鹿背山元気芸術祭が3月21-22日、木津川市鹿背山で開催されました。
アートを通して里山と触れ合おうというイベントです。好天に恵まれて賑やかで楽しいイベントとなりました。
私もスタッフの一員として参加させていただく中で、地元の方々や現地で活躍されている作家さんなどたくさんの素敵な方々と出会うことができ、今後の製作へのいろんな刺激やヒントをいただきました。
会場入り口
入り口のモニュメントの木彫りを担当させていただきました。現地スタッフで陶芸家の福田さんのアイデアでみんなで柿渋を塗ると見違えるような立派なゲートモニュメントになりました。
左は、“鹿背山の名物尽くし”、柿、タケノコ、まつたけ、ドングリ、カブトムシ。
右は、鹿背山に生息する絶滅危惧種オオタカと、地元西念寺のおしょうさん揮毫の「おかえり」ポール。「ようこそ」ではなく「おかえり」、みんなのふるさとの意味が込められています。
ワークショップコーナーでは、現地スタッフの小川さんと「木のクラフト」ワークショップを担当させていただきました。隅っこでちょこっとスツールなどの販売もさせていただきました。
となりでは弓で絵の具を飛ばしてバッグに模様をつけるワークショップ(福田さん、李さん)。
いい年をして童心に帰ってはしゃぐ三品さん。
まつたけ十字軍の陶芸班も作陶ワークショップで参加。
ムスメ一家も孫を連れてきてくれました。木のバッチ作り、里山ピザ、音楽会など楽しそうでよかったです。
里山キッチン。予想外のたくさんのお客さんでてんてこ舞いだったようです。
やはり、山で食べる食事は美味しい。
誰がセットしたのか、お盆代わりのヒノキの輪切りプレートを利用したミニミニテーブル。ちょっとした工夫で里山は楽しい。
現地在住作家、加藤さんの楽器作りワークショップ。
同じく現地作家久保田さんのオカリナと木と陶のネックレスワークショップ。
“鹿背山文化会館大ホール”(ロビンさん命名)では、自然音楽家、ロビン・ロイドさんのコンサート。
アジア・アフリカをはじめ世界各国の自然素材で作った楽器の演奏。北欧の穴が無いのに音階が出せる不思議な笛、アフリカの有名なカリンバ、中東の羊の爪の楽器、牛の骨のマラカス、瓢箪を共鳴器に使い海の中をたゆたうような音のマリンバ、肩たたきにもなる南米の乾燥ナタ豆のマラカス、そして日本の尺八などなど、それぞれの国の生活と文化が偲ばれます。
また、秋にも開催のプランが出ているようで楽しみです。