岩倉では今シーズン初の大雪。といってもせいぜい15cmくらいですが。
沖縄コザしんきんマルシェ
4日前に津堅島でライブされたじーまーみさんも出演されるのでやってきました。
わざわざ千葉から来られてた追っかけオジサンFさんと。
マルシェで見つけたスポーツメンコ。アイデアに脱帽。1個買いました、が、1個では遊べないことに後で気がついた。マヌケー。
プレイヤーはゲーム用カードケースに好きなキャラクターカードを入れて、床に置いた相手のカードケースに自分のカードケースをあて、裏返せたら1点。それを野球のように攻守交代で何回かやって合計点で勝負を決める。
シンプルで分かりやすく大人も子供も平等に遊べる。テレビゲームのようなカード集めに狂奔する不健康さ無駄遣いもなく、健康的で経済的。カードを自分で作れば創造的でもある。
うさぎ焼きもおいしかった。
回転焼き(大判焼き)のプレートで焼いたでっかいたこ焼き。食べログでの評価は低いですが、関西人にとっては懐かしい味だった。
15世紀ころの琉球戦国時代、もともと首里王府の出城でしたが、海洋貿易で勢力を拡大し首里王府を脅かす存在となった阿麻和利に備えるため、築城の名手と言われた王府家臣の護佐丸によって改良増築されました。石積み技術の博物館とも言われ、野面積み、布積み、あいかた積みへと続く技術の進展をまとめて観察することができます。芸術的な城壁の曲線と、東の太平洋から西の東シナ海まで360度の眺望を誇る、阿麻和利の勝連城とともに好きなグスクの1つです。
正月明け、1月中下旬は沖縄観光が最も落ち込む端境期。LCCの運賃も宿泊料金もほぼ年間最安値。
でもそんな時期だからこそお得に沖縄を楽しめるところがあるのです。
1.花見。1月中旬~2月上旬は寒緋桜の季節。おきなわ特有の桜でソメイヨシノよりピンクが濃い。開花期間が長い。ソメイヨシノのようにパッと一斉に塊のように木を埋め尽くすほど咲いて、一週間ほどで桜吹雪となってパッと散るはかない華やかさはありませんが、1ヶ月くらいは楽しめます。沖縄県人は歌舞音曲、お祭り好きですが、本土の花見のような場所を取りあって酒を飲んでバカ騒ぎといった風習はありません。
本部町八重岳桜まつりに花見ドライブ。
2.ミカンの食べ比べ
沖縄では各地でいろいろな種類のミカンが作られており、12月~3月ころの期間に順次熟して行くので食べ比べを楽しめます。もっともポピュラーなタンカン、シークワーサー、キンカンから珍しい大紅、四季柑などなど。
超酸っぱいイメージのシークワーサーも完熟するとすごく甘くてジューシーなのを知って驚きました。
とあるみかん農園で販売されていたミカン苗の画像でどんな品種があるのかご覧ください。
完熟シークワーサー。とても甘くてジューシーで驚いた。
タンカン。
この季節、沖縄で最もポピュラーなミカン。皮が見た目シミソバカス顔でイマイチの上、固くてむきにくいが中身はとても濃い甘さでジューシー。やはり味は一番かな。栽培量も多くタンカン狩りができる農園も多い。
四季柑。小粒だけど甘味強くジューシー。
大紅。
タンカンより一回り大きめで皮がやや赤みがかっている。甘さと酸っぱさのバランスよく、大きい分、食べ応えもある。
スウィートスプリング。
温州ミカンと八朔のハイブリッドだそう。少し酸味が強かったが、完熟はもう少し先とのこと。機会があれば2月頃に試食してみたい。
サンセットクィーン。
タンカンの改良種だそう。タンカンよりやや酸味は強い感じだが、外皮がつるんとしてむきやすく見た目は確かにタンカンよりよい。作付け量はまだ多くないらしい。観光客向けか。
天草。
長崎県で開発された超高級品種だそう。なので試食用も置いてなかった。残念。「清見タンゴール」、「興津早生みかん」、「ページオレンジ」を掛け合わせた品種だそう。と言われてもこの3種も知らないのでどんな味かは分かりません。
セミノール。
残念ながら実がついていなかった。これまた高級みかんだそうで試食用もなし。ただ本土でも栽培されており、沖縄より遅れて3月~4月頃出荷されるそう。百貨店か高級果物店で手に入るかも?
