安倍政権がおちればと期待しつつ見ている森友学園問題。
焦る安倍氏はいつものよう、とぼけどおし。廃棄物処理の経費を国交省側が見積もったという話の裏を、役人がとぼけているのも疑いない。国民は見ている。
早く認めたら、とそんな思いが高まる。
とりあえずは、最近のことから幾つかを記録しておく。
●森友学園小学校用地の評価額政治力で下げて 理事長夫妻“直談判”/スポニチ 2017年3月2日
●「野党頑張れ、学校作らせたらいかん」 鴻池氏会見/朝日 2017年3月1日
●嘘つきはどっちだ 安倍首相 vs森友学園理事長の発言食い違い/j-cast 2/28
●森友学園と安倍首相の深い因縁 名誉校長・昭恵夫人が認めた「晋三記念小学校」/j-cast 2/22
●【森友学園への国有地払い下げ疑惑】安倍政権は森友理事長"口封じ"で幕引き図る?/日刊ゲンダイ 3月01日
●【スクープ!】安倍昭恵夫人、塚本幼稚園から報酬を受け取っていた可能性/ハーバービジネスオンライン 2月28日 文/菅野完
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●森友学園小学校用地の評価額政治力で下げて 理事長夫妻“直談判”
スポニチ 2017年3月2日 05:30
大阪市の学校法人「森友学園」が国有地を格安で取得していた問題で、籠池泰典(かごいけ・やすのり)理事長が自民党の鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)参院議員に現金が入っていたと思われる紙包みを手渡そうとしていたことが1日、分かった。国有地の評価額引き下げに政治力を発揮するよう働き掛けたとみられる。
この日夜会見した鴻池氏によると、14年4月、参院会館で籠池氏夫妻と面会。その時の様子について「お願いの儀があるふうなことを聞いた。おばはんが“これでお願いします”と泣きながら紙袋を出してきた」と関西弁で振り返った。「一瞬でカネだと分かった」ことから「無礼者!」と怒鳴ったといい、「男の面、政治家の面を銭ではたくようなやつは、教育者と違う。帰れ」と言って投げ返したという。学園が建設中の小学校については「真っ赤な中華料理屋みたい」と切り捨てた。
籠池氏の面会目的について国有地問題が狙いだとの見方を示しつつ、自身は財務省などへ働き掛けたことはないとした。献金は14、15年ごろに2回に分け10万円ずつ受理。14年4月以前に「2、3回会っている」とし、献金は返却すると強調した。籠池氏は保守系の政治家と幅広く接点があることで知られ、献金もしていた。
疑惑の引き金を引いたのは、この日の参院予算委員会。共産党の小池晃書記局長が、籠池氏が自民党国会議員の事務所に対し、土地の評価額引き下げのために政治力を発揮するよう働き掛けていた疑いがあると指摘した。議員の名前は伏せたが、鴻池氏の事務所とみられる。事務所の13年8月5日からの面談記録を入手したと説明し、「上からの政治力で早く結論を得られるようお願いしたい。評価額を低くしてもらいたい」との記述があったという。
国有地を巡っては、評価額が9億5600万円だったが、大阪航空局が算定したごみの撤去費などで8億円余りが差し引かれ、1億3400万円で売却契約が結ばれた。小池氏は2日の参院予算委でも追及するとしており、評価額が大幅に下がった背景についての解明が待たれる。
●「野党頑張れ、学校作らせたらいかん」 鴻池氏会見
朝日 2017年3月1日23時35分
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題をめぐり、自民党参院議員の鴻池祥肇元防災担当相が1日、東京都内で記者会見した。同学園の籠池(かごいけ)泰典理事長から封筒のようなものを差し出されたことなどを証言し、「あんなの教育者にしたらいかん」「野党頑張れ、(小)学校を作らせたらいかん」などと語った。やり取りは以下の通り。
◇
