WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

灼熱の上賀茂市(6/26)

2011年06月28日 | 手づくり市

26日、上賀茂神社手づくり市に出店。ムチャクチャ暑かった。
これで3回目。2月、4月、6月と当選。もしこれが8月、10月、...と続くと、もしかして?とちょっと作為を疑ってしまいそう。

「ならの小川」も水遊びの親子連れがいっぱい。気持ちよさそう。こういうところが上賀茂市のいいところ。

小川沿いの森の中は涼しかった。

マイブース

暑くて製作が停滞気味で品数が少ない

 この日は思いがけない方に訪問いただきうれしかった。
一昨年、 「初めてのイス展」に出展したが、そのとき印象に残った集成材風いすの作者さん(残念なことにお名前を伺い忘れた)。

 あのイス、子供目線の見事なデザインにも感服したのですが、さらに奥があったことを教えていただきました。
 いったん仮組み整形したものをバラして中を抜いてから再度組み立ててあるそうな。子供が 扱うのに軽いようにという配慮。そこまでは思い至りませんでした(持ってみれば気づいたかもしれませんが)。参りました。
 もっぱら端材を集成して器他いろいろ製作されているそうで、ご持参の菓子器?も見せていただきました。それはそれは手の込んだ見事な細工でした。こういう芸風の木工作家さんは初めて、勉強になりました。でも私にはムリかも。

 さて商売の方ですが、4本足ベンチやスツール、枝木のコートハンガーなどは手間暇かかるわりになかなか買ってもらえない。丸太ベンチや丸太のカービングは案外作るのは楽なのだが都会の住人には物珍しいのか意外に売れる。

 個人的にはラスティック風の方が好きなのだが、商売としてはログ風の方がウケる。なので、最近はログ風を増やした。ただ、ログ風は持っていくのが大変。売れ残るとまた持って帰るのも大変。

 米袋バッグ好調、エゾモモンガも「モモンガ大好き」という若い女性が買ってくれた(モモンガ好き同士うれしかったです)。暑くてもうダメかと思っていましたが、閉店間際にスツール、ベンチ、ハンガーラックも売れてよかった。けど、売れたら売れたでますます品不足に。今週は明日醍醐、土曜日小町と連続するのに出すもんがない!。えらいこっちゃ。

 で、ブログどころではなくこの2日間はクソ暑い中追加製作。今日は特に暑く2個でダウン、思うように進まず疲れた。

気になったお店。
店名忘れた。木喰さんや円空さんのようなミニ仏像が面白かった。


木工の定番、木の食器を出す店はたくさんあるけれど、中央上のコーヒーカップ?の持ち手のデザインが洒落ていた。


エゾモモンガ

2011年06月23日 | チェンソーカービング

こんなにカワイイ動物が日本にいたなんて!びっくりしました。
日本だけでなく世界中の動物達の中でもカワイイ度はトップクラスだと思います。
エゾモモンガ。

おっ

カ、カワイイ!

もーたまらん

空も飛びます。

で、作ってみました。

練習してオハコにしたいと思います。


杉良太郎

2011年06月18日 | 一日一作

 杉良太郎(すぎよしたろう)と読みます。“すぎりょうたろう”ではありません。山仕事体験サークルです。
 間伐材木工ワークショップにお誘いをいただき、間伐材の有効活用は私も関心の高いテーマなので参加させていただきました。

今回は自分達で伐採してきた間伐ヒノキを製材してスプーンを作るというもの。
会場と指導は京都市北区鷹峯の山中にあるワシタカ工藝さん。

製材したヒノキの板からテーブルソーで原形を切り抜きナイフや彫刻刀で整形しサンドペーパーで磨き、山で採ってきた天然のオニグルミの油を塗って仕上げました。
天然木材保護塗料としては亜麻仁油やエゴマ油などが代表的ですが、胡桃油は知りませんでした。亜麻仁油やエゴマ油を塗ると樹種にもよりますが多少なりとも色合いに変化が現れますが、胡桃油は塗ったのがほとんど分からない感じです。


