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てらまち・ねっと



 千葉県知事選中の26日に始まった秋田県知事選挙。
 4月12日投票。
 東北は西松建設問題でも明らかになったように小沢一郎の影響力が強いところ。

 過去の知事選で、小沢サイドの影でゼネコンが知事選挙を協力に支援していたと報道された。
 思えば、ずっと以前、旧建設省出身の前岐阜県知事の選挙を支えていたのは「県職員OBと建設会社・社員だ」と県職員OBから指摘があったけれど、構図は似たもののよう。
 
 秋田県知事選挙の構図、政党支持はねじれて、民主と連合はそれぞれ別の候補を推す。
     
  佐竹氏(前秋田市長)は、自民、社民両党県連の支持や連合秋田の推薦
  川口氏(前小坂町長)は、民主党県連、国民新党県支部
  佐藤氏(前羽後町長)は、特定の政党に偏らず
  藤本氏(党県委員) は、共産党支持層の約8割の支持を集める
 

 しかも、今回は「小沢力」は働きにくいのだろう。
 実際、今朝の河北新報は、「佐竹氏やや先行 川口氏ら3氏追う」と流した。

 「小沢民主/知事選2連敗」となるか注目したい。

●混沌としてきた秋田県知事選挙・26日告示/知事選不出馬を正式表明
●構図固まり前哨戦激化 秋田知事選告示まで1週間

●地元社員ら大量動員 岩手、秋田知事選 ゼネコン各社 小沢氏の影響力背景
●「選挙の小沢」立ち往生 逆風に描けぬ選挙戦略
●急変:ダミー献金事件 小沢氏の選挙戦略狂う 秋田知事選「分裂」を容認

●自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選
●公明は自主投票=秋田知事選
●共産、藤本氏を擁立=秋田知事選

●秋田県知事選は共闘せず 民、社、連合の3者
●秋田知事選、野党分裂を容認=民主・小沢氏

●佐竹氏やや先行 川口氏ら3氏追う 秋田知事選

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●混沌としてきた秋田県知事選挙・26日告示/秋田県知事、4月の知事選不出馬を正式表明    2009年2月10日12時18分 読売新聞
 秋田県の寺田典城知事(68)(3期)は10日の定例県議会で、4月12日投開票の知事選への不出馬を正式に表明した。

 寺田知事は初当選した1997年、「3期を超えて在任しない」とする誓約書を発表しており、「県民との公約を守り、今期限りで引退することにした」と述べた。
 同知事選には、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)、秋田市長の佐竹敬久氏(61)と小坂町長の川口博氏(61)が出馬に向けた動きを見せている。

●構図固まり前哨戦激化 秋田知事選告示まで1週間   2009年03月19日木曜日
 26日の告示まで1週間に迫った秋田県知事選(4月12日投票)は、18日に共産党が公認候補を発表し、ようやく顔ぶれが出そろった。各立候補予定者は、事務所開きや決起集会などで気勢を上げ、超短期決戦へボルテージを上げた。

 「秋田を立て直すために頑張る」。共産党県委員の藤本金治氏(62)は、記者会見でこう決意を語り、寺田典城知事の県政運営を「強引な手法が目立った」と批判した。

 マニフェスト(公約集)も発表し、(1)乳幼児医療費の完全無料化(2)農家に対する県独自の所得補償(3)道州制の断固反対―などを公約。同党の米田吉正県委員長は「擁立の遅れを取り戻し、果敢に戦う」と意気込んだ。

 同党系の住民団体「県民本位の新しい県政をつくる会」は、同日までに候補者擁立を断念した。

 前小坂町長の川口博氏(61)は、秋田市で後援会の事務所開きに出席。集まった小坂町の後援会員、県北部の元首長ら約40人と必勝を祈願した。

 「政党や団体、実力者の影響を受けることなく、公平公正で日本のモデルとなる県政を目指す」と訴え、あらためて「県民党」の立場を強調。総括責任者の土田康雄元秋田市助役は「仲間を募り、大きな輪を作っていこう」と呼び掛けた。

 秋田市で後援会主催の総決起集会に臨んだのは、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)。「景気が低迷している。県も市町村も議会も県民も一致団結しないといけない。県民が安心できる秋田にしたい」と声を張り上げた。

 集会には佐竹氏支持を決めた自民、社民両党関係者、連合秋田の工藤雅志会長らが姿を見せ、会場は約1200人の熱気に包まれた。佐竹氏は角館中の同級生が開いた激励会にも顔を出し、決戦への決意を新たにした。

 前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は、秋田市の事務所で報道機関のアンケートに答えたり、陣営幹部と選挙期間中の遊説ルートを検討したり、慌ただしく準備に追われた。

 夜は重点地域と位置付ける由利本荘市でミニ集会を開催。「農業を再生することが秋田の再生につながる。耕作放棄地の解消を目指す」など政策を説明し、集まった有権者と意見交換した。

