森林調査の仕事で京都市北端の山奥、大悲山方面へ行ったときのこと。麓の峰定寺から少し先にある三本杉です。
三本の杉の大木がほぼ同じ大きさに育ち、中央で合体したとても珍しい姿をしています。
樹齢約1,200年といいますから芽を出したのはちょうど平安遷都の頃。「京都の自然200選」にも選ばれているそうです。一帯は国有林となっています。
森林調査の仕事で京都市北端の山奥、大悲山方面へ行ったときのこと。麓の峰定寺から少し先にある三本杉です。
三本の杉の大木がほぼ同じ大きさに育ち、中央で合体したとても珍しい姿をしています。
樹齢約1,200年といいますから芽を出したのはちょうど平安遷都の頃。「京都の自然200選」にも選ばれているそうです。一帯は国有林となっています。
友人と中央卸売市場に最近できた回転寿司を試しに行ったときのこと。
「エビ(とだけ書いてあるところがミソなんですね)が品不足のため、105円→185円に改定させていただきます」
との貼り紙が。
ついこの間まで有名ホテルレストランをはじめつぎつぎと食材偽装がバレ、あるいは内(外)部告発されないうちにドサクサ紛れに「うちもやってました、スンマヘン」と謝ってしまえ(ばダメージも少ない、と小賢しいことを考えたのだろうけど)と自首したところなど、中国も顔負けの食材偽装暴露が相次いでいた。
今はヒトラー・ナチスばりの「国家秘密保護法」旋風ですでに国民の記憶からは吹き飛ばされ、自首合戦に乗り遅れて戦線恐々だった偽装仲間連中は胸をなでおろしてほくそ笑んでいることだろう...。
話がそれたけど、日本人特有の「のどもと過ぎれば...」の面目躍如な現象ではある。おそらく来年にはもう「国家秘密保護法」のことなどみんなキレイさっぱり忘れているんだろうな。それでメシ食ってる連中だけは相変わらず騒ぎ続けてるだろうけど。
だいたい、あの食材偽装事件、誤魔化して暴利をむさぼっていた連中はもちろん悪いんだけれど、それよりなにより食通、グルメぶってエラそうにウンチク・講釈を垂れていた連中こそがいい面の皮であったのがオチだった。
これは環境・エネルギー問題にも通ずる。「再生可能エネルギー」などとありえないことをエラそうに語って無知な国民をたぶらかす連中がいる。熱力学の基礎の基礎も理解できていない連中のたわごとだが。
そういえば、偽装レストランのホテルの中にはミシュランのお星様をいただいているヤツもあったなあ。当のミシュランさんは、「うちはレストランの評価だけをしているわけではなく、ホテル全体のサービスを評価しているので」などとわけの分からんトンチンカンな言い訳をしていたっけ(逆だろう。しかもレストランの評価さえロクにできていなかったのがバレただけじゃないの?)。
まそれはともかく、回転寿司のエビに話を戻しますが、そもそもクルマエビなど上等のエビを安物のバナメイエビやブラックタイガーで偽装していたのがバレたんだから、「ゴメンナサイ」して襟を正したのなら品不足になるのはむしろ高級エビのはずなんだがナア...。なんで回転寿司の安物エビが品薄になるのかしらん?むしろ余るはずだろうに、私には分かりません?お得意の便乗値上げ?
