2回目のログハウス組み上げのお手伝い。今回でログ積み工程は完成。後は屋根屋さん、大工さんや設備屋さんに引き継ぎとなります。余った丸太で表札代わりに、施主さんがお好きだというネコを彫りました。寄る年波には勝てず体力も落ちており、ログ積みでくたびれ果てた後だったのであまりうまくは彫れませんでしたが、まあ、良しとしましょう。
10月19日ー20日、第13回安曇野チェンソーカービングキャンプに行ってきました。
このイベントはコンペではなく、「好きなように彫る」というコンセプトでエントリーフィーもなく宿泊も寝具持参の雑魚寝ですが無料!、楽しく気楽に参加できてありがたいです。
ちょうどラグビーワールドカップの真っ最中で、10月20日には史上初めて決勝トーナメントに進んだ日本が優勝候補南アフリカと対戦するとあって大いに盛り上がっています。そこで今回はラグビーをテーマに、各ポジションを動物に例えたフィフティーンシリーズ(17年にSHの田中さんが発表してました)を彫ってみようなどと無謀なことに挑戦してしまいました。結果は、大方の予想に反して見事予選プールを突破したジャパンのようにはいかず、予想通りの惨敗。
まずはプロップのぞうさん。
2日で15体彫り上げるには長くても1体30分くらいで彫らないと間に合いませんが、ゾウさんで1時間以上かかってしまいました。スタートからこれでは…。
昼食休憩後、ロックをイメージしたキリンさんを彫り始めたのですが、午後から雨模様。テント持参や雨の中頑張る猛者もいましたが、ヘタレの私は中断、雨宿り。
結局初日はたった2体。こりゃとてもムリだ。
2日目。アニマルフィフティーンは早々に諦めて、ファンである松島幸太郎君のトライシーンに挑戦。
しましたが、丸太がデカすぎて…、これも途中で断念。つくづくヘタレな自分がイヤになる。
で、体力も使い果たし、小物の練習でもしようと、ちょうど角のような突起が残っていた端材で牛のガイコツやってみました。
あと、端材で超定番のフクロウをちょこちょこっとやってしゅうりょ~~~。進歩ねえなァ。
こちらさすがの栗田師匠。
作者の名前分からん。あんな薄い羽根をどうやってくっつけたのか?
展望塔から望む安曇野平野と雲に隠れそうな北アルプスの山並み。晴れてれば初冠雪が見られたかも。
会場の長峰山山頂への登山口は南北2カ所あるのですが、北は台風15号、19号による崩落で通行止め。
南登山口入り口にはこんな看板が。
南登山道も一部崩落個所が。
イベント中はマツタケシーズン、昨年までは登山道中に松林への立ち入り禁止を示す「止め山」札が掛けられ、縄が張られたりもしていたのですが、今年は何もなかった。今年は全国的にまつたけ不作(凶作?)らしい。
近年、東北地方では盛んらしいチェンソーアートイベント。京都ではほとんどない。なにしろチェンソーの騒音や大量に出る木屑の問題で都市近郊ではなかなかやること自体が難しいチェンソーアート。南丹市日吉町でイベントがあるというので参加してきました。今年のイベント参加は初。
新春初彫り。
木の太さとのバランスを見誤って彫り始めてしまった。
これでは足が彫れないことに途中で気が付いて無理やり座り込ませてしまいました。
先週末、松本観光も兼ねて行ってきました。
参加は招待制なので呼んでいただけるのはありがたいことです。1週間ほど前にひいた風邪がピークでしたが、無理を押して参加。2日目はさすがに体調を考慮して安全のためにリタイアしてしまいましたが。
朝、会場へ行ったらもう、看板出来上がっていました。
栗田師匠、”朝飯前”のサクッと一仕事。
今回は、スペース的にも人員的にも例年の2/3くらいと小ぢんまり。
気になった作品。
埼玉の野崎さん、本業は花屋さん。
参加5回目だそうです。私が言うのもおこがましいのですが、毎年上手くなっておられます。
彫り方や仕上げもさることながら、特にデザインが秀逸。
栗田師匠。大作から、端材で小品もあっという間に。
私はと言えば、腰痛で1回のお休みをのぞいてもう11回目になるのに、悲しいかなあまり進歩がない。
好天に恵まれた秋の安曇野の朝は、雲海で始まる。
9時ころには雲海も薄くなって、
北アルプスを遠望し安曇野平野を見渡す、素晴らしい絶景が現れます。
これが見たくて毎年来ている部分もある。
夜は恒例の交流会とじゃんけん大会。今年は規模縮小で景品も少なめでしたが、木一吉さん提供の「ジェイソンさんフィギュア」が素晴らしい出来で大人気でした。
小町手づくり市でチェンソーアートデモ。
都会地ではなかなかやらせてもらう機会はないのでありがたいことです。
ハロウィン🎃と来年の干支イノシシを彫りました。
今日は2つの限界に挑戦しました。
1つはミニフクロウ。「W5cm、H7cm以下で」とのご注文に挑戦。何とか形になりましたが、チェンソーカービングではもう限界です。
ちなみに、下の台は私のガラケー(京セラ製)。ガラケーはもう、京セラしか出してないらしい。正真正銘ガラパゴスになっちゃったようです。「日本ガラケーを守る会」つくるかな。
もう一つの挑戦、今日の京都は38.9℃で全国1位\(^o^)/、観測始まって以来の6日連続38℃越えだったそうです って、ちっともうれしくないけれど、何時間山の作業場で耐えられるか、がまん会。3時間でギブアップでした。帰り道でハトが路上にうずくまってました。熱中症?