●地元社員ら大量動員 岩手、秋田知事選 ゼネコン各社 小沢氏の影響力背景  東京 2009年3月18日
 東北地方に支店や営業所を置くゼネコン各社が、岩手と秋田の知事選の際に、社員や下請け企業の従業員を大量に動員して熱心に支援活動をしていたことが、建設業界の関係者の証言で明らかになった。小沢一郎民主党代表の選挙以外にも、民主党系の首長選の集票活動に積極的に参加する姿勢を見せることで、東北地方の公共工事に大きな影響力を持つ小沢氏側とつながりを深めようとしたとみられる。 (神田要一、寺岡秀樹)

 建設業界の従業員らが大量動員されたのは、一九九七年に初当選した寺田典城(すけしろ)秋田県知事の知事選と、達増拓也知事が臨んだ二〇〇七年の岩手県知事選。寺田氏は新進党時代の小沢氏らの要請を受け、横手市長を辞して知事選に出馬。次男は民主党の寺田学衆院議員(秋田1区)。小沢氏の側近といわれる達増氏は新進党や民主党の衆院議員を務めた。

 東北地方のゼネコン関係者によると、後援会や正規の選挙対策本部とは別に、ゼネコン各社は独自の支援体制を組織。「支援者の名簿集め」「電話作戦」「遊説」などに役割を分担して、談合担当者や営業所幹部らが現地で指揮。現地の下請け業者が有権者を戸別訪問する「ローラー作戦」を展開した。

 西松建設は、下請け会社でつくる組織などを通じて、名簿集めに熱心に取り組んでいたという。岩手の知事選では、盛岡営業所の社員や下請け業者を達増氏の演説会に動員していたとされる。

 小沢事務所の事情に詳しい別の関係者によると、一九九七年の秋田県知事選では、小沢氏の秘書らがゼネコン業者を引き連れて秋田入り
し、選挙事務所とは別に拠点を構えたという。この関係者は「岩手に営業所を置いていたゼネコン二十数社から一社当たり二、三人、計約六十人が集まり、秋田県内で二人一組で有権者回りをやった」と証言する。滞在費はそれぞれで負担していた。

 小沢氏の公設第一秘書で、資金管理団体「陸山会」の会計責任者だった大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=の前任秘書(55)が仕切っていたという。
 ゼネコン各社は、東北地方の国政選挙でも小沢系候補者の選挙でも、同様の選挙活動を展開していたとみられている。

◆政党と後援会中心
 岩手県の達増拓也知事の話 私の知事選挙について、選挙は政党と後援会中心であり、企業から協力をいただくような形にはなっていない。衆議院議員当時の選挙も同様であり、政治資金規正法に抵触するような人的支援というものはなかったと認識している。

◆各界各層から応援
 秋田県の寺田典城知事の話 勝手連的に応援していただいた。選挙は各界各層から応援をいただいてやるものであり、建設業者からの応援も排除するものではない。私は建設産業出身の知事で、多くの建設業者は社会の発展のために誇りを持ってしっかり働いている。

●「選挙の小沢」立ち往生 逆風に描けぬ選挙戦略
    2009年3月31日6時6分
 西松建設の違法献金事件に揺れる民主党が、選挙戦略の立て直しを迫られている。小沢代表の秘書起訴で逆風が吹き、地方行脚と秘書団派遣のセットで戦う「小沢流戦略」が立ち往生。推薦候補が大敗した29日の千葉県知事選に続き、4月の秋田県知事選など「春の陣」に暗雲が垂れ込めている。

 小沢氏が逆風を肌で感じた場面があった。28日、千葉県知事選の推薦候補の事務所を突如訪問。「どうもどうも」とスタッフと握手して回った際、電話ボランティアの女性が「電話で大変苦情を聞いております」と直言した。周囲は一瞬凍りつき、小沢氏も笑顔は見せつつ「すんません」と応じざるを得なかった。

 秘書逮捕の3日以降、小沢氏は選挙応援を控えており、迷った末の訪問。1月の山形県知事選でも投票2日前に党支援の新顔の事務所を訪ねて歓迎を受け、接戦を制した当時との差は歴然。30日夜、鳩山氏や菅直人、輿石東両代表代行との会食で「地方にどんどん出て下さい」と勧められても「検察の捜査終結宣言が出ていないから、まだ控えた方がいい」と渋ったという。

 こんな小沢氏の存在が、総選挙の前哨戦となる4月のミニ統一地方選にも影を落としそうだ。与野党激突型に持ち込んだものの、社民党や連合との共闘が崩れた秋田県知事選など有利とは言えない選挙が続く。

