WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

”太陽光発電ムラ”の姑息な言い訳と「地球にやさしい」人たちの錯覚

2019年01月28日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

今日、消費者庁消費者安全調査委員会が、調査報告書「消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書/住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」を公表した。

家庭用太陽光発電システムのうち事故データバンク登録127件中、命に係わる事故につながる恐れのある事故72件の事故部位と原因を重点調査した、というものである。

これに対し、原子力ムラならぬ”太陽光発電ムラ”を具現化した団体「太陽光発電協会」が間を置かず反応し、”弁解文書”「消費者安全調査委員会 調査報告書「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」について」を発表した。

その内容は、要約すると「悪いのは手抜き工事の施工業者と点検を怠っているユーザーであって、太陽光発電システムそのものは何も悪くない」開き直ったものである。

施工の問題や老朽化・メンテナンスの問題は当初から分かっていたことである。それを隠して「法外な電力固定価格買い取り制度」で一般消費者の功利心をあおり、「地球にやさしい」に貢献していると錯覚させ、
「20年は持ちますよ」とメンテナンスフリーであるかのように騙して、売り逃げを急いだ詐欺まがいの商法が思いのほか早くに馬脚を現してしまった。
さらに言えば、調査対象となった事故は発火・発煙などをたまたま見つけられて顕在化した一部に過ぎない。大事に至らず見過ごされたものや、いつ事故に至ってもおかしくない隠れ欠陥や老朽化は調査外である。

昨年の「固定価格買い取り制度」見直しや、電力会社の一時買い取り凍結などで太陽光発電熱は冷めてきており、業者の中には発電システムや部品の在庫を抱えてその処分に四苦八苦しているところも出てきている。
追い打ちをかけるような事故報告とメンテナンスフリーの甘言で騙した付けが回ってきては太陽光発電が「ハイ、終了」となってしまう恐れも出てきた。”太陽光発電ムラ”の慌てぶりが見て取れる。

これまで何度も指摘したことだが、「再生可能エネルギー」など存在しないのである。そんなことは物理学の基本をちゃんと理解していれば自明のことだ。現在の人類を頂点とした生命群、生態系を維持するために、有限の地球環境の寿命をできるだけ伸ばすためには、太陽から受けるエネルギーと宇宙へ放出するエネルギーの収支、すなわち地球のエネルギーフローをいかに恒常化させるかを考えて対策をとらねばならないのだ。

化石エネルギーだろうが、「再生可能エネルギー」だろうが、原子力エネルギー、はたまた未知の新エネルギー(ブラックマター?)だろうが、地球のエネルギーフローが+に傾けば「温暖化」、-に傾けば「寒冷化」、物理学の基本法則をきちんと踏まえれば実に簡単な話なのだ。


やっぱり”再生不可能”だった太陽光発電

2019年01月22日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

MSN Japanニュースより
太陽光発電の重い罪はこんなものではない。さらに10年後の日本には、有害物質だらけの大量の産廃ゴミと化した太陽光発電設備があふれかえり重大な”環境問題”となっているだろう。

<引用元>はこちら

すたれゆく太陽光発電ブームの残滓<不動産執行人は見た24>

 
ハーバービジネスオンライン
2019/01/22 15:30
 
ハーバービジネスオンライン
© FUSOSHA Publishing Inc. 提供 ハーバービジネスオンライン  

 差し押さえ・不動産執行の現場においても「流行」みたいなものはある。 

 過去には太陽熱温水器、違法3階増築、オール電化住宅といったムーブメントがあったが、昨今の大きな流れを構築していたものはと言えば、やはり「太陽光発電」となるだろう。

 最も加熱していた頃には、まず物件は屋根からの確認作業が行われ、ソーラーパネルのメーカーや枚数、売電による資産価値などが徹底的に調査された。

 また、太陽光発電システム単体でのローンが住宅ローンと別に組まれている場合も多く、このようなケースでは物件が差し押さえられる前に、太陽光発電システムを販売していた業者が屋根からソーラーパネルと関連機器を回収していくということも多発していた。

