作ったものの使い道がなくて置物状態だったポールハンガー。今や物価の優等生のバナナ(産地の事情でこれから値上がりするといううわさもあるけれど)特売を大人買いしたらようやく使い道を思いついた。
コロナの緊急事態宣言が明け、「まつたけ山復活させ隊」の定例活動も再開されました。
再開初日は、ずっと順延になっていた陶芸教室が行われました。
陶芸班の活動は、ザイセンチュウ感染により除伐された枯れ松の活用を目的に開始されました。10年前には立派な窯も作られました。
以前、手捻りの陶芸体験はやったことがありましたが、今回、初めてろくろによる成形体験をしました。やはり難しい。
成形準備の心出し工程。
回転軸がぶれないよう土の塊の回転中心を出します。
成形工程。
本当はこの後、茶碗や皿などに整形していきます。
しかし、ちょっとした手元の狂いでゆがみが生じてしまい、崩壊の恐れがあるためここでやめてしまいました。残念。
他の人もろくろ初心者は、最終成形工程に入る前の段階で壊してしまう人がほとんどでした。
コロナで山の活動も休止中ですが、注文をいただいたので久しぶりに制作をしました。
ご注文は小枝を利用した小物掛けですが、ついでにスツールとフクロウも製作。
たまに作っておかないと作り方を忘れることもあるので。
三脚イスは脚の長さが少々狂っていてもガタつかず直立するので一見、簡単に作れそうですが(事実、とりあえず「ガタつかない」という意味では簡単に作れます)、丸い座板を作るのと不定形な自然木の脚を見栄え良くそろえるのはなかなか大変です。
ここは赤道直下か!?というほど「危険な暑さ」が続きま
イス作りのワークショップ用部材なので仮組です。全部で7脚。
とあるニュータウンにある保育園のご依頼で竹のドームを作りました。
”産官”に時に+”学”、自然たっぷりの山間丘陵地を大規模開発するニュータウンの手法は、手っ取り早く儲けるシステムとして日本のお家芸です。
昨年、訪れたときには周辺はまだ宅地造成中で見通しが良かったのですが、今回再訪してみると周囲は似たりよったりのメーカー住宅が立ち並び、すっかり見通しはきかなくなってしまっていました。
こうしたニュータウンのご多聞にもれず、出来立ての今のところは対象となる子供たちも多いようで保育園も大繁盛しています。しかし、各地の先輩ニュータウンで一斉高齢化に伴うニュータウン自体の高齢衰弱問題が起きているのに、いつになったらたくさんの教訓は生かされるのか。まあ、ニュータウンでチョチョイと一儲けスタイルに「構造改革」が行われる気配はない。
さて、保育園からのご依頼は園庭に日陰が無いので日陰を作ってほしいというもの。
いろいろ検討の結果、保育園周囲にわずかに残る開発前の自然の名残りの林に生える竹を活かそうということになりました。世界中で竹やその他の素材でこうしたドームづくりが行われているようで(YouTubeなどにたくさんアップされています)、それらを参考に作ってみようということになりました。
サッカーボールのデザインを踏襲した骨組みはほぼ完成。あと、これに日除けシートを被せます。子供たち、喜んで遊んでくれるかなあ。
ちなみに背景の住宅群は、昨年訪問時にはありませんでした。
今日はオーダーいただいた置台を製作しました。
天板はヒノキ、脚部はリョーブ。
昼頃から、作業場のある香川山は猛烈に暑かった。京都は38.5℃だったそうです。
現地の温度計は40℃!