初めて作ったにしてはまあまあの出来かな?
それにしても、中空で木より軽いことが特徴の竹のモノ作りはとっつきやすい反面、木と違って中空であるがゆえに予想以上に難しいところもあることが分かりました。
竹職人さんはすごいと思います。
木津川市鹿背山の鹿背山元気プロジェクト活動地で休憩所づくり。
すべて現地の竹で組み上げて麻ひもで結索接合。釘、ビスの類は使っていないのが自慢です。
テーブル、ベンチはツーバイ材をビス止めの手抜きですが
手づくり市でご注文いただいていた玄関の飾り棚を納品してきました。
材料はすべて仲間と整備している里山から出た間伐材です。材料の伐り出しから製材、加工まですべて自前なのがチョッピリ自慢。棚板の形もバラバラで節もありますが、自然のままの雰囲気をとても気に入っていただいたのが嬉しかった。
この1ヶ月ほどオーダー品の製作に追われていました。ありがたいことです。
欧米ではこのような自然木素材の家具がラスティック(「田舎風の」というような意味)と呼ばれてアンティーク同様広く愛されています。
作例としてアップしておきますのでオーダー下さいませ。
テーブル(ヒノキ W1600×D800×H750)
参考価格20,000円、他に比べれば格安だと思います。
ログ風でしかもできるだけ軽くするため天板には細めの間伐材半割りを並べています。ツラ(天板表面)を合わせるのが一枚板より難しい。
棚(枠:ソヨゴ+天板:ヒノキ W900×D500×H130)
参考価格15,000円。これも格安だと思います。
自然乾燥し、灰色の表皮を剥いだソヨゴはきれいな焦げ茶色の渋皮を見せてくれます。
1本1本個性的な曲がりの自然のソヨゴをハコ型に組むのが見せ所。
ハンガーラック(ヒノキ W1100×D450×H1500)
参考価格4,000円。ま、そんなもんかな。
ベンチ2種(ヒノキ W1600×D300×H400)
参考価格6,000円。
脚は半割り丸太。一見ただ乗せただけのように見えますが、下面の丸い座板が転ばないようにロックノッチを応用して継いでいます。
こちらの脚は丸太のまんま。脚の上下木口面を平行にカットするのが見せ所。継ぎはポストアンドビームの応用。
木馬(ヒノキ W200×D400×H300)
参考価格3つまとめて10,000円。
こういうのは一見ややこしそうだけれど、積み木の要領でわりと簡単に作れます。
サイドテーブル。天板はヒノキ、足と棚はソヨゴ。
デッカイ桧のまな板。370mm×700mm×50mm。
魚を捌くのに大きいのが欲しいけれど売っていない、ということでご注文いただきました。
確かに300mm幅までは一般的なプレーナーでカンナがけできるのでホームセンターなんかで普通に売っているけれど、それ以上の寿司屋さんが使ってるようなのとなると、値段の高い大きなプレーナーが必要なので特注になるのでしょう。私はそんな大きなプレーナーなんか持ってないので手間暇かけてひたすら手づくり。われながらよく出来たと思います。たかが“まな板”、されど“まな板”。
7月に伐採しておいたままになっていたヒノキ。そのままでは出せないので板に挽いてから出すことに。
ハシゴをガイドにして平面を出し、
平面をガイドに板に挽いていきます。
久しぶりの更新。お盆以降のめぼしいトピックスをまとめて。
仲間でやっている田んぼに雑草がはびこったので草取りをすることになりました。
でも草取り機がありません。子供のころ近所の田んぼで手押し草取り機を押している風景を見た記憶はあるのですが。
ネットで調べると今でも販売はされているようですが1台18,000円くらいします。そこで見よう見まねで作ってみようと思い立ちました。
あと、ローラーに草取り用の爪をつければ完成です。が、草取り機の幅が条間より広い!という設計ミス。残念。
丸太の大物は持って行くのが大変なので、最近は小物にシフト。
ポルシェ。
農作業に追われてなかなか手の進まない相方の旧作をマネして作ってみました。
材は高級車にふさわしくケヤキ!
