まつたけ十字軍陶芸グループの窯焼きに便乗させてもらって作ってみました。
オカリナというとふつうヨットのような形をしているのですが、他の形ではなんでダメなのか、音がどう変わるのか知りたくていろいろ試してみるつもりです。まずは実験第1号で丸型。
ものの本には簡単に作れると書いてあるのですが、まず音が出るようにするのが難しい。音が出るように“歌口”を成形するのに2日かかりました。
音階を出すための指穴もヨット型では本に作り方の説明があるのですが、他の形には成形の仕方も含めて全くふれられていません。なのでとりあえず適当に6つ開けてみました。
結果分かったこと。
- 音階以前にあまり強く吹きすぎると“ピー”と熊笛のような高い音が出るだけで音階が出せない。ソフトに吹かないとあのオカリナ独特の柔らかい音色は出せない。
- 丸くても音階は出せる。ただし5音階くらいが限界。どうやら胴(音響部分)の長さがある程度ないと多くの音階を出すことは難しいようです。たぶん穴の開閉によって音の波長を変えているので、胴の長さが出せる波長の多さに関係しているためと考えられる。
まあシロートの初作にしてはそこそこの音も出たし、次の窯焼きに向けてまた改良版を作って試してみるつもりです。