デビュー1年の若手沖縄民謡ユニット「じーまーみ」さんのライブです。
私が「じーまーみ」を知ったのは1昨年の年末ごろ、あるユーチューバーさんがアップされていた、一昨年秋の琉球村での「じーまーみ」デビュー動画でした。
初々しさとは裏腹に、三線も唄もトークも初舞台とは思えない完成度でひっくり返りそうになりました。およそ新人で三拍子そろってる人はまずいません。その上、ビジュアルもとびぬけて美人とは言いにくいですが(笑)、なんとも可愛らしく愛きょうたっぷり。すぐファンになってしまいました。後で本職はバスガイドさんと知ってなるほどとは思いましたが。
おそらくデビューがコロナ禍真っ最中というアンラッキーがなかったならもっとブレイクされていたでしょう。それなのに自分たちを「ポンコツ」と呼ぶほど謙虚。知ればだれでも応援したくなると思います。
ステージスタイルも、ウチナーグチで独特のメロディー・リズムの沖縄民謡の意味や背景を簡潔に興味深く解説してから歌われるので、BIGINの「三線の花」に歌われるように本土の人間にとっては「退屈でたまらない」民謡でも身近で魅力的なものにしてくれます。多くの方がカバーしている「軽便鉄道節」ですが、じーまーみのがダントツでいっぺんに好きになりました。
神谷荘さんのライブ配信映像をお借りしてのご紹介です。ぜひご覧ください。あなたもきっとファンになるはず。
商標名が一般名化した代表例としては、「セロテープ」「タッパー」「プチプチ」「ウォシュレット」「シャチハタ」「ユンボ」「Wi-Fi」などなど結構ありますね。
WIND MILLのポーク。原産国オランダ。沖縄の庶民スーパーかねひで直輸入のためか、かねひでで最安の198円。他にデンマーク産のTulipとかアメリカホーメル社のSPAM(最高値500円弱)、民族資本の沖ハム製ポークとかがある。
これは一般向け340g缶ですが、5kgぐらい入ってそうな円筒形の業務用缶!も民宿で見せてもらったことがあります。
ライブカフェ森のくまさんで「軽便鉄道節」をやらせていただきました。動画をお送りいただいたのでお恥ずかしいですがあげておきます。
全体の歌詞は下記のとおり。80年以上前の歌だけど、1、2番なんてなかなかロックだと思いませんか😎。
「シッタンガラガラ」は、ケイビンの雰囲気を端的に表現した何と秀逸なオノマトペであることか。これが「シュッポシュッポ ガタンゴトン」なんかだったらケイビンの雰囲気は伝わらなかったでしょう。
汽笛の音「アフィー」とおニィさんのニュアンスのウチナーグチ「アフィー」をかけた歌詞センスも抜群。歌詞内容にマッチしたノリのいいメロディー。
私、この歌は噛めば噛むほど味わい深い名作だと思います。
軽便鉄道は戦前の沖縄にあった県営鉄道で県民生活には欠かせないものだったようですが、ほんとうにほんとうに残念なことに沖縄戦で無くなってしまいました。
いろいろ調べていくと、沖縄の戦前戦後の変わりようを反映する悲喜こもごものエピソードがたくさんあります。それらはいずれまたの機会に。
軽便鉄道節(ケイビン) 作詞:徳田案周 作曲:三田信一
1.※1 シッタン ガラガラ シッタン ガラガラ
ケイビン汽車乗てぃ まーかいが ※
那覇(なふぁ)ぬ市(まち)ぐゎぬ 樽皮屋(たるかわや)
買うてぃ戻やい 砂糖代(さーたーでー)
だてぃーん儲けてぃ 家(やー)ふちゅん
シタイ あふぃ小(ぐゎー) ちばりーよー
※2 鳴ゆる汽笛ん アフィー アフィー
シッタンガラガラ シッタンガラガラ ※
<大意>
ケイビン汽車乗ってどこ行くの?
おニィさーん、那覇の市場で砂糖商売でたくさん稼いだら家を建ててよね(そしたらウチはあんたのものよ)。がんばってー、ファイトォー。
2.※1繰り返し
那覇(なふぁ)いっぺー とぅんみぐる
桃売(むむうい)あん小(ぐゎー) 志情(すなさき)や
機関車やかてぃん てーちかてぃ
さーれー三貫 まんぶりー
※繰り返し
<大意>
さあ、那覇で一仕事してとんぼ返り。だって桃売り(果物の桃売りにかけて実際に売ってるのは...、ご想像にお任せします😅)のカワイイあん娘(こ)は俺にベタ惚れ、機関車よりも燃えてるぜ。誰にも手を出させやしねーさ。
3.※1繰り返し
九年母(くぬぶ)かみてぃぬ 昼あちねー
宜野湾村の カーブチー
池原(いちばる) 登川(ぬぐんじゃー)ぬ シークヮーサー
買(こう)んそらに 買(こ)みそうり
※2繰り返し
<大意>
沖縄では各地特産の多種類の柑橘類が栽培されています。
くぬぶ、宜野湾のカーブチー、池原、登川のシークヮーサーなどなど。それらもケイビンで大量消費地那覇に運ばれて商い(昼あちねー)された。
4.※1繰り返し
今日(ちゅう)や門中ぬ 御清明(うしいみい)
クワッチーしこうてぃ イーマール
親戚兄さん 中学生
いとこの姉さん 女学校
※2繰り返し
<大意>
今日はケイビンであちこちから一族集まっての御清明(先祖供養のまつり)の日。みんなでご馳走(クワッチー)持ち寄って大宴会さ。親戚のお兄さん(このお兄さんは、「おニィさん」ではない普通のお兄さん)は中学生、いとこの姉さんは女学校生だよ。
(沖縄では祖先、一族を大事にし、事あるごとに一族集まっての寄り合いが行われる)
まだしぶとく、未練がましく生きとりますが、年取ると何事も億劫になります。この正月で年賀状仕舞いとさせていただくことにしました。