今年最終 上賀茂市

１２月２３日上賀茂神社、今年最後の出店となりました。

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左隣は乾物屋さん。手づくり市をはじめとした露天販売歴は３０年近くになるとか。息子さんにも暖簾分けし、手分けしてあちこちに出店されているそう。「昔は１日で４０万円売ったこともあるよ。この商売で家を２軒建てた。」！すごい、肝っ玉母さんです。
それでもやっぱりこのところの長引く不景気で売り上げは落ちてるそう。ま、うちよりはかなり売れてそうでしたが。

右のお方は“お隣さん”の陶器屋さん。まあとにかくおしゃべり好き。陶器のウンチク、他所の手づくり市の話などいろんなお話を聞かせていただきました。
“黒い陶器”で有名だそうで、注いだ後口からお茶が垂れない急須、器の円形やふちの水平に歪がなく、プラスチックなみに薄くて軽くて割れにくい丈夫な陶器が自慢。実際触らせてもらいましたが確かに薄くて軽い。

左下のヘビ、前回小町市での好評に味をしめ新作ヘビを出展。しかし、今回はさっぱり売れずあてがはずれてしまいました。
前回はW型のデザインでしたが加工が面倒だったので、今回はカーブを一つ減らしてU型のデザイン（左）にしたのですが．．．、

ムスメや山仲間には「鳥みたい」と言われてしまいました。２０個も作ったのにぜ～んぶ“在庫”となってしまいました。次の酉年、５年後まで置いとくか。
右のチェンソーカービングヘビは開店早々お買い上げいただけました。やっぱり“手抜き”はダメですね。

超寒かった小町市

12月2日、小町市。天気予報で「今年一番の寒さ」と言っていた通りの、超寒い一日でした。でもそんな寒さなのになぜかお客さんはそこそこあって、売り上げは予想外の約2万円。懐は少し暖まりました。お客さんの中には「家に入っていたビラを見て初めて来ました。」という方もおられ、主催者さんの集客努力を感じました。

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あざとく作っていったヘビ、思惑通りほぼ完売。ありがたいことです。

超寒予報のせいか、出店も所々歯抜け状態。

主催者さんがところどころに数個石油ストーブを用意してくださいました。こんなちょっとしたところにも主催者さんの心遣い、この市の暖かさが感じられてうれしかった。

午後からは寒さに耐えかねた出店者たちがストーブの周りに集まって井戸端会議して過ごしました。
そんな中で、某超有名手づくり市のことが話題にのぼりました。
ある出店者さんによると、あまりのえこひいきとルール無視にブーイングがたくさんあがったとみえ、最近になって前夜からの場所取りや、仲間同士での場所囲い込みをやめるように指導があり、規則どおり朝一の笛の合図でいっせいに場所取りをするようになったんだとか。でもあの狭い境内で朝の短い時間に、400人もがいっせいに公平に場所取りなんて現実的に本当にできるのだろうかと私は半信半疑ですが。なんだか嫌な世界を見せ付けられそうな気がします。

また、最近は業者ばかりで、女性の本当に手づくり品をコツコツと作っているような人たちの出店が減っているとのこと。さもありなん、そういう人たちは上賀茂市などに流れているような気がします。

一方で、あちらには出店したことがないという出店者さんに、「年会費払えば抽選漏れなく出店できてええよ」などと入れ知恵する、“業者”出店者さんもいて「まだまだだなあ」と思ったりもしました。