WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

日本のアウトバーン?

2019年02月15日 | 観光

親戚がいる山梨県南アルプス市経由で帰宅途中。
山梨は、リニア新幹線、中部横断自動車道建設の2つの国家的事業が進められています。莫大なお金を遣い、自然環境に多大な変更を加えて、そんなに移動を急ぐ必要があるのか疑問はありますが、ちょっとでも早く移動できるようになることは間違いありません。
部分的に開通している中部横断自動車道から、これも莫大なお金と環境負荷の賜物新東名高速道路を利用するルートを試してみました。


中部横断自動車道は中央道双葉JKTから山梨県南部六郷町まで開通していて、南アルプス市から六郷町まで約10分!国道52号だと40分はかかっていました。
六郷町から新東名新清水ICまでは国道利用で約1時間なので、中部横断自動車道が全線開通すれば南アルプス市ー新清水の所要時間は半分に短縮されるでしょう。...

新東名は掛川までの3車線区間で時速110km制限のテスト走行を実施中の上、交通量も少ないのでけっこう飛ばせます。

新清水から浜松PAまで1時間ほど。浜松PAは新しくモダンな施設でした。
YAMAHAの地元だけあって、屋根にはピアノの鍵盤装飾、施設内にはなんとライブスペースまでありました!



浜松PAから新東名ー伊勢湾岸ー東名阪ー新名神ー名神京都東ICまで約2時間30分。中部横断自動車道が全線開通すれば京都ー南アルプス市が4時間~4時間30分くらいで行けそうです。冬、信州や上越妙高方面へ行くなら新東名回りが雪の心配もなくて良さそう。ただし、ほとんどトンネルで景色は全くつまらない。冬以外は中央道回りが断然景色が良くて楽しいですね。


浮世絵博物館、旧開智学校

2018年10月19日 | 観光

松本市の浮世絵博物館と旧開智学校を見てきました。

浮世絵博物館は予想より小規模で展示も歌川広重のものがほとんどでした。浮世絵というテーマならお布施の葛飾北斎館の方が充実している気はしました。ガイドブックにはこちらの方が多く載っているのか、松本という観光拠点のためか、外国人が結構来ていました。それでも武家公家といった支配層ではなく、庶民の暮らしや風俗を知るには参考になる絵が多いです。

その一部をご紹介。女性がゆで卵を食べる図、枝豆を食べるの図、男に振られてかやけ酒をあおっている図。



明治期の洋風建築は外国人建築家が設計し建てたものがほとんどですが、旧開智学校は地元松本の棟梁立石清重が設計し建築した、数少ない日本人の手になるもの。立石自ら「和洋折衷様式」と言っているように、純粋外国人建築家によるものとはまた趣が異なった独特の建物です。ヘタウマ?な天使の装飾に遊び心がうかがわれます。



六華苑

2018年08月22日 | 観光

桑名の六華苑に行ってきました。六華苑の詳細はリンクをクリックして六華苑のサイトを見てね。
10年程前に一度行ったことがあるのですが、改修中だった部分も改修が終わって全館観覧できるようになったと聞いたので。

2階サンルームから庭園を見る。

1階縁側廊下のガラス戸上の欄間?
ブレや画像加工で揺らいで見えるのではありません。こういうデザインで作ってある。しかも通期窓は開閉できる!当時としてはすごい発想と造作技術です。

すぐ前の揖斐川に架かる伊勢大橋にある、富士山型のUFOのような不思議な建造物。なんじゃろかい?


イカ釣り

2018年04月30日 | 観光

昨日、若狭湾へイカ釣りに行ってきました。

小浜港、釣り船「幸洋丸」。

いざ沖へ。

半島の先には大飯原発が見える。う~ん、不気味。

イカ釣りは夜なのでまずはアジ釣り。

午後6時、イカ釣りポイントへ向け出発。大海原の水平線へ沈む雄大な夕日が美しい。

イカ釣り。なかなか当たり無し。

本日の釣果。ま、釣れただけマシとしよう。

メンバーにはフグを揚げた人もいた。イカの仕掛けにフグもかかるんだ!