森友学園の件であらぬ疑いがマスコミの皆さんにあるのではないかと思い、きちんと話をしないといけない。
どんな関係かと言えば、何年前か忘れたが、「講演に来て」と言われて行った。父兄の前で、その時の子供たちの態度が素晴らしいと思った。私の思想と合うと思った。それから(籠池氏には)会っていないが、神戸事務所に出入りするようになった。鴻池の事務所は金融、不動産、大嫌いで、29年、30年やったことがない。しかし、なんかそういうことで依頼に来た。「うちは不動産屋違うぞ」と、報告あったからね。「不動産屋と違いますからね」と言って断ったみたい。
でも、「どうしても会いたい」と言って、3年前の4月、委員会をちょっと失礼して、質問していない一委員でしたから、(議員)会館事務所に戻って会った。夫婦で来ていたように思う。籠池さんと奥さんと。その時、財務省か大蔵省かようわからんが、「お願いの儀がある」というようなことをちらっと聞いた。同時に紙に入ったものを「これでお願いします」と言った。おばはんのほうが。
一瞬で「金だ」とわかった。だからそれを取って、「無礼者」と言った。「男の面を銭ではたく、政治家の面を銭ではたくのは教育者違う。帰れ」と言って私は委員会室に戻った。それが、カネか、コンニャクだったか、天ぷらか、ういろうか、知らん。確かめてへんのだから。しかし現実として、私が手に持って投げ返した。
その後、出入り禁止やん、当然。ところが、報告やなんかで1、2回(籠池氏は)行ったみたいやね。神戸の事務所に。僕は思いましたよ。「クソっ」と思って、すぐに投げ返した。歩きながら、人生でこんな汚物を投げられたようなことは初めてだけれども、反省しよう、と。それは俺に貫禄と徳がなかったのだと。「こいつならカネで動くかもしれない」と思われたということが、腹が立ったけど、これが俺が徳がない。ずっと黙っておったが、この問題や。
野党のある男が関係しているよ…
●嘘つきはどっちだ 安倍首相 vs森友学園理事長の発言食い違い
j-cast 2017/2/28
学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、安倍晋三首相と同学園の籠池泰典理事長の言い分に食い違いが出ている。
安倍首相と籠池氏の間に面識があるかどうかや、昭恵夫人が小学校の「名誉校長」就任を承諾していたかどうかについて、異なる見解を示している。
安倍首相は2017年2月17日の衆院予算委員会で、森友学園について
「妻からですね。この森友学園ですか?の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております」
「いわば私の考え方に非常に共鳴している方でですね、その方から、小学校を作りたいので『安倍晋三小学校』にしたいという話があったが、私はそこでお断りをしているんですね」
と答弁していた。学園が17月4月に開校を目指している小学校を「安倍晋三記念小学校」とする申し出を断ったと説明する答弁だが、総じて学園については好意的だ。
だが、2月24日の衆院予算委員会ではこれが一転。依頼を断った経緯について、籠池理事長のことを
「この方は非常にこだわるというか、そう簡単に引き下がらない人」
と表現し、
「たとえ私が自費で学校を作ったとしても安倍晋三小学校になんかしないですよ。普通これ、常識で考えて当たり前じゃないですか。そんな、私はタイプの人間ではないんですよ」
と述べた、「絶対にやめてもらいたい」と「再三申し上げている」と念を押した。
「非常にしつこい中においてですね、あのー、しつこいと言ったら非常に...何回も何回も熱心に言ってこられる中にあったですね...」
とも話した。
理事長、昭恵夫人から「承認されてから紹介」と主張
安倍首相と籠池理事長の発言の間に食い違いも目立ちつつある。ひとつが、昭恵氏が小学校の「名誉校長」に就任し、辞任した件だ。安倍首相は2月24日の答弁で、15年に昭恵氏が行った講演直前の待合室で名誉校長就任を依頼され、「そこでは断った」が、その後の講演の檀上で
