―。
例えば、(あえて、曲名は 記さないけど)…
"暮れなずむ町の光と影の中…"
"制服の胸のボタンを下級生たちに…"
"卒業だけが理由でしょうか…"
"風に戸惑う 弱気な僕…"
"夜に向かって雪が降り積もると…"
"真白な粉雪 人は立ち止まり…"
"もしも 私が家を建てたなら…"
"流れる季節の真ん中で…"
"白い光の中に 山並みは萌えて…"
スロー(ミディアム)テンポで、中間サビの名曲って、ほほ、出だしの1行目(の描写)で、人の心をガシッ! っと掴んでる。
フツーの言葉でいい。(出だしは、特に) おしゃれ言葉なんていらない。
そういう意味で、英語(歌詞)って、キケンな場合があると思うんだよなぁ~。
とにかく、"So~lo~ng" やないわー。
そして、3つ目は、"So~lo~ng"って、なんか…響きが、もっさく(ダサく)ない?ってこと。
でも、どうしても、それを とっぱしに使いたい? わかった わかった。じゃ、こうしよう。
出だしの2つの「So long」(だけ)を「My friend」に変更。あ、いっそ…曲名も『My friend』に変えちゃえ。
よし!これで、出だしのあのダサさは、解消される。フツー & 平凡の良さって…あるもんね。
とにかく、"So~lo~ng"を使うなら、それ…歌詞の中ほどに入れた方がいい。もしくは、曲の最後の最後…効果的なフェードアウトパターンの切り札として…ね。
え~ それでも、現行のままでいきたい !? よーし!わかった~! じゃ、これでどうだ。
たしか、この曲って、まゆゆ…センターだったよね? では、そこを絶対に動かさない!ってのを条件に、
"え? 今 何て言ったの?"戦法を使おう。
おそらく、テレビサイズでは、とっぱし…まゆゆがアップになるだろうから、そこを見越してね。
出だし1回目の "So~lo~ng" × 3 の部分で、まゆゆだけは…口パクで、"(じゃあ またね マイフレンド)"。同じく、2回目の "So~lo~ng" × 3 の時は、"(また 会えるよね? ベストフレンド)"。
これ、実際は、口に出さずに…(あの笑顔で)呟いちゃおう。いわゆる、山口百恵の "あなたの~○○○○ か欲しいのです~" パターンなんだけどさ…。
どう? そっかぁ~…そうなんだ…了解。
僕…スローな曲ってのは、なんちゅうか、ゆるやかな川の流れのようだと思ってる。で、そこに葉っぱ1枚…。実は、それこそが物語の核…で、人の心に ゆ~っくりと(しかし、強く)染み込んでいくものだと…。だから、基本的には、別に、歌詞とか…平凡,
ありきたりでもいいかな~? なんてね。
大事なのは、それが、「素朴」なり、「爽やかさ」なり、「強さ」なり、もう…曲全体をかけて、そういうのに変換(変身?)させていく説得力があるかどうか?だと思う。要するに、その物語が、グッとくる感動につながっていくことが、もう絶対だ。
そういう意味では、"ただの平凡"では、ダメだ。
ただ、スローな曲に、かっちょいい言葉の連発は…いらないと思う。あ、でも、殺し文句(引っ掛かり言葉)は、1つだけ…あった方がいいな…うん。
あと、スローな曲…イントロ→メロ→サビの連結具合が比較的ゆるやかなことに頼り過ぎてもイケナイような気もするなぁ~。まあ、スローな曲ってのは、より工夫がいると思うわ~。そう、工夫だわ~。
とにかく、まずは、出だしが重要。何かを感じさせる(予感?)出だしじゃないとね…。
しつこいけと、"So~lo~ng" の全員合唱・・・ないわ~。
あ! こういうことかな? そら、アップテンポとスローテンポの違いは、あるんだけどさ…。
"勇気と愛が世界を救う"→"幸せの予感 きっと誰かを探してる" って、出だしとサビが、ちゃんと呼応してる(つながってる)『ロマンスの神様』。一方、
"So long…微笑んで"→"思い出が味方になる"・・・ん??な感じ…。
でも、これが、広瀬香美と秋元康の差、いや、作曲家と作詞家の違いなのかな?
あ~ そういや、広瀬香美って、英語(歌詞)を楽曲の中、BGM的に使うのも上手かったな…。
で、秋Pは、そういうの…ほとんど、"歌う(歌詞)"にしちゃう。あーそういうことかー。
とにかく、同タイプの『桜の木になろう』の出来が、すごく良かったから、どうしても 比べちゃうんだよなぁ~。
秋P…別に、無理して、毎年毎年…卒業ソング(桜ソング?)とか、出さなくてもいいのになぁ~。
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