昨日ブログでは「◆「『私人』昭恵氏に外交旅券 首相外遊に同行、国の用務で」(朝日)/「森友問題の泥沼化に官邸も怯える、『安倍独裁』が裏目に」(ORICON NEWS)」というタイトルで整理した。
その時に、気になる報道を別にとどめた。今日は、それからピックアップして記録。それは次。
今回の森友事件は、安倍はもちろん、大阪・維新の橋下、松井がからむのだろうと最初から思っていた。
例えば、橋下が最近ツイッターで目立たないようにしているのは・・・と思っていたら、
●籠池証人喚問以来、橋下徹が完全沈黙! ツイッターは止まりコメントもなく…『Mr.サンデー』で決定的映像が?/リテテ 2017.03.26
松井、橋下に関連しては次。
●森友が逃した府緑化補助金 交付先と維新のただならぬ関係/日刊ゲンダイ 月24日
●橋下氏が援護射撃 “森友疑獄”松井知事のエゲつない延命策/日刊ゲンダイ 3月29日
そして、安倍の国会答弁を見て、異常さを感じるけど、特有のことについて触れた報道。
●森友学園問題からみえた 安倍首相の“傲慢症候群”/ドット朝日 3/23
ところで、昨夕から、突然、孫が5人泊まることになって、家の中は"おおにぎわい"。
夕食は「大将(おおしょう)」の餃子を18人分と「から揚げ」を6人分買ってきてもらった。あとはご飯だけでシンプルに。
夜は11時まで適当に遊んで、そろって消灯。「寝る前におしっこする子」といったら、一番小さい子がまず「はーい」といったので連れて行ったら、後ろからみんなついてきて、並んで待っていて、順にトイレを済ませたので面白かった。
そのまま、ふとんで寝る位置が決まったら、みんな数分でこてん、こてんと寝てしまった。これで夜は安心。
・・夜は、だれも、一度も泣かず、起ききもせず、今朝は、6時過ぎから相次いで起きてきた。
これからあさごはん。
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●籠池証人喚問以来、橋下徹が完全沈黙! ツイッターは止まりコメントもなく…『Mr.サンデー』で決定的映像が?
リテラ 本と雑誌の知を再発見 2017.03.26
森友学園・籠池泰典理事長の証人喚問で、安倍首相、昭恵夫人とともに、一気に疑惑の中心に躍り出たのが、松井一郎大阪府知事。これまでだんまりを続けてきたマスコミも松井氏の認可の不透明さや籠池理事長の接点を一斉に取り上げ始めた。本日放送予定の『Mr.サンデー』(フジテレビ)でも「籠池理事長と松井府知事…6年前の接点を発見!」という独自映像が放送されることが予告されている。
まさに窮地に立たされた維新と松井府知事だが、そんな中、松井府知事の盟友であり、これまでも疑惑払拭への歩調を合わせてきた橋下徹・前大阪市長はいったいどうしているのか、と気になって、橋下氏の言動をチェックしてみたら、これがなんと完全に沈黙状態なのだ。
たとえば、橋下氏のツイッターを見ると、籠池証人喚問前日の22日、大阪府の商業地の上昇率が全国トップという記事を紹介した大阪府市特別顧問も務める自身のブレーン上山信一氏に対し「ありがとうございます。上山改革です。なにわ筋線と阪急が連結すれば強烈です」とコメントしたのが最後。籠池氏の証人喚問が行われた23日以降、4日間にわたりピタリと止まっている。籠池証人喚問など維新や松井府知事に関する話題が盛りだくさんだったはずなのに、コメントはおろかツイートさえしていない。というか、森友問題については17日、民進党のヒアリングに他人事のようなツッコミをしたのを最後にまったく触れていない。
まるで炎上したアイドルみたいな沈黙ぶりだが、それはツイッターだけではなかった。維新は25日、都内ホテルで党大会を開いているのだが、しかし法律政策顧問というだけでなく、党方針を左右する“事実上の代表”と言われる橋下氏が、その場に姿を現すことはなかった。たしかに昨年も欠席していたが、今回の党大会は夏に控える都議選をにらんで、わざわざ本部のある大阪ではなく東京で開かれたもの。そんな重要な党大会に姿を見せなかったうえ、党大会のことも一切コメントしなかったのである。
