この笑顔、やっぱり癒されますなあ。
気持ちよい秋の日で来場者も多かったです。今回は革製品の出店が多く、マイブースの両隣も革小物のお店でした。左隣はわざわざ栃木県那須からお越し、右隣は地元上賀茂の方。
4ヶ月ぶりの出店だったためかだいぶ出店者の顔ぶれにも変化が見られ、常連さんの出店場所にも異動が見られたことから、例の某有名手づくり市と異なりまあ公正な抽選と場所決定が行われているものと思われました。
マイブース
スケベ心で出したハロウィンカボチャ、売れ残ってしまいました!
<気になったお店(大江町以外は今回初めて見かけたお店)>
京都府立大学モノ作りサークルさん。
学園祭ノリのホノボノ感が私的にはgood。
上とは対照的なクッキー屋。
オバちゃん(につられた一部若い女の子も)が群がって買い漁っていた。一昔前の百貨店バーゲンセールみたいなこの光景、某有名手づくり市ではよく見かける...。山のような商品、これって手づくり????
猫の首輪屋さん。
小町市で「ねこのシッポ」売ってたけど(結構安くてうまかった)、ニャンコは何でもどこでも人気者。
虫屋。
醍醐市でも見かけたことある。木の実や電子部品で作った虫たち。これらを見て「何か虫みたい」と思うことは誰でもある。それを形にしたところが素晴らしい。
漉き和紙ちょうちん。
普通のちょうちんは竹などの骨に和紙を貼って作りますが、こちらは和紙を風船のように丸く漉き固めてある、不思議な造形。どうやって作るのかはヒ・ミ・ツ(ヒントはこの文章の中に)。
毛糸帽子屋さん。
手づくり業界では帽子屋、とりわけニット、毛糸のは掃いて捨てるほどあるけれど、独特の丸さと色使いが一味違って目を惹いた。
手描き友禅ならぬ手書きオリジナルTシャツ&小物。
どこかはかなげな若い女性作家さんが目の前で描いてくれる。正真正銘手づくり。
画材はシルクスクリーンなんかに使う印刷インクだそうです。
おなじみ、大江町共同作業所さん。
地元農産品がとにかく安いです。作業所の手づくり品もgood。
に行ってきました。
正式名称は「安曇野カービングショー」。ただ、これはイベントを支援していただいているスポンサーを意識してのネーミングだと思います。スポンサリングしていただいている以上、第一義的には来場者にスポンサーへの認知度を上げてもらい、町と地場産業の活性化に貢献するというメインコンセプトがあるからです。
一方、「チェンソーカービング好きが集まって好きなものを好きなように彫る」という、プロデューサー伴さんの裏コンセプト(実はこちらが表?)名称「チェンソーカービングキャンプ」の方がぴったりだし私もこちらのネーミングの方が好きです。
そんな屁理屈はさておき、達人クラスからヘタッピーまで分け隔てなく「チェンソーカービング好きが集まって好きなものを好きなように彫」らせてもらえるというこのイベントが私は大好きで、安曇野カービング塾1期生という資格だけで呼んでいただけるのをいいことに、毎年10月第3週末だけはスケジュールを空けて楽しみにしています。(プロも駆け出しも関係ないフレンドリーな雰囲気と交流会、豪華“参加賞”?が楽しみというのもありますが)
マイブース?
印象に残ったカーバーさんと作品
(彫りながらの撮影なのであまり撮れません。詳細はきじとらさん、伴さん(A氏撮影)に近いうちうpされると思います)
北海道の木霊さん。
ストーリー性のある作品が特徴。少年はなぜひっくり返ってしまったのか?明日へと続く。
新潟(だったかな?)の丸山さん。私の2期後の塾生さんなのに成長早っ!。
仙台の音やんさん。女性を彫らせたらトップクラスの一人。
関西のムークスさん。作品の幅が広い。
兵庫のきこりオヤジさん。来年の干支“龍”を彫る人が多かったのですが、この龍が一番印象に残りました。
木一吉さん。今回初めてお目にかかりました。
木一吉ワールドというべき独特の世界をお持ちで、今回の作品もワールド全開でしたが見とれて写真撮り忘れました。で、過去作品。
透明人間風のオバケ本体が自分のカボチャ頭を持ち上げています。4、5年前のどこかの大会での作品だったと思います。ネットで見てその発想に強烈なインパクトを受け、いずれ腕が上ったら参考にさせていただこうと画像を保存しておいたものです。一吉ワールドの一端がお分かりいただけると思います。
ご本人は想像に反して大変シャイな方でした。作品制作に関しては一家言をお持ちでしたが。
秋の出店予定(9月27日log)一部変更追加です。
9月29日 「醍醐市」 醍醐寺(終了)
10月1日 「森の手づくり市」 下鴨神社(終了)
10月8日-9日 「アートにふれる2日間in KEIHOKU」 京都ゼミナールハウス(終了)
10月15-16日 「チェンソーカービングキャンプ」長野県安曇野市長峰山天平の森
10月23日 「上賀茂市」 上賀茂神社
10月29日 「醍醐市」 醍醐寺 まつたけ十字軍の外せないお役目のためやむを得ず出店を中止します。
11月5日 「小町市」 隋心院
11月19日 「ものづくりArt Town」 京都市役所前広場
10月10日、粟田神社神幸祭に行ってきました。
今年もまつたけ十字軍の仲間ザッケローニ・吉川さんが剣鉾巡行を行います。
