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てらまち・ねっと



 今、各地の議会で改革が進められている。
 みずから積極的に進めるところもあれば、事務的に、あるいはよその真似事で済ますところもある。
 そんな中、日経グローカルの2010年4月版で、議会改革度が全国市区で「2位」とされた三重県伊賀市議会。
 
 その伊賀市議会の副議長選を巡って、元・議長と現・副議長が逮捕された。
 副議長選の選挙対策での贈収賄、どちらも認めているという。

 ふつうに考えれば、「それが日常的な議会だったのか」、そうとらえる。

 「議会改革度2位」の「表と裏」・・・とも。
 形式だけ整えてもダメ、とか。

 現在の議長は緊急に会見を開いて
   今後の対応については「議員が辞職したから、我々の責任がなくなる訳ではないと認識している」とし、
    早急に議会運営委員会や議員全員懇談会を開き、協議する考えを示した。
    議会解散については、「今はそこまで頭が回らない。議員全員に相談して答えを導き出したい」と答えた。
 (伊賀タウン情報YOU)

 議会解散も視野にあるのか・・・

 ところで、うちの議会は、きょうは 9月議会の議案書や関連資料の配布と議案の説明、議会運営の協議などの全員協議会。
 9月は「決算」があるで、重たい。

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   日経グローカル 2010.4.5  No.145

  ●議会改革度、トップは京丹後、全国市区調査、伊賀・松本が続く


   地域主権が唱えられる一方、首長の陰に隠れがちだった地方議会で、情報公開や市民参加など住民目線を意識した改革のうねりが見え始めた。
そこで日本経済新聞社産業地域研究所は地方議会の改革の現状を把握するため、全国807市区議会の議長にアンケート調査した。

 議会の役割や責務を体系的に規定する議会基本条例を制定した自治体は49で、制定予定または検討中を含めると3割強にのぼり、議員の質疑に対する執行部の答弁を明確にするための「一問一答方式」を導入した議会は過半数に達した。

 半面、情報公開ではインターネットによる議事録の公開が2割に満たないことも分かった。

 こうした議会の取り組みを独自に評価、ランキングした結果、京丹後市(京都府)、伊賀市(三重県)、松本市(長野県)がベスト3に入るなど、地方の中小都市が先導する姿が鮮明となった。
今号では総合評価と分野別動向について取り上げ、次々号以降に詳細を連載する。


●議長に検討結果を報告 伊賀市議会改革推進委
      伊賀タウン情報YOU  編集部 (2011年9月 5日 17:51)
 伊賀市議会改革推進委員会(今井由輝委員長)は9月5日、議員定数は28人から24人に、議員報酬は現行のままとする委員会での検討結果を、安本美栄子議長に報告した。
【検討結果を安本議長に説明する今井委員長(右)=伊賀市役所で】動画を見る

 報告を受けた安本議長は、2010年度の国勢調査で伊賀市の人口が10万人を割り込んだことを受け「市議会の法廷上限数が34人から30人に変わったことを、委員会で定数削減の議論にどのように反映させたのか」と質問。
今井委員長は「極端に減らすより、市民センターなどで住民へのサポートが十分できるようになるまで、ある程度市民を支えることが議員の仕事だという話で落ち着いた」と説明した。

 委員会は昨年の3月定例会で設置を決めた後、これまでに計9回の会議を開いた。委員は正副議長経験者が務め、議員全員へのアンケート調査や全国の市議会の状況などを踏まえ、定数と報酬について検討してきた。



●副議長選めぐり現金授受容疑 2伊賀市議から任意聴取
            朝日 2012年8月28日12時40分
 昨年4月の三重県伊賀市議会副議長選をめぐり、市議の間で現金の受け渡しが行われた疑いが浮上し、同県警が現金を贈ったとされる伊賀市議会副議長の市議(71)と、現金を受け取ったとされる元議長の市議(59)から、任意で事情を聴いていることが関係者への取材でわかった。
 贈収賄容疑での立件も視野に、受け渡しの状況や目的などを調べている。

 捜査関係者などによると、昨年4月の伊賀市議会副議長選に先立ち、同選挙に立候補していた市議(現副議長)は副議長選挙で便宜をはかってもらおうと2010年秋ごろ、元議長の市議に現金数十万円を渡したとされている。

