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てらまち・ねっと



 昨夕から今朝の稲田防衛相の森友学園の代理人弁護士のニュース。本人が、否定する答弁に唖然とした。
 何がかといえば、「弁護士として当事者・森友学園の代理人となり、裁判所にも出廷した記録」まであるのに、「受任も裁判もしていない」と否定している。国会でのウソの答弁は偽証ではないのか・・・もう、辞めたら・・・そんな気持ち。

 私自身は、行政相手の訴訟を50件以上起こして、その大部分が自ら法廷にたつ本人訴訟。相手の行政は、基本的に弁護士が代理人(一件だけ、県職員が務めた事件があった)。
 50件といっても、地裁、高裁、時に最高裁と法廷が進むし、法廷でのやりとりや、ラウンドテーブルでの議論の場は、地裁では多数、高裁でもそれなりにあるので、実回数を合計すれば、出廷は大変な数になる。ある時は、廊下で偶然に「歩み」が一緒になった裁判長に声を掛けられた。「寺町さん、今裁判幾つぐらいやっているの?」の問、私「今進行形は15件ぐらいです」と答えたら、「ふぇーっ!、弁護士と同じじゃないですか!」と。

 この程度には、法廷や手続き慣れしている経験から、いっそう前記の稲田氏の答弁がほっとけない思い。
 それで、今日は、次のニュースを記録しておく。

 書面上のことについて「そんなことよくあること」という旨の稲田氏。
 ★j-cast★≪委任状の中に私の名前があったということは推測されますよ。準備書面に書いてあるというのはそういうことだと思いますよ/ある弁護士は、稲田氏の説明について、弁護士としては、書面に名前が出た時点で責任を負うということ。弁護士に対する懲戒請求が行われる際も、本人が実質的に関与していなくても、準備書面に名前があったことを理由に懲戒の対象になることもあり得る。稲田さんの場合、弁護士事務所が共同経営だということであれば、間違いなく責任を負うことになるのでは」≫

 当たり前。「無責任」ではすまされず、法律で定められた手続きだから、代理人が「知らん」では済まない。
 相談は受けていないし、裁判も行っていないという。

★TBS★≪「稲田氏は森友学園の顧問弁護士」 野党が追及/私は全く籠池氏の事件を受任をしたこともなければ、裁判を行ったこともなければ、法律相談を受けたこともないんです」(稲田朋美 防衛相)/「『平成17年10月11日、 学校法人森友学園 訴訟代理人弁護士 稲田朋美』という文書が裁判所に提出されております」(民進党 小川敏夫 参院議員)≫

 極め付けは、出頭した裁判記録まであった。
★共同★≪稲田氏、「森友訴訟」に出廷記録 大阪地裁が作成、答弁矛盾/ 「森友学園」が起こした民事訴訟の裁判資料のコピー。出頭した当事者等の欄に「原告代理人 稲田朋美」と記載されている≫
 
 さて、本人はどうするのか・・・
 なお、今朝は6.9度。暖かさに、ノルディックウォークする堤防に春の芽吹きの予感。

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●稲田防衛相と籠池氏、食い違い一段と鮮明 森友学園訴訟書面に「代理人弁護士」
      j-cast 2017/3/13
森友学園をめぐる一連の問題で、籠池泰典理事長と稲田朋美防衛相との言い分の食い違いが、さらに鮮明になっている。籠池氏は、2017年3月12日、この問題を追及していたライターの菅野完氏のインタビューに応じ、稲田氏が森友学園の顧問弁護士を務め、同学園の訴訟も受任していたと話した。菅野氏はツイッターで、森友学園が起こした裁判の原告代理人の一人に稲田氏の名前がある準備書面も公開した。

だが、稲田氏は、籠池氏の話は「全くの、それは虚偽」だと主張。稲田氏は夫と共同で弁護士事務所を運営しており、準備書面についても「連名で出すことは多くある」として、実質的な弁護は行っていないと反論している。

稲田朋美防衛相は籠池氏の証言を「虚偽」だと主張している(写真は参院インターネット中継より)
稲田朋美防衛相は籠池氏の証言を「虚偽」だと主張している(写真は参院インターネット中継より)
籠池氏「初当選以前に顧問弁護士として親交」
動画は3月13日に公開され、長さは約25分。籠池氏は、稲田氏について「旧知の仲」だったとして、05年の衆院議員初当選以前に「顧問弁護士」として親交があったと説明。稲田氏の弁護活動について

「なかなか素晴らしい切り口ですよ?そりゃあ立派なもんだったんじゃないですか?」
とも述べた。稲田氏と会った時期は

「2年ほど前にお会いしたかな?1年ほど前かな?いわゆる業界の筋の会合で自民党会館でお目にかかりましたからな。時の政調会長やったけど」
と説明した。

菅野氏は動画公開後、

「僕のインタビューに出てくる籠池理事長の証言だけだと信用できんと言うのなら、紙で、裏とったこと証明しておこう。やっぱりちゃんと、稲田朋美と書いてある」
として、森友学園が起こした訴訟の2005年の準備書面の画像をツイッターで公開。原告代理人弁護士の名前として、夫の稲田龍示氏の次に朋美氏の名前もある。

稲田氏「準備書面は初めて見た」

この動画と準備書面の画像は、17年3月13日の参院予算委員会でも取り上げられた。民進党の小川敏夫氏が、稲田氏がかつて森友学園の顧問弁護士を務め、法律相談に乗っていたと籠池氏が話したことを指摘すると、稲田氏は