この半年ほどは手作り市や注文制作のベンチやスツール作りに追われて、カービングは昨年の安曇野以来、久しぶりです。
やっぱり楽しい。もっともこれも手作り市に出す予定ですが。
10月21~22日、安曇野チェンソーカービングキャンプに行ってきました。
今回が第11回目。よく続いたもんです。
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チェンソー購入を検討中の友人から、「たった5秒で目立てができる!?」というチェンソーセットについて相談がありました。半信半疑で話を聞くと,,,
不覚にも私はこんなのが売られているとは知りませんでした。発売は3年くらい前らしく特許も取っているようです。説明を見る限りでは刃の外側を研いでいるようですが、刃の内側を研ぐ普通のソーチェーンではこんな研ぎ方は不可能です。何か胡散臭い気はしましたが、メーカーはこの分野では巨人のOREGON、まんざらmade in Chinaのバッタモンでもなさそう。
そこで、なじみの林業機械店に実物を見せてもらいに行ってきました。
このシステムは使用するソーチェーンはもちろん、ガイドバー、砥石アクセサリーが全て専用のものが必要でした。当然といえば当然。
専用ソーチェーン
刃の上下の向きが普通のソーチェーンとは逆なので外側を研ぐことになります。写真中央のコマは刃ではなく、専用砥石を自動メンテナンスするためのダイアモンド砥石が1個だけ装着されています。
専用バーと砥石セット
ソーチェーンを取り付けてカバーをふたして先端を何かに押し付けると砥石が刃に当って研げるという原理です。
詳しい使い方は最初の説明書写真を拡大表示してご覧ください。
ショップの方の話では、
「目立てに慣れない人でも簡単に目立てができるのは確か。サイズが30cmと35cmしかなくハイパワーチェンソー用は無いので、薪作りなどの家庭用には便利かもしれないけれどプロ向けではない。交換用専用ソーチェーンと砥石のセットは5,000円余とやはりちょっとお高くランニングコストもバカにならないので使用頻度の高いプロ向きではない」
とのこと。(専用バーも含めた3点セットの“スターターキット”は実売12,000円前後)
ただいまキャンペーン中で、37cc/35cmバーのチェンソー+パワーシャープセットで約62,000円。パワーシャープ無しの同じチェンソーが約55,000円だからセットで買えばパワーシャープが+7,000円で付いてくる!
で、友人さんは「パワーシャープ付を買ってとりあえず試してみて、ダメだったら5,000円くらいでヤフオクで処分すればいいや」ということになりました。
手に入ったら試させてくれるということなので、また改めて使えるかどうかレポートしたいと思います。(何か人のフンドシで相撲とってるようで少々気が引けますが)
ところで、他にこんなのも出ていました。知らん間に世の中は動いてるんですなあ。
極み
目立て職人
らくらく研磨 SK1000(共立からYSK100のコードでも出ていました。OEM?)
こちらは刈り払い機用。原理は「パワーシャープ」と同じ。これは売れそうですね。実売17,000円前後。
ヒマなのでチビフクロウで遊んでみました。
フクロウ達の遠足集合記念写真?
八ヶ岳高原小淵沢で開催の「スパティオクラフト市」につれて行きます。
来週から、“酷暑猛暑日”の京都を逃げ出してしばらく避暑に行ってきます。毎夏恒例、山の温泉露天風呂めぐりにも。