福知山 手作りまあけっと

2011年06月13日 | 手づくり市

日曜日、タコ焼き屋Kさんのお誘いで、福知山市石原で開催された「手作りまあけっと」に出店させていただきました。

ところで「石原」は「いさ」と読むそうです。どう見ても「いしはら」としか読めない、どうして「いさ」なんだろう?
福知山には他にもとても読めない地名が。
「多保市」。「たほいち」じゃないですよ。「とのいち」と読むらしい。なんでやねん。「六人部」?。流れから「ろくにんぶ」ではないとは想像がつくけれど..。「むとべ」。まあ、いわれてみれば「とのいち」よりは納得。

さて手づくり市。10数店ほどの超ミニミニ市。

ミニミニではあるけれど、業者や香具師の入り込んでいない本当の手づくり市でいい雰囲気でした。

マイブース

 田舎の小さな市なので「売り上げは二の次、まあ、楽しめればいいや」とそれほど期待はしていなかったのですが、そのわりにはお客さんは多く、そこそこ売り上げもありました。
なんか出店者もお客さんも都会のようにスレてなくてホッコリして楽しかった。

 となりのお米屋さん、有機栽培のコシヒカリ10kgがなんとたったの3,000円。安っ!即買っちゃいました。

お誘いいただいたタコ焼き屋Kさん。元体育の先生という変り種。子供達の喜ぶのが楽しくてタコ焼き屋に転身したそうです。

トロリ、フワフワのおいしいタコ焼きです。見かけたらぜひ食べてみてください。

沖縄おやつの店「島人(しまんちゅう)まるころ亭」さん。

左のざるに山盛りの丸いお菓子はサーターアンダーギー、1個100円。子供のころに食べた揚げドーナツのような素朴で懐かしい味でした。他に黒糖、黒糖豆など。

猫屋さん!?一匹〇円?

まさかね。実は子猫ちゃんの里親探し出店でした。茶色やグレーのトラ猫ちゃんたちは無事里親さんに引き取られていったようですが、なぜか黒っぽい子たちばかりが取り残されていました。ちょっとかわいそう
ちなみにわが家の“黒っぽい”オヤジ猫テンさんです。「暑~いぜー」


小町手づくり市(6/4)

2011年06月06日 | 手づくり市

29日の醍醐市は台風接近のため残念ながら中止となりました。
近畿はそんなに影響はないと思っていたのですが30日の夜はかなりの強風だったようで、まつたけ山でも物置が倒れたり倉庫のトタン屋根が飛ばされたりしました(まつたけ十字軍HP)。

そんな中、6月4日の小町手づくり市は梅雨の中休みということで暑い一日でした。
出店は82店舗とのことで結構な数でしたが、暑かったためかお客さんの出は多くなく、午後からはほとんど人通りがなくなってしまいました。

マイブース

前回、丸太ベンチが売れたので今回は大小4点だしてみました。丸太製品は場所をとるので狭いブースには置けないし、お客さんも「いいけど持って帰れないしなあ」という声が多く売れないと思いあまり出してきませんでした。
この市ではありがたいことに角地のブースを割り振っていただいたので、角の空きスペースに来場者の休憩用も兼ねて展示させていただくことができています。

さすがに売れるとは思っていませんでしたがパイロット製品としてデッカイloveベンチとカービングの定番WELCOMEフクロウも試しに出してみました。

ベンチは見てくれるお客さんは多かったですが、やっぱり値段見てパスされてしまいました。こういうのは持ち運びが大変なので出品は今回限り。もちろんこの状態で持ち運びは不可能です。運ぶときは全部バラしてまた組み立てられるように作ってます。ネジや金具などは一切使っていません。

今回は一番左の定番ログベンチと、WELCOMEフクロウも売れました。手づくり市では、大物はなかなか売れないリスクはありますが売れると利益も大きいし、これからも手ごろなのを少し増やしてみるつもり。

気になったお店
今回は出店数が多いと聞いたわりにはあまり惹かれるお店は少なかった。
babbo-craftさん

こう言っては他の手づくり市の作家さんには失礼ですが、とても手づくり市レベルの作り手さんではないことは、商品を一目見て分かりました。今回は手づくり市向けの品揃えをされてこられたということでしたがカッティングボードの持ち手の仕口やオイルフィニッシュの仕上げなどみてもただ者ではないことが分かります。

おなじみの刻紙庵さん

右下の、行ったことのある人なら一目で分かる三年坂、わずか20cm四方あまりの色紙の奥に向かって200m以上の圧倒的距離感、巧みな日差しと陰。切り絵でここまでかの地の雰囲気が表現できるとは!

お昼にはジャグリングの大道芸もありました。