 この頃は太陽光発電システム販売業者も契約者の破綻や競売ということはあまり想定していなかったのか、ソーラーパネルを回収する際、イヤガラセのように屋根に空いたソーラーパネル取り付け穴を塞いでいかないという事例も少なくなかった。

 そんな太陽光発電ブームも売電価格の下落とともに下火になり、今や残債のある太陽光発電システムであろうがソーラーパネルを回収していく業者は皆無に等しい。

 背景には低価格な中国製ソーラーパネルの高品位化があり、回収費の方が高くついてしまうことすらあるためだ。

 不動産執行人の関心も著しく低下しており、「あれ?この家、ソーラーパネルありましたよねぇ?」「えっ?あったっけ?」といったやり取りが行われるほど。

◆日本ならではの設置業者の苦難

 このような流れで今回紹介する物件は、太陽光発電システム販売業者の事業所。

 工業地帯ながらも国道沿いに設けられた平屋建ての広い事業所で、屋根にはトンデモナイ面積のソーラーパネルが敷き詰められている。

 売電だけでも相当な利益が出ているのではと考えられたが、燦々と降り注ぐ太陽光をよそに売電メーターは全く回っていなかった。

 このように太陽光発電システム自体は取り付けられているものの、実際には稼働していないという事例は多発しており、パワーコンディショナーの故障により発電量が0になってしまったが、修理代が高額のため放置せざるを得ないというボヤキをよく聞かされる。

 それでもソーラーパネル自体はせっせと発電を続けているため、放置し続けたために発生してしまった漏電からの出火や感電という事例も耳にするので注意が必要だ。

「日本の太陽光発電システムは高い」

 こんな言葉がよく語られており、実際に他国と比較してみると日本の太陽光発電システム導入費用は確かに高い。

 中でも設置工事費が圧倒的に高いわけだが、これらが暴利であるならば彼らのような施工業者も潰れずに済む。

 業者に言わせれば災害が多く1軒1軒個性豊かで隣家との間隔も狭い日本の住宅事情を踏まえると、考えなければならないことも他国に比べ圧倒的に多いという。

 ちなみに「太陽光発電システム」以前のブームであった「太陽熱温水器」は、ブームから30年以上が経過しており、差し押さえ・不動産執行の現場でもよく見かけるが、現在でも動いているという報告は1度も聞いたことがない。

 日本の気象条件や災害事情を抱えながら屋根の上で長期ノーメンテナンスの稼働というのは、やはり難しい話なのだろう。

 そのため、施工費の薄利を補うため契約件数を営業努力で増やすという「右足」、そして売電利益という「左足」。この二本の足で漕ぎ続けられた自転車操業だったが、売電システムが故障に見舞われ瞬く間に推進力を失ってしまった。

 もちろん修理も検討されたようだが、売電価格の下落から今後の事業継続も困難と判断されそのまま不渡りを出す結果となった。

◆急増している、太陽光発電システム販売業者の倒産 

 改めて事業所に目を向けてみる。

 事業所としての許可を得るためには下水処理に問題があり、本来であれば事業許可がおりないタイプの物件であるため、債務者は何らかの抜け道的手法を使っていたのかもしれない。

 いずれにせよ次の買い手にはこの点を告知しなければならないため、買い手をつけるのは困難。もちろん、値段も下げざるを得ない。

 さらに発電量0の太陽光発電システムを付加設備としてプラス計上することも難しい。

 事業所内に足を踏み入れてみると、倒産間際の殺伐とした痕跡は残されておらず、比較的小奇麗に保たれている。

 とは言え、経営悪化の末期には従業員に対するノルマも厳しかったようで、ホワイトボードには訪問販売の予定地域が一人ひとりにギッシリと割り振られ、壁には前向きな標語や心に響く言葉、従業員を鼓舞するようなフレーズが所狭しと掲げられている。