何年も続けている吉川さんもさすがに寄る年波には勝てず?差し上げのとき少しよろめいてヒヤッとさせる場面も。なにしろこの剣鉾40kgもあるといいます。なんとか差し上げて立派に鈴の音も出ました。
この日は手づくり市仲間の刻紙庵さん製作の切り絵灯籠が使われる、八瀬秋元神社の奇祭赦免地踊も見に行く予定をしていましたが、日を1日間違えてしまっていました!。実際は10月9日、残念。赦免地踊については過去ログ参照ください。
というクラフトイベントに出店しました。
8日-9日の2日間、会場は右京区京北(旧 京北町)の京都府立ゼミナールハウス。
昨年から始まり今年で2回目とのこと。
数年前の行政改革で北桑田郡京北町から京都市右京区京北になったとはいえ、京都市街からはいくつも峠(多くはトンネルが開通している)を越えて来なければならず、車で1時間以上かかります。
京北は自然豊かな林業の町。ログハウスメーカーもあります。そうした環境を好んでか、近年工房を構える木工、陶芸などの作家さんが増えているようで、京都市街地の手づくり市に比べるとかなり作品のレベルが高いのにびっくり。高級家具店だらけの中に日曜大工のオッサンが一人という感じで正直ちょっと気後れしてしまいましたが、間伐材そのままの素朴さがウリなんだしと開き直って出店。
奈良、愛知、兵庫、ほか他府県からの出店者さんも多く、京都市街地の手づくり市でよく見かける出店者さんはほとんどいませんでした。木工はじめ陶芸などもいわゆる「手づくり市」よりはちょっとレベルの高い「クラフト市」という印象でした。
マイブース(8日朝)
(9日夕)上の写真からなくなったものが売れたことになります。少しでも売れただけでもホッとしました。
お向かいは地元の葵工芸さん。プロです。
となりのmintsさん。プラスチック粘土のカラフルでカワイイお菓子のデコ体験。2日間とも女の子達で大賑わい。うらやましい。
意気投合した奈良の作家、Uncle Wagenさん。
座面に革紐、ピンセット型に強化した脚のスツール、こんな手法もあるのだなと刺激を受けました。
地元北桑田高校には全国的にもユニークな森林リサーチ科というのがあり、高校生の作品レベルも高い。
今年初めころ、北桑田高校近くにあるマンガン鉱山の持ち主が、採掘権をめぐる行政とのトラブルで大音量のサイレンを流し続けて授業を妨害するというイヤガラセをやって問題となった。
戦時中の丹波マンガン鉱山では朝鮮人に苛酷な強制労働を強いていたという恥ずかしい歴史があった。その歴史の教訓を後世に残そうと徴用された朝鮮人の一人が戦後、私財を投じて「丹波マンガン記念館」を開設したが資金難で昨年閉鎖に追い込まれた。
しかし支援者を中心に再開の機運が高まり、昨年秋にはサッカーワールドカップで韓国の応援歌を歌ったロックバンド(YB)も京都で支援チャリティコンサートを行ったことは前に書いた。
私も陰ながら応援の気持ちを持っていたのだが、高校関係者の話では騒音イヤガラセの張本人は「丹波マンガン記念館」のオーナーであったそうな。支援者の努力を裏切るような行為になんだかガッカリで応援の気持ちもなくなってしまった。
なんと石窯ピザ屋さんが。会場に石窯を持ち込んで焼いていたのにはビックリ。市街地の手作りイベントではありえない光景だ。
紙粘土のエイリアン。当時の映画の特撮技術では長いカットを出せずエイリアンの登場場面も短いカットの連続で全体像がつかみにくく製作に苦労したのだそう。
ヤギやウサギ、モルモットとのふれあい喫茶コーナー。猫カフェならぬヤギカフェ?これまた普通の手づくりイベントではありえない!
陶芸ならぬ石芸?
1日目夜は出店者交流会。
木工仲間と。
おとなりさん。JYH(女子幼稚園保育園児)、JS(女子小学生)に大人気、粘土スイーツ工芸のmintsご夫妻。
下鴨神社で半年ごとに年2回開催されている「森の手づくり市」に出店しました。
マイブース
開場直後9時20分ころはまだ人影も少ない(といってもほかの市と比べると出だしは好調)。昼前後は広い通路もまっすぐ歩けないほどの人出でした。
かなりの賑わいで、開催時間の9:00-16:00の間、お客さんの途切れることはありませんでした。客層も男女、年齢、職業・ライフスタイルでまんべんなく、障害者の方々が車椅子でお店巡りを楽しんでいたり、観光客(下鴨神社参拝?観光バス)もあり非常に幅広い印象。
200店もの出店のわりには会場通路も広く(上賀茂は通路がやや狭い)、周辺の境内空間も広くて上賀茂神社の市同様ファミリーで楽しめる良い雰囲気。ヤクザの元締めとテキ屋集団まがいの市も見られる中、市民的手づくり市として良質な方だと思いました。
ハガキやメディアでの広報や青空コンサートも催されるなど主催者さんの集客への企画・努力も感じられました。そのためか、土曜日曜各200店の募集に関西のみならず全国各地から600以上の応募があったそうです。
ただ、上賀茂のように主催者側の恣意的選別があるのかどうかは分かりませんが、アクセサリー関連の出店が8割近くを占めている印象を受け、店のバラエティーという点ではもう少し工夫があってもいいかなと感じました。