 2人はいずれも伊賀市議3期目で「維新・市民クラブ」に所属。現金を渡したとされる市議は昨年4月の副議長選挙では別の候補者に敗れたが、今年4月の副議長選に再び立候補し、当選した。

 現金を受け取ったとされる市議は09年4月に議長に就任していた。議長、副議長の任期はそれぞれ、申し合わせで1年となっている。

●三重・伊賀、贈収賄容疑で逮捕 副議長選で現金
          西日本 2012年8月29日 20:40
 三重県伊賀市議会で昨年4月に実施された副議長選をめぐり、県警は29日、現金を渡して投票を求めたなどとして贈賄容疑で伊賀市副議長の奥邦雄容疑者(71)を、現金を受け取ったとして収賄容疑で市議の坂井悟容疑者(59)を逮捕した。

 捜査関係者によると、奥容疑者は昨年4月の副議長選で支持を得るなど便宜を図ってもらう目的で、議長を務めた経験がある坂井容疑者に現金を渡した疑い。
 市関係者の話では、渡った額は約80万円だったとみられる。


●伊賀市議会副議長と元議長逮捕 副議長選めぐり贈収賄
       中日 2012年8月29日 22時51分
 昨年4月の三重県伊賀市議会の副議長選をめぐる贈収賄事件で、県警捜査2課と伊賀署は29日、贈賄の疑いで伊賀市湯舟、市議奥邦雄容疑者(71)を、受託収賄の疑いで同市柘植町、市議坂井悟容疑者(59)をそれぞれ逮捕した。2人は既に市議長に議員辞職願を提出しており、近く辞職が認められる。

 逮捕容疑では、奥容疑者は一昨年10月、翌年春の副議長選に向けて自分への票の取りまとめを依頼するため、伊賀市内の飲食店で坂井容疑者に現金数10万円を渡した疑い。県警によると2人とも容疑を認めている。

 県警によると、奥容疑者は調べに「(坂井容疑者なら)なんとかしてくれるだろうと思った。名誉が欲しかった」と供述。坂井容疑者は「副議長にするには金がいると思った」と話している。

 奥容疑者は昨年4月の副議長選で落選したが、今年4月に再度立候補して初当選し、現在副議長。

 奥容疑者は旧阿山町議を2期、坂井容疑者は旧伊賀町議を2期それぞれ務めて、2004年の市町村合併に伴い伊賀市議になり、いずれも3期目。現在は同じ会派に所属している。坂井容疑者は06年に副議長、09年に議長を務めた。
 (中日新聞)

●議会事務局を家宅捜索 伊賀市議の贈収賄事件
        産経 2012.8.30 10:34
 三重県伊賀市議会で昨年4月に実施された副議長選をめぐり、副議長の奥邦雄容疑者(71)と市議の坂井悟容疑者(59)がそれぞれ贈賄と受託収賄の疑いで逮捕された事件で、県警は30日、市役所内にある議会事務局などを家宅捜索した。

 奥容疑者は、坂井容疑者に現金数十万円を渡して副議長選での投票などを依頼したとして贈賄容疑で、坂井容疑者は受託収賄容疑で29日に逮捕された。県警は押収資料などを分析、現金授受などの裏付けを急ぐ。

 捜索は午前8時半ごろ開始。職員に令状を示して約20人の捜査員が次々に議会事務局に入り、出勤していた職員らが困惑した表情で見守った。

●市議会副議長選巡り、贈収賄容疑で市議2人逮捕
     (2012年8月29日20時36分 読売新聞)
 昨年4月の三重県伊賀市議会の副議長選挙を巡り現金の授受があったとして、県警は29日、同市議会副議長の奥邦雄容疑者(71)(伊賀市湯舟)を贈賄容疑で、元議長で市議の坂井悟容疑者(59)(同市柘植町)を受託収賄容疑で逮捕した。

 ともに容疑を認めているという。

 発表によると、奥容疑者は2010年10月上旬頃、伊賀市内で、立候補を予定していた翌11年の副議長選挙で票の取りまとめを依頼し、坂井容疑者に現金数十万円を渡した疑い。

 奥容疑者は11年の副議長選挙で別の候補者に10票対16票で敗れたが、今年4月の選挙で当選した。

 2人はいずれも伊賀市議3期目。坂井容疑者は06年4月に副議長、09年4月に議長に就任していた。2人は昨年春には別の会派に所属していたが、現在は「維新・市民クラブ」に所属している。