大津の町家ホテル

2018年04月21日 | 観光

大津で、町おこしの一環として町家をホテルに改装するプロジェクトが進行中、今日はその内覧会と新聞に載っていたので見学に行ってきました。
新聞記事を見たときには2か所と読み取れたのですが、実際は7か所(1か所はまだ工事中で見学不可)でした。
そのうち3か所を見学。すべて1棟貸しで料金は1万円台~2万円台/人とのこと。外国人観光客に日本の町家暮らし体験をしていただくには良い企画かと思いました。

最初に見学したのは、手作り市仲間と店を出したアーケード街の並び、丸屋町にある物件。

こちらはあの龍馬襲撃事件の舞台となった寺田屋の女将、お登勢さんの実家(現在は和菓子屋)の向かいでした。

大津祭曳山展示館の裏路地にある物件と道案内のおねえさん。



久しぶりの宇治散歩

2018年04月19日 | 観光

「学食めぐりの会」でお茶の里「宇治」めぐり。宇治を歩くのは十数年ぶり。

JR宇治駅をスタート。まずは抹茶ソフトを賞味。今日は初夏の陽気でソフトがおいしかった。

宇治川沿いに歩き、平等院を外から見物。
外から少し遠めに見る方が鳳凰堂の全体が見えるし、立ち木越しに見る鳳凰堂はかえって風情もありますね。

平等院といえば藤も有名ですが、花はまだ少し早いようでした。

平等院横の「宇治市観光センター」
公共施設であり、給茶機でタダのお茶も飲めるし、お茶席が安い!

宇治市観光センターとなりの料亭前で打ち水の女性、女将かはたまたお女中か?
着物姿が板につき、これぞ大和なでしこ!着付けから立ち居振る舞いまで、着物の似合う女性は素敵ですね。やっぱり日本女性は着物。

宇治川中洲公園も含めてただいま改修中。

龍神総宮社(別院?)
本宮は黄檗萬福寺の奥にあるカルト宗教。宇治川沿いにもいつの間にか”別院?”を確保している。
大相撲春場所、龍神総宮社には貴乃花部屋が滞在する。有力後援者らしいが、天皇君主制の国体国家建設の宗旨は、貴乃花親方の相撲道観と昨年来の常軌を逸した行動に大きな影響を及ぼしていることは間違いない。

興聖寺(曹洞宗)。
参道の「琴坂」は紅葉のトンネルで、秋にまたぜひ来たいと思いました。


よく手入れの行き届いた庭園、回廊。

寺務所で応対されていたのは尼さんでした!

到着した11時過ぎにはかなり気温も上昇、多分夏日だったと思われますが、堂内はとても涼しく、受付の尼さんに尋ねると「夏でも涼しいですよ」とのことでした。

年季を感じさせる魚鼓。荘厳な中にも現代的なユーモアも忘れないキューピー僧のお出迎え。

今日の散策での一押しはこの「興聖寺」。
歴史と謂れも深く、風情のある参道(琴坂)、見事な御堂と庭園、なにより優し気で上品な尼さんの親しみ深い応対。その割には観光客も少なく、穏やかに宇治を楽しめます。

世界遺産、宇治上神社。

ウサギがトレードキャラらしい。

案内していただいた方のの解説によると、世界遺産に指定された領域が「
世界一狭い!」のだそうです。ギネスにも登録してもらえそうですね。
世界遺産登録を示す案内碑。

その「世界一狭い!」世界遺産領域の形(碑の左にある領域図)がパンツそっくり!
ここの社務所の番をされていたのは、興聖寺とは打って変わってまるで僧兵のようないかつい神職さんでした

源氏物語ミュージアム。

終点は京阪宇治駅。
京阪宇治駅近くの一般民家では、平等院にも劣らない見事な藤の花が咲いていました。
野菜の無人販売も。

何10年ぶりかの京阪宇治駅。
イタリアかギリシャの鉄道駅かと見まごうような斬新なデザインで模様替えされていました。そして、ホームの壁には大勢の「おけいはん」たち。


東北の旅 -5- 十和田市現代美術館

2017年08月16日 | 観光

十和田市現代美術館は、主に彫刻、造形、インスタレーション、映像などの現代芸術を展示しています。
美術館周辺にも様々なアートの仕掛けがほどこされていて入館しなくても周辺を歩くだけでも楽しめます。館内は撮影禁止なので、ここに紹介するアートは全て館外に展示されたもの、あるいは意図した作品ではないでしょうが偶然?アートの雰囲気をまとった”作品”たちです。

一番の呼び物はこれ。ご存知、世界の草間彌生!
女子には大人気らしいです。

カボチャの中に入れます。中に入って水玉の窓から外を見ると...、

中にはプラネタリウムのようにカラーの薄明かりの星がちりばめられています。

デカイ水玉の女の子とお散歩する小っちゃいオッサン。う~ん、シュール…。

宇宙人にサンプルとして捕まえられた地球人。

二次元世界からやってきた異次元人?