党大会のことはさておき、こうした状況はこれまでの橋下氏の行動を考えると、ありえないことだ。橋下氏は自身への批判や都合の悪い情報が流されると、必ずと言っていいほどツイッターで反論し、また相手を執拗に罵倒してきた。時には1日に30 回以上もツイートを繰り返すこともあるほど饒舌だった。それが一転、維新の関与がクローズアップされる中での完全沈黙である。そんなところから、永田町ではこんな見方が流れている。
「橋下さんは相当追いつめられているんじゃないですか。このままいくと、森友学園と自分たち維新との間にあるもっとやばい疑惑が出てきかねない。そんな恐れからか、もう下手なことは言えないと沈黙してしまったんじゃないか、といわれています」(全国紙政治部記者)
たしかに、維新の複数の府議や市議が森友学園と関係を持っていたこと、松井知事も認可をめぐって不可解な動きをしていたことは明らかな事実だ。いや、維新の議員や松井知事だけではない。森友学園側からの要望を受け、小学校設置認可の基準を緩和する下地をつくった張本人である橋下氏の周辺でもいくつも疑惑が浮上している。
橋下氏の後援会長の夫であり、橋下氏が特別秘書に抜擢し次期衆院選で維新から出馬予定の男性の父親に対し、塚本幼稚園の元PTA会長が口利き依頼をしていたことが判明。森友学園「瑞穂の國記念小學院」建築を請け負った藤原工業が維新大阪府総支部に献金していたことも発覚、それだけでなく橋下氏が知事に就任した08年以降、同社の大阪府発注工事が急激に増加したことも指摘されている(しんぶん赤旗22日より)。
これに対し、橋下氏は当初、ツイッターや自身の冠番組である『橋下×羽鳥の番組』(テレビ朝日)で、「僕は森友から直接要望は受けていない。それは担当部局の仕事」などと疑惑を否定して責任の押し付けに躍起になってきた。
・・・(略)・・・
●森友が逃した府緑化補助金 交付先と維新のただならぬ関係
日刊ゲンダイ 2017年3月24日
森友学園にジャブジャブ補助金が注がれていたことが問題になったが、そのひとつ、大阪府の緑化事業の補助金(森友向け648万円の交付は今回取りやめ)をめぐり不可解なことが分かった。決定のプロセスを見ると、短期間の公募で、落選者はなし。松井一郎知事と関係のある法人もあって、どうもキナ臭い。
府はみどり豊かな街づくりを目指し、今年度(2016年度)から、緑化事業への補助をスタート。昨年夏、内容を公開し約40日間、事業者を公募した。9月、応募してきた4法人すべてに、府の環境審議会が「採決適当」を答申。後に府が決定した。補助金枠3450万円に対して、決定した補助金の総額は3384万円。ギリギリ収まっている。
「他に5件の問い合わせはあったが、緑化施設の要件がクリアできなかったり、年度内工事完了のスケジュールに間に合わないなどで応募に至らなかった」(環境農林水産部みどり推進室)
結果的に競争にならなかったというが、府議会関係者は首をかしげる。
「公募期間わずか1カ月半では、普通は補助金の存在を知り得ないのではないか。もちろん公募期間中にたまたま知ることはあるでしょう。しかし、事前に情報を把握していないと、応募して年度内に工事完了は難しい」
それだけじゃない。943万円が交付される三栄建設は松井知事や維新の会と深い関係にある。維新の会が入居する大阪のビルのオーナー企業なのだ。同ビルにある「経済人・大阪維新の会」の副会長は同社の青山浩章社長が務める。同社が本社を置く大阪・八尾市は松井の出身地だ。
「三栄建設は技術力がある優良企業です。青山社長は、府議会議長を務めた松井知事の父親と昵懇だった。今でも選挙では手伝っているようです」(八尾市議会関係者)
三栄建設は「担当者が不在で回答できない」ということだった。
校舎の緑化事業で943万円の補助金を受ける大阪商業大は、松井や維新が熱心に誘致する「カジノ」の研究で有名な大学だ。
「もともと緑化は計画していた。補助金は8月に設計会社に紹介してもらった。松井知事とは一切関係ない」(運営する谷岡学園)
森友の小学校新設のタイミングで、緑化事業の補助金が創設されたのも気になるところだ。
●橋下氏が援護射撃 “森友疑獄”松井知事のエゲつない延命策
日刊ゲンダイ 2017年3月29日
森友学園疑惑のキーパーソンの松井一郎大阪府知事が保身に躍起になっている。公職にありながらツイッターで一方的な釈明を垂れ流すだけでは飽き足らず、露骨な言論封殺にまで手を掛け始めた。エゲツない男だ。