おタマにクツベラ。ラフカットと“タマ”のエグリはチェンソーで、仕上げはサンダー。
材は山桜です。
昔懐かしい木の洗濯バサミ。なんとなく...作ってみたくなって。
材はおタマと同じ山桜。バネの替わりに自転車のチューブをリサイクル。
まつたけ十字軍陶芸グループの窯焼きに便乗させてもらって作ってみました。
オカリナというとふつうヨットのような形をしているのですが、他の形ではなんでダメなのか、音がどう変わるのか知りたくていろいろ試してみるつもりです。まずは実験第1号で丸型。
ものの本には簡単に作れると書いてあるのですが、まず音が出るようにするのが難しい。音が出るように“歌口”を成形するのに2日かかりました。
音階を出すための指穴もヨット型では本に作り方の説明があるのですが、他の形には成形の仕方も含めて全くふれられていません。なのでとりあえず適当に6つ開けてみました。
結果分かったこと。
- 音階以前にあまり強く吹きすぎると“ピー”と熊笛のような高い音が出るだけで音階が出せない。ソフトに吹かないとあのオカリナ独特の柔らかい音色は出せない。
- 丸くても音階は出せる。ただし5音階くらいが限界。どうやら胴(音響部分)の長さがある程度ないと多くの音階を出すことは難しいようです。たぶん穴の開閉によって音の波長を変えているので、胴の長さが出せる波長の多さに関係しているためと考えられる。
まあシロートの初作にしてはそこそこの音も出たし、次の窯焼きに向けてまた改良版を作って試してみるつもりです。
ひょんなことから岩倉で寝具、インテリア等の販売をされている「Dream Kitayama」さんで作品を展示販売させていただけることになりました。
2人がけのカウチや、
写真手前のと同タイプのログベンチ、スツールなど展示していただいてます(写真のベンチは販売済)。
お近くの方はお立ち寄りください。
杉良太郎(すぎよしたろう)と読みます。“すぎりょうたろう”ではありません。山仕事体験サークルです。
間伐材木工ワークショップにお誘いをいただき、間伐材の有効活用は私も関心の高いテーマなので参加させていただきました。
今回は自分達で伐採してきた間伐ヒノキを製材してスプーンを作るというもの。
会場と指導は京都市北区鷹峯の山中にあるワシタカ工藝さん。
製材したヒノキの板からテーブルソーで原形を切り抜きナイフや彫刻刀で整形しサンドペーパーで磨き、山で採ってきた天然のオニグルミの油を塗って仕上げました。
天然木材保護塗料としては亜麻仁油やエゴマ油などが代表的ですが、胡桃油は知りませんでした。亜麻仁油やエゴマ油を塗ると樹種にもよりますが多少なりとも色合いに変化が現れますが、胡桃油は塗ったのがほとんど分からない感じです。
自作の木工品にWESTWOODブランドの焼き印を押したくなり、作ってくれるところをいろいろ調べてみました。大きさやデザインや字数にもよりますが万単位の結構なお値段がかかるようでした。
で、一念発起作ってみることにしました。
材料費は500円。ディスクグラインダーとミニルーターで彫りました。
試しに丸太の柱に押してみました。
なかなかいい感じ。
ところで、「WESTWOOD」...、なんかありがちなブランドかなとは思っていましたが、やっぱりありました。「ビビアンウェストウッド」。実はムスメが教えてくれたのですが、イギリスのデザイナーさんのブランドだそうで結構有名らしい。まあ、こっちは日本だし“ビビアン”じゃないからいいか。
ウェストウッドにしたのは私の好きなウェスタン俳優の一人クリント・イーストウッドからいただきました。一番好きなウェスタン俳優さんはリー・バン・クリーフなのですが残念ながらブランド向きの名前ではないので。
ところで今日から始まった全英オープンに初挑戦の石川遼君が同組で回っているのがタイガー・ウッズとウェストウッド!。
青果文字?(クラインガルテン)
人参、きゅうり、トウモロコシ、サトイモ、タマネギ、ネギ、えんどう、長ナス、イチゴ、アスパラ、サツマイモ、オクラ、シイタケ、トマト、かぶ。