巨大ヒアリ?
子供のころ「アウターリミッツ」というSF番組があった。その一話に、でっかいアリ宇宙人が地球に来襲する話があったのを今でも鮮明に覚えている。よほど怖かったんだろう。

ファットハウスにファットカー。現代の生活に対する風刺ですかね?
確かに現代はいろんな分野で太りすぎなのかも?そんな地球人を宇宙人はどう見たか。

菊花賞のお馬?あんまり速くはなさそうだけど。

歩道の車止め。チェスのナイト。

なんか見覚え有りませんか?

東北の”アビーロード”。おばちゃんが自転車で渡る。

これも特に作品ではありませんが、なんか惹かれる。
酸素チューブが繋がった宇宙服、あるいはR2D2みたいな。

捕まった木、あるいは「緊縛プレイ」?

なんとなく面白い木。


東北の旅 -4-五所川原立佞武多

2017年08月15日 | 観光

東北3大ねぶた(ねぷた、青森、弘前、五所川原)の一つ、五所川原立佞武多です。
動員数では青森、弘前に譲り3番手かもしれませんが、山車の規模と芸術性、いかにも日本の祭りらしいお囃子のリズムと市民参加の一体感では一番ではないかと思います。

ブラジルのサンバカーニバルを思わせる小気味いいリズム(阿波踊りのリズムにも似ている)に「ヤッテマレ、ヤッテマレ」の掛け声は祭り気分を盛り上げてくれます。実際、ブラジルのサンバカーニバルに出展参加したこともあるそうです。こちら(←クリック)でYouTube動画も。

青森は、「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声は有名ですし、山車の種類と数、人出は多いですが、電線や大勢の人出の中での運行のためか山車の高さでは五所川原に軍配が上がります。五所川原の高い立像の山車は「立佞武多」と呼ばれる所以です。
弘前は、山車が扇形の張りぼてに絵を描いたものがほとんどで、掛け声も「ヤァー、ヤァー」とどちらかというとおとなしい印象です。

 


東北の旅 -3- 田舎館村「田んぼアート」

2017年08月14日 | 観光

田舎館村は、青森県の真ん中あたりにある弥生時代から続く稲作農業の村。
弥生遺跡と田んぼ以外これといった呼び物のない村で、村を元気にしたいと今から25年前、農協婦人部を中心に色の異なる種類の稲で文字や絵を描いて、稲作の村をアピールし観光客に見に来てもらおうと始まった。
最初は単色のお岩木山と「弥生の里いなかだて」という文字だけのシンプルなもので、見物するのも今のような展望台などなく、田んぼの中に遊歩道を設置して歩いて眺めたり、木で組んだ簡単な見物台からながめるような、規模も小さいものだったそうです。

今でこそ「田んぼアート」は日本全国あちこちで行われるようになりましたが、当時は他に参考になるような取り組みもほとんどなく試行錯誤の連続だったそうです。
それから、回を重ねるごとに絵柄も複雑になり、常設の展望台も設置されて高いところから見渡しても絵柄として見えるように、見る角度や広がりなども計算して植え方を設計して植えられるようになりました。今では、当初の展望台がある田んぼの他に、新築されたお城のような村役場の屋上や‶天守閣”から眺める第2会場も増えています。

今年のテーマは桃太郎。横幅優に100mはあると思われます。

見物用展望台。約10mの3階までエレベーターで上がります。平日だったにもかかわらず、約30分待ちの行列ができるほどの人気。
展望台から真下を見る。

他に、玉石で描いた絵も。祐ちゃんの右手にある駅は弘南鉄道弘南線「田んぼアート」駅!?

お城のような田舎館村役場。正門には「田舎館村役場」の看板と「田舎館城」の看板が両方掲げられていました。‶お城”に上がるのも行列、待ち時間なんと50分!

‶お城”から見た田んぼアート。これだけ複雑な図柄になるともう、地上で見ても何が何だかよく分かりません。