●副議長ら「金がいる」と事前相談 伊賀市議会の汚職事件
            北海道 08/30 10:20、08/30 12:51 更新)
 三重県伊賀市議会で昨年4月に実施された副議長選をめぐる汚職事件で、贈賄と受託収賄の疑いで29日に逮捕された副議長の奥邦雄容疑者(71)と市議の坂井悟容疑者(59)が「副議長になるには金がいるだろう」と事前に相談し、現金を授受していたことが、県警への取材で分かった。

 県警は30日、市役所内の議会事務局などを家宅捜索し、議事録や名簿類を押収。現金を受け取った坂井容疑者が、副議長選に立候補した奥容疑者への投票を呼び掛ける際、接待するなどした疑いもあるとみて、他の市議らからも事情を聴く。

●伊賀市副議長選贈収賄:元議長が投票依頼
             毎日新聞 2012年08月30日 14時11分
 昨年4月の三重県伊賀市議会13件副議長選挙を巡る贈収賄事件で、同県警捜査2課に受託収賄容疑で逮捕された元議長の市議、坂井悟容疑者(59)が、他の複数の市議に対し、飲食をともにするなどして投票を働き掛けていたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。

 関係者によると、坂井容疑者は、贈賄容疑で逮捕された副議長の奥邦雄容疑者(71)から副議長になりたいと相談を受けた際、「ただでは人は動かない」との趣旨の受け答えをしたという。賄賂の数十万円については投票依頼の経費や報酬と認識していたとみられる。

 坂井容疑者は金を受け取った10年10月以降、会派代表を含む複数の市議と接触、昼間に飲食店で投票依頼などをしていたという。
 だが同選挙の結果、奥容疑者は28人の投票で10票しか獲得できずに落選した。


 両容疑者とも市議3期目。これまでの調べに奥容疑者は「期数が長いので副議長の名誉が欲しかった。元議長なら何とかしてくれると思った」などと、金を渡した動機を供述している。

 同課は、坂井容疑者が働き掛けをした議員たちからも事情を聴き、事件の全容解明を目指す。【谷口拓未】

 ◇事務局など捜索

●伊賀市副議長選の汚職:贈収賄容疑で2市議逮捕 同僚「感覚を疑う」 県警、全容解明へ /三重
           毎日新聞 2012年08月30日
 昨年4月の伊賀市議会13件副議長選挙を巡り贈収賄の疑いで市議2人が逮捕された29日、同僚市議からは「感覚を疑う」と憤りの声が上がった。
 県警捜査2課は複数の市議から事情を聴いており、投票依頼の過程で他の議員にも利益供与がなかったかなど、全容解明を進める。
 2人は逮捕直前、北出忠良議長に辞表を提出、受理された。【伝田賢史、矢澤秀範】

 贈賄容疑で逮捕された副議長、奥邦雄容疑者(71)はJA理事などを歴任、議会の質問でも農業振興策をたびたび取り上げていた。同僚市議は「役職への強い執着は感じていた」と指摘。県警の調べに、奥容疑者は「当選回数を積んだので名誉ある職に就きたかった」と供述しているという。

 奥容疑者から票のとりまとめを依頼され、現金を受け取ったとして受託収賄容疑で逮捕された元議長、坂井悟容疑者(59)は、土木・建築に強いとされ、質疑で市職員を怒鳴りつけることもあった。

伊賀市では、内保博仁市長が09年、市発注工事の受注業者と温泉旅行をしていたことが発覚。市長の政治倫理問題について検証すべき市議会から2人も逮捕者を出したことについて、別の市議は「議会への信頼も大きく損なわれてしまった。贈収賄と市長の問題をうやむやに終わらせないよう追及して信頼回復すべきだ」と話した。

 両容疑者の逮捕を受け、北出議長は29日午後9時から記者会見を開いた。坂井容疑者は29日早朝、北出議長宅に辞表を届け、「申し訳ない」とわびたという。奥容疑者は家族を通じて辞表を提出。北出議長は「市民の皆さまにおわびします」と陳謝した。