「突然その場でですね、籠池さんからそのように(就任を)紹介されて拍手をされた」
ために結果として断れなかったなどと説明していた。
これに対して、籠池理事長は2月26日のNHKのインタビューで、
「(就任を昭恵氏から)承認されてから紹介をさせていただいたということで、私の方は理解している」
と反論。もっとも、
「その辺のところは、ご夫人が発言されているわけじゃありませんので...」
とも話し、夫妻間の「伝言ゲーム」の可能性も指摘している。
二つ目が、安倍首相と籠池理事長の間の「面識」の問題だ。安倍首相は2月24日に
「(籠池理事長からの講演依頼を)お断りする際に、電話に代わって話したのが、ほとんど唯一に近いと思う。個人的にお目にかかったということは、何か大きな会の中で来られていたかも知れないが、それはあまり記録(編注:「記憶」の言い間違いか)には残っていない」
と述べていたが、籠池理事長は「週刊朝日」3月10日号(首都圏では2月28日発売)で、
「5年ぐらい前にPTAの紹介で知り合った。首相になられる前で昭恵夫人と先に知り合って小学校の見学に来てもらい、住吉大社にもご一緒させていただいた」
と話している。両者の認識の隔たりは大きく、野党の追及は続きそうだ。
●森友学園と安倍首相の深い因縁 名誉校長・昭恵夫人が認めた「晋三記念小学校」
j-cast 2017/2/22
評価額が9億5600万円の国有地が1億3400万円で大阪府の学校法人「森友学園」に売却されていた問題で、この学校法人と安倍晋三首相夫妻との親密な関係に改めて注目が集まっている。昭恵夫人は、この学校法人が2017年4月に開校を目指す小学校の「名誉校長」の肩書きを持ち、「安倍晋三記念小学校」と印刷された振込用紙で寄付集めが行われていた。
安倍首相は、小学校に自らの名前を冠することは「お断りをしている」と国会で答弁していた。だが、昭恵夫人は過去の講演で、冠は「総理大臣を辞めてから」ならば構わないともとれる発言をしていたことがテレビ東京の報道で明らかになった。安倍首相は小学校の認可や国有地売却との関連も否定しており、昭恵夫人も含めて関与が明らかになった場合は「総理大臣も国会議員も辞める」と明言している。昭恵夫人の講演での発言をきっかけに、認可や土地の売却問題との関連についても、答弁の信ぴょう性が問われることになった。
・・・(略)・・・
●【森友学園への国有地払い下げ疑惑】安倍政権は森友理事長"口封じ"で幕引き図る?
日刊ゲンダイ 2017年03月01日 23時10分
連日、国会で追及されている学校法人・森友学園への国有地払い下げ疑惑。ついにテレビのワイドショーまで報じだし、政権を揺るがす大問題に発展してきた。火の粉を振り払いたい安倍政権と大阪の日本維新の会は、自分たちを熱心に支援してきた学園を見捨て、幕引きを図るつもりだという。
大阪・豊中市の国有地が不可解な経緯で森友学園に払い下げられていた問題は、ファーストレディーの昭恵夫人が問題の土地に新設される小学校の名誉校長を務めていたこともあり、ロッキードに匹敵する“アッキード事件”とも言われ始めている。安倍政権とともに、国民から疑惑の目が向けられているのが、大阪の地域政党から始まった日本維新の会だ。
12年4月に大阪府の松井知事が突然、設置基準を緩和して「借り入れのある幼稚園」にも小学校参入の門戸を開いた。これが、森友が小学校新設に乗り出すきっかけになった。大阪の私学審議会で数々の問題点が指摘されながら、異例のスピードで森友に「認可適当」の答申が出された15年1月の時点での認可権者も松井知事だ。翌年から、認可権者は教育長に委任されている。
鑑定評価額9億5600万円の国有地が、“タダ同然”で森友学園に払い下げられたというのに、政府のガバナンスや税金ムダ遣いにウルサイはずの維新関係者は当初、不気味なほどダンマリを決め込んでいた。動きがあったのは23日。橋下前大阪市長が、急にツイッターで国の責任を追及し始めてからだ。