 肝心の総選挙対策も滞る。事件前、小沢氏は地方行脚を重ね、連合幹部らとの懇談や立候補予定者の事務所への抜き打ち視察で、てこ入れ。自身の秘書団を各地に派遣して新顔らに選挙運動を手ほどきしてきた。07年参院選を民主党大勝につなげた手法だが、事件以来の地方行脚は千葉と神奈川だけ。一部秘書は苦境に立つ小沢氏の元へ戻った。

小沢氏らは30日夜の会食で、続投が総選挙に悪影響を与えないよう今後も連携することを確認。出席者によると、小沢氏は解散・総選挙の時期について「5月ならなおいいが、任期満了になっても粘り強く戦える体制を作っていこう」と語ったという。しかし、党幹部は不安を隠せない。「選挙対策の戦力は確実に落ちている。具体的な形で党へのマイナス効果が出ている」(松田京平、山岸一生)

●急変:ダミー献金事件 小沢氏の選挙戦略狂う 秋田知事選「分裂」を容認
            毎日 3.19
 ◇地方で勝って、衆院選に弾み
 公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された民主党・小沢一郎代表の「地方の主要な選挙を与野党対決構図で勝ち、次期衆院選に弾みを付ける」との選挙戦略に狂いが生じている。小沢氏は18日、秋田県知事選(26日告示、4月12日投開票)で地元関係者の「直訴」を受け、野党勢力が事実上、分裂して選挙に臨むことを認めた。千葉県知事選(29日投開票)でも事件の影響に配慮して地元入りを見送っている。【野口武則、渡辺創】

 「(民主、社民、連合の)3者協力のテーブルを離脱したのは民主党の県連だ」。18日、民主党本部に小沢氏を訪問した連合秋田や社民党関係者が不満を訴えた。小沢氏は昼食も取らず約40分、耳を傾けた。

 秋田県知事選は、民主党県連と一部の自民県議が推す候補と、自民、社民両党県連と連合秋田が支援する候補が対決する「ねじれ」の構図だ。会談後、小沢氏は記者団に「県連から本部に連絡はない。地域の判断で戦う意向と推測している」と述べる一方で、「知事選は知事選として、次期衆院選では、政権交代に向け野党共闘は断固維持しようと完全に合意した」と強調した。

 小沢氏は今年1月の山形県知事選で、投開票日直前に野党系候補応援で現地入りした。結果は与党系候補を降しての勝利で「政権をチェンジさせたいという思いが表れた」(鳩山由紀夫幹事長)と勢いがついた。だが、千葉、秋田と続く県知事選では、このような展開は望めそうにない。

 「千葉県知事選の応援を(新党日本代表の)田中康夫(参院議員)に頼んだ。君の言うことは聞くから、君も応援に入ってくれ」。小沢氏は17日、党本部で鳩山幹事長に依頼した。同日激励に訪れた議員にも千葉県知事選に言及して「どうしても勝たんといかんな。でも今行くわけにいかんだろうなあ」と漏らした。
 党内には、「知事選で負けたら小沢氏は辞任すべきだ」との声もある。勝たねばとの思いは強いが、事件の影響に配慮しなければならない、歯がゆさが垣間見える。

●自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選   河北新報 3月20日
 自民党秋田県連は9日、常任総務会を開き、任期満了に伴う知事選(26日告示、4月12日投票)で、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持することを決めた。民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めており、次期衆院選を控えた二大政党が激突する構図が固まった。

 自民党県連は2月下旬から3月上旬にかけ、いずれも無所属で立候補する前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、佐竹氏、川口氏と政策協議していた。

 この日、鈴木洋一幹事長が常任総務の党県議21人と個別に面談。数人は川口氏支援だったが、半数以上は佐竹氏支援を表明し、総務会は佐竹氏支持の方針でまとまった。ただ、党議拘束を掛けず、「決定に反しても処分しない」と川口氏支援の動きは黙認する。

 自民党は、12年前の知事選で佐竹氏を推薦し、今は現職の寺田典城氏に敗れた経緯がある。佐竹氏は落選後、同党県連顧問を務めたが、2005年の秋田市長選では同党と距離を置いた。

 鈴木幹事長は「県職員の経験、全国市長会長を務めた知名度などが支持の決め手。衆院選と連動した知事選になるので、必ず勝つ」と民主党への対抗心を燃やす。

 一方、民主党県連は2月18日の常任幹事会で、川口氏支援を決めた。党広報紙に川口氏の実績、同党が応援する理由などを掲載し、大票田の秋田市内に配布した。

 自民党との対決構図に、寺田学県連代表は「県庁出身の佐竹氏に対し、民間経験のある川口氏を支援することで、国政で官僚支配の打破を掲げる民主党の考えを有権者に浸透させたい」と意気込む。

 だが、衆院選で民主党と共闘する社民党は、今月4日の県連常任幹事会で佐竹氏支援を決定。非自民勢力が結集し、自民党支援の現職を破った1月の山形県知事選と同じ構図にはならなかった。

