右手に見えるのはビーチをほぼ占領するヒルトンホテル。
くぐり門の天井は座喜味城のようなクサビ技術は使われていない。
町は寂れ感あふれてるけれどなんか懐かしい町。
イラブチャーは外見からは意外なほど特にクセも味もない淡白な刺身。
もう30年近くも前、仕事の出張で沖縄へ行くことは何度かありましたがとても観光どころではなく、戦後ずっと米軍に占領されている島という以外、大して興味もわかず仕事をして帰るだけでした。
6年前、ムスメが沖縄で就業中にムスメの社宅に転がり込んで沖縄自由気まま旅をしてからいつかまた行きたいと思うようになっていました。
2020年、沖縄観光親善大使に任命された第39代ミス沖縄のお3方(現在は卒業されて個別の活動中)が、当年度はコロナ禍で沖縄を盛り上げるイベントや観光案内もまともにできない中、任期が1年延長された2021年、一から学んでYouTubeでの発信を始められました。しかも毎日更新!!毎日更新がどれだけ大変かは少しでもSNSにチャレンジしたことがある方ならお分かりでしょう。指笛の吹き方を検索したら偶然「ミス沖縄のおきなわ観光TV」にヒット。途中からでしたが見続けその奮闘ぶりに刺激を受けさらに沖縄への思いが強くなりました。
そして4月に念願の沖縄自由気まま旅。
沖縄観光の目玉は素晴らしい自然、とりわけ海の美しさ。夏のシーズンにはマリンスポーツで大いに賑わいます。
でも、それは沖縄の自然の魅力ではあるけれどあくまで表面でしかない。沖縄の文化、沖縄の人たちの考え方、暮らし、心を理解し楽しむ旅ではありません。沖縄の文化や人の良い面、ちょっと首を傾げざるを得ない面も含めて、そういうところに少しでも触れる旅がしたい。しかも金に任せるのではなくできるだけ経費を抑えて。4月の10日間の旅はその予行演習となりました。
9月28日から2週間、これまでの経験を踏まえて第2次沖縄自由気まま節約旅に出かけてきました。これからその記録も兼ねて少しずつアップしていきます。
本土から沖縄へはフェリーが廃止されて今は航空機しか手段がありません。当然、節約旅ではLCCを使うことになります。今回はピーチエアのセール運賃を利用。関空ー那覇片道4,580円ですが燃料チャージや空港使用料などがプラスされて8,000円くらいになります。往復だと16,000円。決して安くはないですが仕方ない。出発日時で航空運賃は大きく変わりますが、ある程度安い日に合わせられるのはリタイア組の特権。1,980円なんてセールもありますがネット予約が全くつながらず使い物になりません。本当に販売しているのかも疑問。
往路は関空14:00発ー那覇着16:30の便。着後は市内に移動し夕食後、あらかじめ予約をしておいたドミトリーの安宿に泊まって寝るだけ。夕食はコンビニ、ファミマで済ませました。
那覇の物価は全般に高く、夜の外食は最低でも1,000円、ライブ居酒屋でも入ろうもんなら最低でも3,000円くらいは覚悟しないといけません。
ゴーヤーチャンプルー弁当358円(沖縄ファミマ安い、美味い)、とアールグレイティー98円はスリランカのお茶だそう。紅茶とウーロン茶をブレンドしたような味。店員さんもスリランカ人?に見えた。知らんけど。フードコートみたいなイートインで食べても消費税8%だった。
5階建てだがエレベーターが無いのでなんと荷揚げ用のリフトが
smileCafe「はなきんライブ」。三線を弾くふーちゃんと急遽新ユニット結成。数曲やらせていただきましたが、最もポピュラーな沖縄民謡、安里屋ユンタの動画をあげていただいたので転載します。
まつたけ山復活を目指して整備している山の現状を点検・調査しているときのことでした。
藪の中を歩いた後、ふとズボンに何か付いているのに気づくとマダニ(タカサゴキララマダニ)でした。
幸い、長そで長ズボンに足元はスパッツで覆っての完全防備?をとっていたおかげで衣服内への侵入は防げました。
タカサゴキララマダニ
大きさは本体直径5~6㎜ほど、足も含めると幅1cmくらいとマダニの中では大きい方です。吸血すると2,3倍に膨れた赤黒い塊のようになります。昆虫ではなく、8本足の節足動物でクモに近い生き物です。
世界中にマダニの仲間は意外に多く700種以上いるそうです。日本で藪歩行中にとりつかれる可能性のあるマダニは、他にやや小型3~4mmくらいのフタトゲチマダニ、ヤマトマダニなどがあります(京都市広報)。
マダニに吸血されただけならかゆみ、発疹などが出る程度ですが、問題はマダニが媒介する感染症です。
ダニ媒介感染症の例としては、重症熱性血小板減少症候群、日本紅斑熱、つつが虫病などがあります(京都府広報)。また、皮膚に食いついたマダニを無理やり取り去ると、跡に食い込んだマダニの顎が残りかゆみや炎症が長く残ったり化膿したりします。
マダニの活動が活発な春から秋にかけては藪を歩く場合は、完全防備でも背中など気づきにくい服の表面にとりついていることもあるので、家へ持って帰らないようにくれぐれもご注意を。