〈価格算定の手続きが不透明過ぎる〉〈これは政府の手続きミス〉〈そもそも随意契約がおかしい〉〈政府はミスを認めるべき〉等々、舌鋒鋭く政府を批判。同時に、暴言王の足立康史議員や丸山穂高議員が国会の予算委でこの問題を取り上げ始めた。
22日の定例記者会見では、3月末までに森友の認可条件は「クリアする方向でまとまってきた」と言っていた松井知事も、25日になって急に「不認可」の可能性に言及。豊中市に対して、用地の再調査を求めた。明らかにスタンスを変えてきている。
「認可を与えて小学校が開校してしまうと、問題がずっと尾を引いて、足をすくわれかねない。世論の批判も高まってるし、『これは不認可にしてしもた方がええんちゃうか』いう話になってきたんです。一連の疑惑はあくまで国の責任で、維新は関係ないと示すこともできる。『こんな問題だらけの学校法人は認可でけへん』と知事が英断を下せば、府民も国民も拍手喝采ちゃう?」(維新の会関係者)
森友学園の籠池理事長と「共鳴している」と言っていた安倍首相も、問題が拡大するや、国会答弁で「私も妻もいっさい関わっていない!」とブチ切れ、籠池理事長のことは「教育者としていかがなものか」と批判。きのう(27日)も「首相頑張れと園児に言ってもらいたいとはさらさら考えていない。適切ではない」と発言し、森友を切り捨てにかかっている。
「政権を守るには、もう籠池理事長に泣いてもらうしかないということでしょう。意図的に、『理事長はちょっとおかしい』という印象操作がなされている。理事長の口封じができればいいと思っているのではないか。ただ、事案に関わった役人は、詰め腹を切らされるかもしれません」(官邸担当記者)
役所と籠池理事長は、このまま一方的に悪者にされるくらいなら、いっそ国会で洗いざらい話してしまった方がいいのではないか。
●【スクープ!】安倍昭恵夫人、塚本幼稚園から報酬を受け取っていた可能性
ハーバービジネスオンライン 2017年02月28日 文/菅野完
安倍首相は2月27日の衆院予算委員会で、民進党・福島のぶゆき議員から出た「この安倍昭恵夫人は、名誉校長としてなんらかの報酬を貰っていたんでしょうか? また、何度か講演に行っているようでありますけども、そのときに講演料というのはどのくらい受け取っているのでしょうか?」という質問に対し
「えー、報酬も講演料もまったく受け取っていないと、聞いております」
と、答弁した。再度確認するが、やはり安倍首相の答弁は
「えー、報酬も講演料もまったく受け取っていないと、聞いております」
であり、昭恵夫人が森友学園の経営する塚本幼稚園から、講演料を受け取っていないと言明している。
しかしこれはどう言うことだろう?
塚本幼稚園PTAの決算書 この写真は、塚本幼稚園PTAの決算書だ。40万円の支出のある「社会教育費」科目の摘要欄に「6/21姫路城(親子遠足) 11/26京都御所(社会見学)」と言う記述に続き、「社会講座 7/11谷川浩司先生 9/5首相夫人安倍昭恵先生」との記述がある。
40万の支出のうち、遠足・社会見学と社会講座の費用がどのように振り分けらているのかこの決算書からは読み取れない。しかし、日付の並びから、遠足や社会見学の費用と「社会講座」なる活動の費用は「別」と考えられていることが見て取れるだろう。社会講座 7/11谷川浩司先生 9/5首相夫人安倍昭恵先生」なる記述からは、谷川浩司氏と安倍昭恵氏にいくばくかの金銭が渡されていたとしか読み取りようがない。
となると、安倍首相の答弁は虚偽答弁と言うことになる。少なくとも、「受け取っていない」とは、この決算書が有る限り、断言できないはずだ。
本件を含め、事実関係を塚本幼稚園に確認するため、連日取材依頼を行なっているが、今の所塚本幼稚園からの返答はない。
名誉校長を辞任したとはいえ、昭恵夫人と森友学園の関係については、今後も徹底した検証がくわえられるべきだろう。
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