WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

1972年、琉球は「祖国」復帰ではなく独立すべきだった

2016年05月21日 | 今日の出来事

ムスメが赴任していて、私も先日まで滞在していた沖縄県恩納村で、行方不明だった若い女性が遺体で発見されたそうです。事件が起こったのは恩納村の反対側のうるま市。

恩納村は日本有数のリゾート地と言われていますが、リーフに囲まれたエメラルドグリーンの沿岸と遠くコバルトブルーの水平線、断崖絶壁の岬、白砂のビーチ、美味しい海産物、ゆったりと流れる時間、純朴な人々、本当にいい町でした。

ムスメの会社(当然大半が沖縄の方々)は、父親が訪ねて来てると聞いてその日は早退をさせてくれ、私が村を離れるまでの3日間を急遽休暇としてくれました。おかげで久しぶりにムスメとの楽しい時間を過ごすことができました。

犠牲になった娘さんはまだ二十歳。親御さんやパートナーの方のお気持ちを思うと、本当になんともやりきれない。
恩納村滞在時は、こんないいところで暮らしているムスメをうらやましくも思えましたが、今は心配で早く帰って来てほしい気持ちでいっぱいです。

日本の安全と平和を守るためといいますが、こんな気持ちにさせる沖縄の現状はとても平和で安全とは思えない。
軍隊や基地、武器というものは、目的は安全でも平和でもない。いかに効率よく人殺しをするか、です。だからこそ相手は恐れ抑止力となるわけです。そんな軍隊にいれば人間性も変わってしまうでしょう。いや、人間性を変えなければ、たとえ戦場であってもとても人殺しなんてできるわけがない。安全な基地、安全な戦地派遣、なんて愚かな言葉のお遊び。

このまま日本政府が、沖縄以外の日本国民が、この現状を本気で何とかする気がないなら、琉球独立もしかたがないと思います。経済的に厳しいという声も聞こえてきそうですが、琉球は日本よりも台湾に近いし、実際見てきた現状では日本より台湾との交流の方が多いように思えました。中国と似たような関係を強いられている台湾と共に独立して連合国となるのもありではないかと思います。