今年は各地でマツタケが大豊作だとか。
私たちが整備を続けている山は、例年発生が始まる10月20日頃を過ぎても出ずダメかとあきらめかけていました。ところが例年より2週間遅れくらいで発生がみられた。よかった。
やはり温暖化でマツタケ発生に適した地温(19℃以下)になるのが遅かったよう。ただ秋に降雨が多かったのが豊作の要因と言われているとおりなのか、発生はしてくれました。
とあるマツタケ山のマツタケ発生地に、シカの食害防止ネットの点検に行ってきました。異常が見つかったところは、秋のマツタケシーズンまでに改めて修理に行きます。
「まつたけ山復活させ隊」で、岩倉の通称香川山尾根筋で数年にわたって続けていた除伐、地搔きがついに完了してアカマツの受け入れ準備が整い、マツノザイセンチュウ耐性松の植樹を行いました。
このアカマツたちが無事成長して、さらに運よくマツタケ胞子が感染共生してくれてマツタケが採れるまで20年から30年は待たなければなりません。まあ、私が生きていいる間にマツタケを見ることはできないでしょうが、次の若い世代にはなんとか姿を見せて欲しいものです。
まつたけ山整備。1月は他の用事や雪で参加できなかったので、個人としては仕事始め。
マツクイムシにやられたアカマツを除伐しました。冬の間にやっておかないと春になったら成虫となったカミキリムシが飛び出して他の松にも感染を広げてしまいます。
「まつたけ山復活させ隊」の忘年会。
今年は18本とそれなりの収穫もあり、盛り上がりました。私は音響を担当いたしました。
恒例のウナギ弁当をいただき、持ちよりのお酒、賄い担当の方々心づくしの芋煮で暖まり、
各班長から昨年の活動報告と来年の抱負・活動計画をしていただき、いよいよ宴もたけなわ、あとは何でもありのカラオケ大会。
最近はYouTubeにたくさんのカラオケ音源がアップされているので、カラオケ店へ行ったり、わざわざ高価なカラオケマシンを用意しなくても野外でもカラオケが楽しめるようになりました。曲も検索すればすぐ見つかるのでむしろカラオケマシンより迅速便利です。唯一難点は曲のキーを変えることはできないこと。キーを変えられる装置も出回ってはいますがまだちょっと高価。ま、今のところそこまでしなくても十分楽しめます。
今日、整備地で8本を収穫。今シーズンのマツタケはこれにて終了。
先々週、の10本と合わせて18本の発生でした。ここ数年では久しぶりの好成績。やはり天候の影響が大きい。特に8,9月の降雨と9、10月の気温低下(正確には地温19℃以下)と再高温化の抑制。今シーズンは比較的条件がそろったようでした。
ただ、マツタケにとって条件が良いということは他のキノコにとっても良い条件ということ。困ったことにマツ林でのまつたけの競争相手ケロウジの発生が確認されました。繁殖力が強く、放っておくとマツ林にどんどん広がってマツタケを駆逐してしまいます。
特徴は笠の裏がマツタケのようにヒダ状ではなく、針の集合体のような形状であることです。
今、駆除のために掘り返すとかえって菌糸、胞子を広げてしまう恐れがあるため、発生場所を串でマーキングしておき、冬季の休眠状態に入るところを待って除去作業を行います。うまく除去できればいいのですが、何分マツタケよりずっと繁殖力が強いので油断できません。
でした。
まずは朝一番で恒例の尼吹山詣で。
まつたけ博士濱田稔先生顕彰碑に献杯、マツタケ発生報告と来年の発生祈願を行いました。
今年はたった2本でしたがまずは出てくれて良かった、来年の発生増を願って乾杯。
お昼はウナギ弁当、芋煮、オードブルの豪華版。
みんなで写真撮影。
このあと第2部宴会となりました。カラオケなど。写真を撮り忘れた。
「今年はもうあがってるで」という情報が入り、急きょ和歌山の「まつたけ山復活させ隊」試験林の調査に行ってきました。収穫は14本。
地球温暖化のためか、年々少しずつ発生時期が遅くなりつつある気がするマツタケですが、なぜか今年に限っては発生が早い気がします。例年は10月に入ってから、10月中旬が発生のピークなのですが。8月初旬の長雨の影響か?
傷んでいた鹿除け網の補修も行いました。
やはり長雨のおかげか、他のキノコの発生量も多い気がしました。
ハツタケ
ムラサキシメジ
帰りには御所市のオークワに寄り、恒例の「黒酢仕込みのトロ鯖寿司」を買って帰りました。
698円とは思えない美味しさと充実感のある鯖寿司。まつたけのお吸い物と合わせると絶品。近くに行かれる機会があればぜひお薦めです。オークワ御所店専売の隠れた名品です。取り置き予約しておかないと夕方には売り切れてしまいます。
和歌山県のマツタケ発生試験林整備に行ってきました。
作業内容は、地表の落葉落枝、枯損木などの掃除と鹿よけネット張り。
寄る年波にコロナ巣ごもりでの運動不足も加わって、さすがに暑い夏の登山と山作業はさすがにキツイ。
帰りに恒例のオークワの「特選黒酢トロ鯖寿司」。やっぱりウマイ。しかし、やや小ぶりになってる感じ。諸外国でもサバ食が増えてるらしいから手に入りにくくなってるのかな?
