初めて作ったにしてはまあまあの出来かな?
それにしても、中空で木より軽いことが特徴の竹のモノ作りはとっつきやすい反面、木と違って中空であるがゆえに予想以上に難しいところもあることが分かりました。
竹職人さんはすごいと思います。
昨年、つる首カボチャという変わった?カボチャをいただきました。
全長30~40cmくらいの細長いカボチャで、鶴の首に似ていることからこの名があるといいます。先の方の全長の1/4くらいの少し太い部分に種があり、残りの細い部分には種がありません。日本原産で荒地に強く、特に土作りや施肥に気を遣ったりしなくてもそこそこ収穫できるそうです。
調理法は普通のカボチャと同様ですが、普通のカボチャより柔らかく煮崩れしやすいので、煮物よりもシチューやパンプキンスープ、豚汁、味噌汁などに向いているかと思います。トロリとした食感でほんのり甘みもあり美味しいです。スィーツの材料としても良さそうです。
種を採取していましたので今年、その種で栽培に挑戦してみました。
4月上旬にポットの苗床に種をまきました。ネットで調べたところでは3月頃に種まきのようで1ヶ月ほど遅かったのですがまあ、何とかなるでしょう。
<5月19日>
1ヶ月ほどで本葉が2、3枚出てきたところで庭に3か所(3株)移植しました。庭には特に土作りや畝作りもしていません。
<7月1日>
少しつるが伸びて本葉も10枚くらいに増えてきました。
<7月12日>
つるが伸び始めると急に成長が早くなりました。もう2mほどに伸びてきました。
<8月10日>
5m近く伸びて庭の柵を越えて行きそうになったので強制的にUターンさせました。
<8月24日>
庭一面を覆うほどに成長。雄花がちらほら咲き。しかしまだ、雌花が咲きません。実がなるのだろうかと不安もよぎりました。
<9月2日>の
ようやく雌花発見!一安心。
雌花は、花の元に小さな赤ちゃんカボチャが、少し大きめのガクを伴って付いています。
また、一般的な植物の様子と違い、雌しべは6本あります。
ちなみに、雄花はガクが細いです。また、雄しべは1本です。
<9月10日>
実ができていました。やったー!
他にももう1個できていました。
<9月27日>
約2週間でここまで成長しました。
その後、次々に実がついて、
<11月21日>
未成育のもの3個ほど残してほぼ収穫。
総収量は15本、1株当たり5本収穫できたことになります。ほとんどほったらかしでこの収量ならまずまず上出来でしょうか。日本原産で作り易く、味も良い、もっと普及してもいい野菜だと思います。
これからつる首カボチャの普及を目指して「つる首カボチャ普及会」として活動もしていきたいと思います。
木津川市鹿背山の鹿背山元気プロジェクト活動地で休憩所づくり。
すべて現地の竹で組み上げて麻ひもで結索接合。釘、ビスの類は使っていないのが自慢です。
テーブル、ベンチはツーバイ材をビス止めの手抜きですが