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てらまち・ねっと



 山県市のポスター費水増し問題、参院選告示前日の7月11日に現職議員が7人(県議1人、市議6人)、業者ら5人が書類送検された。
 8月上旬に市議1人が辞職。

 2人目の辞職が8月31日に届けられた。
 その人物は、この9月1日時点で在職していれば在籍12年議員に支給される議員年金の対象となるとされていたので、潔さのリミットなのか。

 ・・議員や業者ら書類送検された者について、先週の月曜日27日あたりから順番に検察の呼び出しが始まっていた。人数が多いから今週いっぱいかかるらしい。
 噂では検察の最終判断は9月末ごろとも。

 新聞では「議会最大会派からも一時、自主解散の声はあがったが、会派内で根強い反対もあり、結果的には『司法の判断が下されるまで、現状を見守る』(会派の市議)ことで落ち着いた。自主解散をめぐる議論は、司法判断の進展にもよりそうだ。」(9月1日 朝日新聞)とある。

 山県市議会は議員定数22人だから、4人以上の欠員だと補欠選挙(欠員から50日以内)が必要。
 次の定例選挙は来年4月。定数16人に減員して行うことで昨年9月に条例改正されている。だから、補欠選挙をするなら、いっそ、議会が自主解散して繰り上げて「一般選挙」を行う、そういう考え方がある。

 ともかく、先日、却下、棄却された岐阜県議会議員選挙のポスター代の住民監査請求は、「監査結果通知から1ヶ月以内」という提訴期限がまもなく来る。
 今週提訴するよう、明日には訴状作りを始めないと・・・

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印刷用8月31日新聞 第28報 PDF版 2ページ 0.58MB

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 ● 山県市議2人目辞職 書類送検「死に体と痛感」  中日 8月31日 

● 山県市議2人目辞職 ポスター代水増し請求  岐阜 8月31日
 2007年08月31日13:35 
 2004(平成16)年4月の山県市議選で、選挙公営で負担されるポスター代を水増し請求したとして、現職市議らが書類送検された詐欺容疑事件で、書類送検された市議のうち、渡辺政勝市議(58)が31日、議長あてに辞職願を提出、受理された。同事件に絡んで市議を辞職したのは、渡辺市議で2人目。

 水増し請求の実態調査を行った市の調査委員会の報告書によると、渡辺市議は選挙公営対象外のはがきや規定の枚数を超えるポスター代の作成、その他の印刷物も含めて請求していた。市が公費負担した36万8550円のうち、水増し額は17万4300円に上った。渡辺市議は「議会をはじめ、市民の皆様に多大な迷惑を及ぼしたことを深くおわび申し上げたい」とコメントした。市によると、返還請求した水増し額は市に支払われているが、利息分の支払いはまだ確認できていないという。

 同事件では、市議ら7人と業者ら5人の計12人が先月12日、詐欺容疑で書類送検され、今月6日には市議1人が辞職していた。

● ポスター水増し 市議2人目 山県  朝日 8月31日 
● ポスター費 業者が水増し分返還 山県市議2人目辞職 中日 9月1日 


 ● ポスター費水増しで書類送検 山県市議が辞職 読売 9月1日
● さらに1市議辞職 山県ポスター 水増し請求  毎日 9月1日
● 市議「進退」焦点に 山県2人目辞職  朝日 9月01日
 04年市議選のポスター代水増し事件で、市議7人と、市議から転身した県議らが詐欺容疑で書類送検された山県市で、10日から市議会9月定例会が始まる。31日には、書類送検されたうち渡辺政勝市議(58)が辞職。責任の取り方をめぐって「水増し市議」らの対応が割れる中、議会の「信頼回復」が果たされるのか注目される。
 「水増し市議」の辞職は、吉田茂広・元市議(42)に続き2人目。定数22の同市議会は、欠員2となった。

 同市議会は、欠員が4人以上となると、補欠選挙を行う必要がある。来年4月には、定数を16に減らして改選を迎える事情もあり、議会内には補選を避けたい風潮は大きい。水増しを認めた市議の1人は「議会運営の事情もあり、自らの進退を自分だけで判断できない状況だ」と漏らしていた。

 6月定例会では、「水増し市議」らへの辞職勧告決議案が否決され、代わりに緊急発議された「節目ごとに市民に責任ある釈明をし、信頼を回復するよう取り組む」とする「市民の信頼回復に向けての決議」が最終日に可決された。一方、7月には、地元市民グループが、自主解散を求める請願を提出した。

 議会最大会派からも一時、自主解散の声はあがったが、会派内で根強い反対もあり、結果的には「司法の判断が下されるまで、現状を見守る」(会派の市議)ことで落ち着いた。自主解散をめぐる議論は、司法判断の進展にもよりそうだ。(上田真由美)



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