「キツイ」と言えば大谷君。ホームランダービーで思わず出た一言。
ナオミちゃん、井上尚弥君とならんで今一番観たいベスト3の1人。正直オリンピックなんかより観たかったのですが、山の予定とかぶってしまって泣く泣く録画を帰宅してから観ました。結果は初戦敗退、残念でした。
でも延長に持ち込んでよく頑張った。ファンも十分楽しませた。これが良い経験になって、次回は体力配分など考えてもっとよい成績を出してくれるでしょう。
調子を落としたくないと言って辞退する選手もいる中、ファンあってのプロ野球なのだからと、まずファンに楽しんでもらうことを考える。しかも、明日のオールスターには1番打者・ピッチャーで出場予定という。これぞプロアスリートの鑑。ナオミちゃんも大したもんだけれど、そこんところは見習わなくっちゃね。
それに引き換え、東京オリンピックのなんと盛り上がらないことか。盛り上がらないどころか、盛り下がる一方。もうザンネン感しかない。私は今回のオリンピックにはあまり興味はない。かつてのカール・ルイスやウサイン・ボルト、マイケル・フェルプス、ナディア・コマネチらのような超人的レベルで魅了する選手も今回は見当たらない。
「頑張ってきた選手が可哀そう」なんて声もあるけれど、世界中で深刻なコロナ禍の中、無謀なオリンピックに突撃・玉砕させる方がよっぽど可哀そうじゃないの?超一流が参加しない、いないオリンピックのメダルなんて輝きもくすんでしまう。コロナが落ち着いて、みんなが楽しく心から応援できるようになってから、オリンピックに代わる世界の一流がみな参加する世界レベルの大会を作ってあげる方がよっぽどメダルの価値も上がるし、選手もうれしいと思う。
実際、サッカーやラグビーのワールドカップ、テニスの4大大会、プロボクシングなどオリンピックなんかより何倍もの価値ある世界大会はいくらでもある。
IOCの商業ベースに乗るスポーツ、開催国でのみ盛んなスポーツやオリンピックに興味のない若者を取り込みたいだけの流行りスポーツの採用など、世界で見れば競技人口の少ないスポーツをIOCと開催国の都合で無理やり年度限定で押し込んだり無くしたりして肥大化した競技種目数、一般人には不可解な採点・判定競技、サッカーや野球、テニスなどのように別途オリンピックなんかよりうんと人気と権威ある世界大会があって、オリンピックには一流選手はあまり参加しない、あるいは参加してもそれほど本気ではない競技など面白くもなんともない。
オリンピックは、シンプルに純粋に人間の肉体だけで「より速く、より高く、より強く、より遠く」を競う原点に帰るべき。道具や審判の判定・採点が影響する競技は別途それだけの大会をすればよい。今やそんな胡散臭い競技が大半を占めるオリンピックの役目はもう終わってると思う。
まつたけ山復活させ隊でお借りしている和歌山県のとある山へ、まつたけ発生調査と防獣網設置に出かけてきました。
まだちょっと早かったのか、確認できたのは小さいつぼみのマツタケが4本のみでした。
日テレNEWSによると、中国では今年、長雨の影響でまつたけが豊作だそうです。なんと、まつたけがカゴに山盛り一山1.5㎏で6,300円!(日本産なら10万円前後)なのになぜか日本にはなかなか入ってこない。コロナの影響だとか。そして輸出に回らなくなったまつたけのおかげで中国では、一部産地以外ではなかったマツタケを食べる食文化が広がりつつあるのだという。ますます日本に回る分が少なくなる?いや、そんなことはない。コロナが収まれば、やっぱり高く売れる日本に回すだろう。
それにしてもこの報道動画を見ると、米中関係悪化だとか、中国の民主主義抑圧だとか関係なしに、中国でも庶民の世界は平和で豊かで楽しそう。一般庶民とはかけ離れたところで、庶民の迷惑も顧みず、勝手に仲たがいして、勝手に民主主義抑圧して、権力闘争に明け暮れる、まるで応仁の乱のころの京都の朝廷・公家と幕府・武家みたいな連中はいつの世にもいるものなんですね。そういえば、今日本でもさんざん国民に迷惑かけた末の総裁選だの党首選だの、あまりわれわれとは関係ないところで権力闘争の真っ最中。
「まつたけ山復活させ隊」で暑気払いの集いが行われました。
2部ではカラオケ歌謡大会。ギター伴奏を担当しました。自粛自粛でイベントもなくなり、カラオケさえもままならない昨今、マスク着用、距離を取って、マイクは人が交替するごとにカバーを交換とコロナ対策。早く気兼ねなく楽しく歌える日が来ることを願っております。
歌謡大会の一部を下記でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=WfShgVdWDww
コロナ禍で自粛していた「まつたけ山復活させ隊」の活動が、漸く先週から再開されました。
先週の再開1回目はあいにくの雨でとりあえず来場した数名の顔合わせだけでさんかいとなりました。
今日は再開2回目。天気予報はまたも雨予想でどうなるか心配されましたが、何とか昼過ぎまで天気ももって20数名が集まりました。
今回はJIDFという異文化交流会の企画として「まつたけ山再生と岩倉焼」のテーマで陶芸イベントが行われました。
この活動もリタイア組を中心に始められて早15年、さすがに高齢化はいかんともしがたく数年前から物故者も出始めました。
私の作品は、そんな物故者の方々の思い出を形にしてみました。
いつもハンチング帽をかぶっていた森さん、難聴だったので大声で話したものでした。
マイペースで山中に一大シイタケ農園を作り上げた中広さん。
危険なカエンタケを教えてくれた民間キノコ博士の榎本さん。
酒好きで豪放だった大月さん(瓢箪酒、山でも草履だった!)。
八角入り、本場中国の激うまギョーザを作ってくれた杉山さん(ミツバチ養蜂もされていた)。
アウトドアの達人で、酒飲みで、数々のまつたけイベントプロデューサーでもあった重鎮、猫田さん。