乃木坂46のアルバム『透明な色』では生田絵梨花のソロ曲『あなたのために弾きたい』が出色の出来で、いつか弾き語りの生演奏を聴きたいという記事を書いた。あっさり願いが叶って、2月7日のNHK「乃木坂46 SHOW」で放映された。
こういう場合、本当に生演奏なのか口パクなのか、疑ってしまう自分のさもしさが悲しい。
今回は正真正銘、生演奏だった。CDで入っていた弦やハモリパートもなくピアノだけの弾き語りで、そしてピアノ、歌とも完璧だった。歌唱はCDよりも一層力強く、太くよく通る声で伸び伸びと歌っている印象を受けた。
そして凛として楽しそうな生田の表情。まっすぐに伸びた背筋。しなやかに動く指先。音楽が好きという感情が体じゅうから溢れて来て仕方がないといった感じに圧倒された。
その音楽を題材として、子供の頃からの幸福な人生、現在の前向きな心情を描いた歌詞も秀逸で、ベストパフォーマンスと言っていいだろう。
テレビを見てこんなに興奮したのは久しぶりだ。
また、番組では西野七瀬のソロ曲『ひとりよがり』も披露されていた。
この.曲についてはピーナッツさんやkizudarakeさんも書かれているが、聴くほどに良さが分かって来るタイプの曲だと思う。西野の歌唱は生田とは対照的で、アイドルにありがちな、囁くような歌い方だ。腹から声が出ていないのだろう。でもそれはどちらが優っているというものではなく、それぞれの魅力なのだと思う。いかにも頼りなさげに、強い意志による決心を描いた歌詞を歌い上げるアンバランスさにこそ、正統的なアイドルの味わいがあるとも言える。
アルバム『透明な色』を引き続き聴いている。
AKB48のアルバムも入手はしているのだが、結局『透明な色』ばかり聴いている。最初の数回は、印象が薄く、「心地よいのだけど次の瞬間には忘れているような音楽」「良く言えば、押しつけがましさがなく控え目」だと感じていたが、10回、20回と聴いているうちに1曲毎の味わいが少しずつ分かりかけて来ている状態だ。
上記2曲以外の曲についても、そのうち記事にしたいと思っている。
こういう場合、本当に生演奏なのか口パクなのか、疑ってしまう自分のさもしさが悲しい。
今回は正真正銘、生演奏だった。CDで入っていた弦やハモリパートもなくピアノだけの弾き語りで、そしてピアノ、歌とも完璧だった。歌唱はCDよりも一層力強く、太くよく通る声で伸び伸びと歌っている印象を受けた。
そして凛として楽しそうな生田の表情。まっすぐに伸びた背筋。しなやかに動く指先。音楽が好きという感情が体じゅうから溢れて来て仕方がないといった感じに圧倒された。
その音楽を題材として、子供の頃からの幸福な人生、現在の前向きな心情を描いた歌詞も秀逸で、ベストパフォーマンスと言っていいだろう。
テレビを見てこんなに興奮したのは久しぶりだ。
また、番組では西野七瀬のソロ曲『ひとりよがり』も披露されていた。
この.曲についてはピーナッツさんやkizudarakeさんも書かれているが、聴くほどに良さが分かって来るタイプの曲だと思う。西野の歌唱は生田とは対照的で、アイドルにありがちな、囁くような歌い方だ。腹から声が出ていないのだろう。でもそれはどちらが優っているというものではなく、それぞれの魅力なのだと思う。いかにも頼りなさげに、強い意志による決心を描いた歌詞を歌い上げるアンバランスさにこそ、正統的なアイドルの味わいがあるとも言える。
アルバム『透明な色』を引き続き聴いている。
AKB48のアルバムも入手はしているのだが、結局『透明な色』ばかり聴いている。最初の数回は、印象が薄く、「心地よいのだけど次の瞬間には忘れているような音楽」「良く言えば、押しつけがましさがなく控え目」だと感じていたが、10回、20回と聴いているうちに1曲毎の味わいが少しずつ分かりかけて来ている状態だ。
上記2曲以外の曲についても、そのうち記事にしたいと思っている。