Not yetの曲で初めていい曲だと思った。
サビのメロディがシンプルで覚えやすい。イントロにも使われている。
曲調やアレンジは、『ファーストラビット』や『NEW SHIP』にも雰囲気が似ていて、いかにもAKBグループらしい曲だ。
詞は、最初は「好きならば告白しなきゃ意味がない」という『大声ダイヤモンド』と同じことを歌っているが、途中からテーマが広がっていく。「人生は自分との闘い」「当たり前の愛を手に入れてもやがて物足りなくなる」「ヒリヒリすることが生きている実感」という人生論を語りはじめる。『Glory days』の「もっとジタバタすればいい」というテーゼとおおむね同じだ。こういう人生論を語った歌は結構好きだ。人生論の内容は異なるが、『イイカゲンのススメ』『少年よ嘘をつけ』『太宰治を読んだか』なども然りだ。
「ヒリヒリ」というキーワードが決まった後は、30分くらいで書き上げられた歌詞に違いない。これは仕事が早いという褒め言葉だ。
1つのキーワードやコンセプトを膨らませて、1曲に仕立て上げるという秋元康の才能は卓越している。まさに職人芸だ。一方で、1つのコンセプトだけでは語れないような詞、例えば抒情詩、叙景詩といった分野はあまり印象がない。そういう作風ということだろう。
「ヒリヒリの花」のコンセプトは好きだ。
この曲を聴くと、今の自分自身が「ヒリヒリ」を感じているか、考えさせられる。
難しい仕事に取り組んでいる時など、「ヒリ」くらい感じる時はある。アイドルの曲を聴いて「ヒリ」することもある。稀に「ヒリヒリ」させてくれる曲に出会うと感動する。
しかし、この曲が言っているような「ヒリヒリ」は、誰もがそう度々経験できるものではない。
AKBグループのメンバーは、日々のステージやテレビ出演等の仕事に、もちろん大きな「ヒリヒリ」を感じていることだろう。しかしその「ヒリヒリ」を感じられなくなった時、またはもっと別のことに「ヒリヒリ」を感じた時に、卒業して行くのだろう。別のこととは、声優であったり、芝居であったり、モデルであったり、あるいは恋愛かもしれない。
人は誰も自分の「ヒリヒリ」を追いかけるものだから、それはやむを得ないことだろう。
そして、一度は卒業したNMB48の城恵理子も、かつての「ヒリヒリ」が忘れられなくて戻って来るのだとすれば、それは必然なのだろう。
カップリング曲までは手が回らず、聴いていない。
この曲はぜひ聴くべきという曲があれば、コメントで教えて下さい。
サビのメロディがシンプルで覚えやすい。イントロにも使われている。
曲調やアレンジは、『ファーストラビット』や『NEW SHIP』にも雰囲気が似ていて、いかにもAKBグループらしい曲だ。
詞は、最初は「好きならば告白しなきゃ意味がない」という『大声ダイヤモンド』と同じことを歌っているが、途中からテーマが広がっていく。「人生は自分との闘い」「当たり前の愛を手に入れてもやがて物足りなくなる」「ヒリヒリすることが生きている実感」という人生論を語りはじめる。『Glory days』の「もっとジタバタすればいい」というテーゼとおおむね同じだ。こういう人生論を語った歌は結構好きだ。人生論の内容は異なるが、『イイカゲンのススメ』『少年よ嘘をつけ』『太宰治を読んだか』なども然りだ。
「ヒリヒリ」というキーワードが決まった後は、30分くらいで書き上げられた歌詞に違いない。これは仕事が早いという褒め言葉だ。
1つのキーワードやコンセプトを膨らませて、1曲に仕立て上げるという秋元康の才能は卓越している。まさに職人芸だ。一方で、1つのコンセプトだけでは語れないような詞、例えば抒情詩、叙景詩といった分野はあまり印象がない。そういう作風ということだろう。
「ヒリヒリの花」のコンセプトは好きだ。
この曲を聴くと、今の自分自身が「ヒリヒリ」を感じているか、考えさせられる。
難しい仕事に取り組んでいる時など、「ヒリ」くらい感じる時はある。アイドルの曲を聴いて「ヒリ」することもある。稀に「ヒリヒリ」させてくれる曲に出会うと感動する。
しかし、この曲が言っているような「ヒリヒリ」は、誰もがそう度々経験できるものではない。
AKBグループのメンバーは、日々のステージやテレビ出演等の仕事に、もちろん大きな「ヒリヒリ」を感じていることだろう。しかしその「ヒリヒリ」を感じられなくなった時、またはもっと別のことに「ヒリヒリ」を感じた時に、卒業して行くのだろう。別のこととは、声優であったり、芝居であったり、モデルであったり、あるいは恋愛かもしれない。
人は誰も自分の「ヒリヒリ」を追いかけるものだから、それはやむを得ないことだろう。
そして、一度は卒業したNMB48の城恵理子も、かつての「ヒリヒリ」が忘れられなくて戻って来るのだとすれば、それは必然なのだろう。
カップリング曲までは手が回らず、聴いていない。
この曲はぜひ聴くべきという曲があれば、コメントで教えて下さい。