「全くの、それは虚偽であります」
と全面的に否定。準備書面の画像は「初めて見た」として、

「12年前、私は国会議員で主人は大阪で事務所をしていた。共同事務所の場合、委員もお分かりでしょうけれども、事務所の1人の事件についても(書面を)連名で出すことは多くある。私は一切、籠池氏から法律相談を受けたことはない」
「抵当権抹消ですか?平成17年の?その時に、委任状の中に私の名前があったということは推測されますよ。準備書面に書いてあるというのはそういうことだと思いますよ?なので、実質として、実態として、私は籠池氏から法律相談を受けたこともなければ、実際に裁判を行ったことはない」
と話した。書面に名前は入っているが、実質的な弁護活動は行わなかった、という主張だ。

籠池氏と会った時期についても、稲田氏は

「10年ほど前から、私はお会いもしていないし関係を絶ってるんです」
と従来の見解を繰り返した。

東京都内のある弁護士は、稲田氏の説明について

「自分が実質的に関与していなくても、準備書面に名前が出ることはあり得る」
と一定の理解は示しながらも、

弁護士としては、書面に名前が出た時点で責任を負うということ。弁護士に対する懲戒請求が行われる際も、本人が実質的に関与していなくても、準備書面に名前があったことを理由に懲戒の対象になることもあり得る。稲田さんの場合、弁護士事務所が共同経営だということであれば、間違いなく責任を負うことになるのでは」
と、稲田氏の対応には問題があるとの見方を示している。

●「稲田氏は森友学園の顧問弁護士」 野党が追及
         TBS News 2017年3月13日
 大阪の学校法人「森友学園」をめぐる問題で、稲田防衛大臣はこれまで森友学園や籠池理事長の顧問弁護士を務めたことはないと繰り返し答弁してきましたが、籠池氏が全く逆の発言をし、国会で追及が続きました。

 「けさ9時から、籠池氏の発言がネットで流されているんですが、その発言の中で籠池氏は防衛大臣とご主人、お二人が顧問弁護士だったと」(民進党 小川敏夫 参院議員)

 民進党の小川議員が国会で取り上げたのは、13日、ネット上に公開された籠池理事長のインタビューです。

 「稲田龍示、ご主人の先生と、稲田朋美先生と、そのときの私に対する顧問弁護士でしたね」(森友学園 籠池泰典 理事長)

 弁護士資格を持つ稲田防衛大臣はこれまで、森友学園や籠池理事長の顧問弁護士を務めたことはないと説明してきましたが、矛盾する内容です。

 「(夫と)共同で事務所をしておりますので、委任状が共同になっていることはあるかもわかりませんが、私は全く籠池氏の事件を受任をしたこともなければ、裁判を行ったこともなければ、法律相談を受けたこともないんです」(稲田朋美 防衛相)

 「『平成17年10月11日、 学校法人森友学園 訴訟代理人弁護士 稲田朋美』という文書が裁判所に提出されております。大臣の答弁と違うんじゃないですか」(民進党 小川敏夫 参院議員)


 小川氏は、森友学園の訴訟代理人として稲田氏の夫と稲田氏の名前が記された裁判の資料を示しましたが、稲田大臣は「初めて見た。…

共同事務所の場合、連名で出すことが多くある」と述べた上で、「私は一切、籠池氏から法律相談を受けたことはない。顧問をやってもらったというのは全くの虚偽だ」と強調。小川氏は「籠池氏の話と大臣の答弁が明らかに食い違っている」として、籠池氏の国会への参考人招致を重ねて求めました。

 また、共産党の山下議員は森友学園が運営する塚本幼稚園に孫を通わせていたという人の声を紹介し、安倍総理の道義的な責任を質しました。

 「『わが孫は既に退園しています。当初私は入園を反対していましたが、安倍晋三夫人が関係しているのよ、バックが大きいのだから安心できるでしょと、娘夫婦に説得され、“ならば”と納得しました』。総理、総理夫妻が森友学園に関与してきた道義的責任を私はちゃんと認めて、軽率だったと国民に謝罪した方がいいと思いますが、いかがですか」(共産党 山下芳生 参院議員)

 「私は関わっていないわけでありますから、今それを示されてもですね、私もにわかに確認のしようがないわけでございますから、コメントは差し控えさせていただきたいと思います」(安倍首相)

 一方、財務省は、森友学園が小学校の認可申請を取り下げたことを受け、13日、売却した国有地を買い戻す手続きをとると森友学園側に伝えました。

●稲田氏、「森友訴訟」に出廷記録 大阪地裁が作成、答弁矛盾
      共同 2017/3/14 07:00
稲田氏、「森友訴訟」に出廷記録 大阪地裁が作成、答弁矛盾
 「森友学園」が起こした民事訴訟の裁判資料のコピー。出頭した当事者等の欄に「原告代理人 稲田朋美」と記載されている(画像の一部を加工しています)

 稲田朋美防衛相が2004年12月、籠池泰典氏が理事を務めていた大阪市の学校法人「森友学園」が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す裁判所作成記録があることが13日、関係者への取材で分かった。稲田氏は同日の参院予算委員会で「籠池氏の事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と述べていた。

 民進党幹部は「国会答弁とは百八十度違う内容だ」と反発。同党国対幹部は「この際、辞めていただいた方がよい」と批判した。今後の国会審議で事実関係をただし、追及を強める構えだ。


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