●現職2人が逮捕 議長が緊急会見で謝罪 伊賀市議会
        伊賀タウン情報YOU 編集部 (2012年8月29日 23:07)
 伊賀市議会の現職議員2人が8月29日に贈収賄容疑で逮捕されたことを受け、同市議会の北出忠良議長が同日夜に緊急記者会見を開き、「容疑内容が事実であれば誠に遺憾。市民に多大のご迷惑とご心配をかけたことを深くお詫びします」と謝罪。同日朝に議員2人が辞職願を提出し、受理したことも明らかにした。

 会見は午後9時から、同市上野丸之内の伊賀市役所で開かれた。北出議長は深く頭を下げた後、「今後、逮捕容疑の内容は司直の手によって審理されることになると思われるが、今回の市議逮捕という事実を重く受け止め、厳粛で規律正しい市議会運営にあたりたい」と述べた。

 今後の対応については「議員が辞職したから、我々の責任がなくなる訳ではないと認識している」とし、早急に議会運営委員会や議員全員懇談会を開き、協議する考えを示した。
議会解散については、「今はそこまで頭が回らない。議員全員に相談して答えを導き出したい」と答えた。


 辞職願は、坂井悟容疑者(59)本人と奥邦雄容疑者(71)の家族から北出議長の自宅で直接受け取り、坂井容疑者は辞職願を手渡す際、「申し訳ない」と話したという。
同市議会事務局によると、両議員の失職は辞職願の日付が異なるため、奥容疑者が早ければ30日に、坂井容疑者が9月1日となる見込み。

●伊賀市議会副議長、贈賄容疑で逮捕 自宅、市役所など13カ所捜索 三重
        産経 2012.8.31 02:21
 ■「名誉職就きたかった」
 伊賀市議会の副議長選をめぐる贈収賄事件で、県警捜査2課と伊賀署に贈賄容疑で逮捕された副議長だった奥邦雄容疑者(71)が「名誉職に就きたかった」と動機を供述していることが30日、同課への取材でわかった。同課などは奥容疑者と受託収賄の疑いで逮捕した市議の坂井悟容疑者(59)の市内にある自宅や市議会事務局など13カ所を同日、捜索し容疑の裏付けを進めている。

                   ◇
 奥容疑者は19年4月の副議長選をめぐり複数の議員にコロッケなどの食品を配ったとして、市議会政治倫理審査会に問われ「議会を混乱させた」として文書注意の処分を受けている。この影響で選挙は1カ月延期され、立候補しなかったが、21年から2回、副議長選に挑戦したがかなわず、今年4月に初当選した。

 同課によると、奥容疑者は「市議になって長い。どうしても副議長になりたい」と供述。議長経験がある坂井容疑者を「顔がきくので何とかしてくれる」と思ったという。

 坂井容疑者は「副議長ぐらいにしてやろうと思った」などと供述。会合などの必要経費として奥容疑者が申し出た現金を22年10月に市内の小規模の飲食店で1回で手渡しされ、受け取ったという。

 同市湯舟の田園地帯にある木造2階建ての奥容疑者の自宅には、捜査員約10人が午前8時半前から捜索に着手。付近は里山と水田に囲まれたのどかな農村集落で、蝉時雨の中、捜査員が静かに家の中に入り関係資料を押収した。同市柘植町にある坂井容疑者宅への捜索には約15人の捜査員が、午前8時半前に入った。静かな住宅街で、捜査員は容疑者宅と近くの実家を二手に分かれて捜索した。

 市役所では市議会事務局を午前8時40分ごろから、捜査員約20人が段ボールを持って捜索。立ち会った議会事務局の森本一生局長は「議員の逮捕は事務局としても非常に残念。当面は9月定例議会を支障なくこなしたい」と話した。

 一方、2人が逮捕された29日午後9時過ぎから、市役所で北出忠良議長が急遽(きゅうきょ)、記者会見し「誠に遺憾。市民に多大の迷惑、心配をかけたことを深くおわび申し上げる」と深々と頭を下げ陳謝した。

 ほかの議員にも坂井容疑者が奥容疑者への投票依頼をしたか今後の捜査の焦点となるが、北出議長は「一切わからない。捜査の中で解明されると思う」と述べるにとどめた。また、奥容疑者から29日付で、坂井容疑者は9月1日付で、それぞれ29日に辞表が提出され受理したことを明らかにした。

 空席となった副議長の選出は、選挙日程を議会運営委員会を開いて決定する予定。議会事務局は「9月定例議会初日の4日に選挙を行う見通し」としている。


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