 同時に罰金制度も厳しかったのか、ポジティブな言葉以上に罰金制度のルールを記した紙の張り出しが目立つ。

 倒産間際には経営者も追い詰められ、いわゆる「ブラック企業」化という状況に陥っていたのだろう―――。

 太陽光発電システム販売業者の倒産は、地域に限らず近年急速に増えている。売電価格は今後も緩やかな下り坂をたどる気配ということで、経営はますます難しくなる可能性が高い。

 もちろん業者が減少するということは自宅に太陽光発電システムを取り付ける人はさらに減少していくことになるのだが、ここからは国の電力政策に左右される部分になってくるため、再生可能エネルギーに関する政策には、「太陽光発電とは別の回答」が用意されているのだろう。

 この次なる回答も10年そこいらで簡単に“再生不可能”となるようなものでなければ良いのだが。


月に代わってお仕置きよ

2019年01月22日 | すぐれもの

昨夜は月の軌道が地球に最も近くなるスーパームーン。月が通常より大きく明るく見えるそうです。実際、いつもより大きいように感じられました。今夜も見られるようです。
写真はNikonP900の月モードで撮影。本来は鳥を撮ろうと思って手に入れたちょっと高機能なコンデジですが、月モードというのもあって、ドシロートが三脚も使わず手持ちで適当に撮ってもこんな写真が撮れました。さすがニコン!!
それにしても最近の政府、お役所の劣化ぶりはひどすぎます。「月に代わってお仕置きよ!」


フシミ酒三昧

2019年01月17日 | おもしろ博物館

酒どころ伏見の方々のプロデュースで酒三昧でした。
私は基本、下戸ですが、いろいろ味わうのは好きなのです😅
まずは月桂冠大倉記念館で日本酒のお勉強の後、フシミ大学で利き酒会。

月桂冠大倉記念館
館長自らご説明いただきました。さすがに要点を押さえた分かりやすい説明で勉強になりました。



全国日本酒品評会金賞(あのうさん臭いモンドセレクションではないよ)の月桂冠大吟醸、720ml 10,000円!(+消費税)。

個人ではとても手を出す勇気がないので参加者で試飲クラウドファンディング。一人500円の出資で36mlづつ試飲しました。さすがに美味しかったです。

左から、「月桂冠吟醸酒」、「月桂冠大吟醸」(金賞)、生酒「明君」(松山酒造 市販はされていない非売品、20度の生原酒、まだ発酵中で泡がシュワシュワ、日本酒のシャンパンのよう)。

「月桂冠大倉記念館」から大手筋の「フシミ大学」へ移動し、利き酒会。
初心者向け、3点の利き酒会。

京都純正酒米「祝」で作った復刻版。「祝」は栽培も醸造も難しいため廃れかけていたのを伏見の酒造組合が栽培農家とタッグを組んで復活させたそうです。

「匠」(京姫酒造)
もっと庶民的なお酒では、写真の「匠」(京姫酒造)がほのかに杉樽の香りもしてとても美味しかった。銘柄も醸造会社も初耳でしたが、ファンになりました。
私の中では今日のイチオシ。

京阪伏見桃山駅で見た「ヒラパー」のポスター。さすがヒラパー!

月桂冠の昔のポスター。
夢二風大正ロマンにアールデコ。

創業初期の月桂冠は、「玉泉」というブランドだったそうです。


明治時代に「月桂冠」となった。

小さいびんは一升瓶、大きい方はなんと一斗びん!?

 

 


炭酸発酵?

2019年01月09日 | ビンボー技

朝から雪でヒマだし、粉を炭酸で溶いたら、わざわざ発酵なんて手間のかかる面倒くさいステップを省略できるんじゃないかと、ふと思ってホットケーキを焼いてみた。予想通りふっくらできた!
今度パンでも試してみよう。😁

でもまあ多分、こういうくだらないこと好きな人が、すでにやってるんだろうな。