 共産党県委員会は、支持団体と独自候補の擁立を進めている。公明党県本部は近く幹事会で方針決定するが、「党内には佐竹氏支援、川口氏支援の両論ある」(田口聡代表)。国民新党県本部も近く対応を協議する。

●公明は自主投票=秋田知事選  時事 3月19日
 公明党は19日の中央幹事会で、4月12日投開票の秋田県知事選を自主投票にすると決めた。

●秋田県知事選は共闘せず 民、社、連合の3者
    2009/03/18 17:20 【共同通信】
 民主党の小沢一郎代表は18日、党本部で社民党秋田県連と連合秋田の幹部と会談し、4月12日投開票の秋田県知事選では3者共闘はしないことを確認した。小沢氏は記者団に「地域事情があり、皆さんの考えで行動していただいて結構だ」と述べた。。

 同知事選には自民党県連が支持する方向の佐竹敬久・前秋田市長、民主党秋田県連が出馬要請した川口博・前小坂町長、佐藤正一郎・元羽後町長が立候補を表明。社民党県連は佐竹氏を支持、連合秋田も佐竹氏を支援する方向だ。

 小沢氏は共闘不成立に関して「政権交代に向けた協力態勢だけは断固維持して頑張っていこうと完全に合意した」と強調、次期衆院選への影響はないとの認識を示した。

●秋田知事選、野党分裂を容認=民主・小沢氏  時事 3月18日
 民主党の小沢一郎代表は18日、党本部で社民党秋田県連合の山本喜代宏代表、連合秋田の工藤雅志会長と会談し、4月12日投開票の秋田県知事選への対応を協議した。社民党と連合が、民主党県連が支援を表明した同県前小坂町長の川口博氏ではなく、前秋田市長の佐竹敬久氏を支援する方針を伝えたのに対し、小沢氏は容認する考えを示した。

 会談後、小沢氏は記者団に「(同知事選では)野党共闘が(維持)できなくなっているが、県連からは全く連絡がない」と語り、これまで続いていた知事選での社民党などとの共闘を一方的に打ち切る形で、民主党県連が川口氏支援を決めたことを批判した。同時に「政権交代に向けた(次期衆院選での民主、社民両党と連合)3派の協力態勢だけは断固維持していく」と強調した。(了)

●佐竹氏やや先行 川口氏ら3氏追う 秋田知事選
   河北新報 2009年03月31日火曜日
 任期満了に伴う秋田県知事選(4月12日投票)で、河北新報社は30日までに電話による世論調査を実施し、取材班の分析も加えて情勢をまとめた。無所属新人の前秋田市長佐竹敬久氏(61)がわずかにリードし、無所属新人の前小坂町長川口博氏(61)が追う展開。無所属新人の前羽後町長佐藤正一郎氏(56)、共産党新人で党県委員の藤本金治氏(62)が続く。有権者の半数が投票する候補者を決めているが、残りはある程度決めている人と決めていない人に分かれており、なお流動的だ。

 佐竹氏は、トップダウン型の県政からの転換を目指す。自民、社民両党県連の支持や連合秋田の推薦を取り付け、安定した戦いぶりを見せている。
 自民党支持層と公明党支持層の約7割に浸透し、支持政党のない無党派層の支持は4割強。女性の約半数の支持を得ており、年代別では20代、40代、70代の支持が特に強い。職業別では、農林漁業や専業主婦に浸透している。
 地域別では、地盤とする秋田市で優位に立ち、県南の大仙市や仙北市でも着実に支持を広げる。

 川口氏は、民主党県連、国民新党県支部が支持する。行財政改革の推進や新産業創出による雇用確保を訴える。
 民主党支持層の6割近くを固め、社民党支持層も取り込む。無党派層からは3割近い支持を集めている。年代別では、30代の支持が比較的強い。職業別では、商工サービス業の支持が厚い。
 地域別では、地元の小坂町や大館市など県北で他の候補者を上回る。知名度アップに力を入れている県南では、由利本荘市で佐竹氏に迫る。

 2005年の前回、現職の寺田典城知事に投票したと答えた層では、佐竹氏と川口氏が競っている。

 佐藤氏は昨年8月、いち早く立候補を表明。特定の政党に偏らず、一定の支持を広げている。このほか、地元の県南や農業従事者が多い中高年層の支持を得ている。

 出馬表明が最も遅れた藤本氏は、共産党支持層の約8割の支持を集めるが、広がりに欠ける。序盤は大票田の秋田市を中心に遊説を重ねている。

[調査の方法] 秋田県内の市町村別、男女別の有権者の構成割合に応じ、サンプル獲得の目標を設定。28、29の2日間、電話帳から無作為に対象者を抽出し、調査員が電話で聞き取りした。有効回答は606人。

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