唯一考えられるとすれば、時節柄需要が増えているであろう「高級?出来合いおせち」の方に回っているのかな?おせちじゃ単に“エビ”ってだけ書いておけば何使おうが偽装にはならんのだろうし。そんなおせちをありがたがって買ってるお方こそまっこと「オメデタイ」ってか。お後がよろしいようで。
ちなみに、かの回転寿司で握っていた職人さんに「このエビは何エビですか?」ってたずねたところ、困ったような顔で「ちょっとお待ちください」と言ってしばらく店の奥へ引っ込んでしまった。(回転寿司で“クルマエビ”なわけがないのに、あえて聞く客もヤな客ですね)
責任者にバラしていいか聞きに行ったのか、ほんとに知らなかった(それはそれで問題だろう)のか、出てきたときの答は「バナメイエビです」。
12月1日の小町手づくり市。
大阪での展示会直後だったため片付ける間もなく、前夜撤収した軽トラのままで出かけるはめになってしまいました。
で、でっかいログベンチもそのまま出品。さすがに目だって結構立ち寄ってくれるお客さんが多くキャッチ効果は抜群。まあ、買って帰るお客さんはいませんでしたが。
でも、今日はとっても嬉しいことがありました。
いつも来てくれるのに前回はお休みだった、私の中での小町マドンナ、麻里ちゃんが2ヶ月ぶりに顔を見せてくれました。
小町マドンナといえば、いつもは午後2時ころからパッタリと客足が止まるのに、2時を過ぎてもお客さんで賑わっているので不思議に思って聞くと、今日は「ミス小野小町」の撮影会があるのだということでした。
これは商売なんかやってる場合ではない、なんとしても見に行かなければ。
撮影会場は隋心院の中、店は放り出して拝観料400円を払って見に行ってきました。
ん~~、さすが。
ちゃんと一般拝観者の投票に基づいたきびしい審査を突破しただけあって、大金さえ積めば“ヘチャ”でもなれる(いくら美人でも貧乏人はゼッタイになれない)葵祭りの「斎王代」とは違って、気品漂う本物の平安美人でした。
先日、旧職場を退転職した仲間が集まってのOBかいがあったのですが、会場の沖縄料理「てぃだ」さん(大阪天六)では店員さんによる沖縄民謡のコンサートがあります。
お客さんが乗ってくると大カチャーシー大会になります。
そしてなんと、お客さんのテーブルにも来てくれて、ミニコンサートでリクエストに応えてくれるんです。まあ、店専属の“流し”さんのような感じですか。
「涙そうそう」と「島歌」をリクエスト。宮古島出身というウェイトレスさんがにわか流しになって三線の演奏も軽やかにリクエストに応えてくれました。
帰りにはわざわざ見送りに来てくれて、思わずツーショットまでお願いしてしまいました。
(惚れてまうやろ)
料金も1人5千円までとリーズナブルでした。おすすめ。
とにかくお客さんが....、少なかった。
真ん中にログベンチをで~んと。結構キャッチにはなりました。
ベンチに座って刻紙庵さんの切り絵をゆっくりと鑑賞いただこうという趣向です。
ハガキサイズの切り絵作品も。
切り絵というと面で構成された作品が多いのですが、刻紙庵さんの作品は多彩な線を使って構成されたオリジナリティの高い作品です。ゼッタイに一見の価値あります。小町市(隋心院)または百万遍手づくり市(知恩寺)で見ることができます。
外からショーウィンドウ越しに見たニットと着物リメイク作家さんの作品展示。
私にとっては初めての試みだったのですが、1日の来客数が多くても10人に届かない寂しさ。
老松通り界隈は、昔はギャラリーが軒を並べて賑わったであろう美術街だったことを偲ばせる面影は残ってはいましたが、今では周りをオフィスビルにとり囲まれてタイムスリップしたような、シャッターの下りたきりのギャラリーや空きテナント、開店休業状態の古美術店など、取り残された感を漂わせて人通りも無く寂しいものがありました。
1週間出展して記名帳に記された数はわずかに20名ほど。寂しすぎ。
私がご案内させていただいた方では、わざわざ遠くから足を運んでくださったMさん、Oさんありがとうございました。
売り上げもトータル1万円弱。そのうち3割はギャラリーの手数料になります。会場賃料1万円に交通費など考えると大赤字。まあ、何事も経験と思って出したのでチョッピリほろ苦い良い勉強にはなりました。
ただ、ご来店いただいた方には作品に好評価をいただけたのでちょっとだけ救われました。