標的にされたのは、ノンフィクション作家の菅野完氏。ベストセラー「日本会議の研究」の著者で、森友学園の新設小に対する大阪府私学審議会のスピード審査をめぐり、松井知事の責任を追及している。その菅野氏に松井知事が内容証明郵便で「通知書」を送り付けたという。差出人は日本維新の会と顧問契約を結ぶ「橋下綜合法律事務所」に所属する代理人弁護士。
内容はこうだ。
菅野氏が15日に自宅前で応じたぶら下がり取材で、「私学審議会を曲げたのはこの男 大阪府知事 松井一郎」と添え書きされた松井知事らの写真を掲げ、「この人たちこそが悪いヤツ」と名指し。それについて、「根拠について証拠資料を添えてご回答いただきたい」と通知したという。菅野氏を「炎上商法狙いの自称ジャーナリスト」とコキ下ろしたのはすっかり棚上げだ。
■橋下前知事がガード「ハシゴをかけたのは僕」
笑っちゃうのが、通知書の作成日。国会で証人喚問を受けた籠池理事長が松井知事に怒りの矛先を向けた23日なのだ。日本維新の会所属議員もグダグダだった。浅田均参院議員が「松井府知事の喚問を要求します」と言えば、下地幹郎衆院議員は「松井さんはハシゴをかけた」と口を滑らせた。証人喚問終了後、報道陣の取材要請を拒否して松井知事はトンズラ。それで何をしていたのかといえば、“菅野対策”に知恵を絞っていたわけだ。
政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。
「松井知事からすれば、菅野氏の発言で自身に疑惑の目が向けられた。だったら、泥仕合に持ち込み、菅野氏にうさんくさい印象を植え付けて発言の信憑性を低めればいい。そうした意図を感じます」
松井知事はマイクを向けられると「証人喚問で話をした方が早い」と威勢のいいことを言うが、コソコソやるのがよほど好みらしい。27日放送の「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)では、橋下徹前大阪府知事が森友学園の認可について「僕の意向、忖度がありました」「ハシゴをかけたのは僕」などと松井知事を守り、懸命に火消し。ますますもって怪しい。
そうでないのなら、国会招致を待たずに会見でも開いて、時間を取ってキッチリ説明すればイイだけの話だ。
●森友学園問題からみえた 安倍首相の“傲慢症候群”
ドット 朝日 2017/3/23 by 片田珠美
森友学園をめぐる疑惑は、渦中の籠池泰典氏が野党の視察団に「安倍首相から(昭恵)夫人を通して2015年9月5日、100万円をもらった」と発言し、事態が急変。3月23日に国会で証人喚問が行われることになった。
証人喚問でどんな発言が飛び出すのかが注目されるが、一連の疑惑の中で最も国民の関心が高いとされているのは、学園側が国有地を評価額よりも大幅に安く取得した問題だ。「政治家の口利き」があったのかなかったのか、あったとすれば一体誰なのかという問題をまず解明すべきだとの意見も多数聞かれる。
一方で、「口利き」がまったくなかったのだとすれば、国有地を超格安で購入できたのは一体なぜなのかという謎が残る。真っ先に考えられるのは、財務省の役人が安倍首相の意向を「忖度(そんたく)」した可能性だ。
著書『オレ様化する人たち――あなたの隣の傲慢症候群』(朝日新聞出版刊)で、「忖度」のメカニズムについて解説した精神科医の片田珠美さんが、この問題について寄稿した。
* * *
忖度とは、「他者の欲望」を敏感に察知し、先回りして満たすことを指す。これは、人間が社会で生きていくうえで不可欠な能力だ。なぜならば、フランスの精神分析家、ラカンが言っているように「人間の欲望は他者の欲望」であり、われわれは幼い頃から、親や教師などの周囲の大人の欲望を察知し、それを満たすことで環境に適応してきたからだ。
当然、親の欲望を忖度する子供ほど、親の期待に応えようと、勉強、習い事、スポーツなどを頑張る。つまり、勉強のできる「いい子」というのは、だいたい“忖度の達人”といえる。
そんな忖度の達人は、大人になってからも上司の意向を察知するのがうまく、それに沿うようにふるまうため、上司から有能で役に立つ部下とみられることが多い。当然、出世する可能性も高い。
例えば財務省のキャリア官僚には、忖度の達人がそろっていると考えられる。彼らは一様に、認められたいという承認欲求も、自己保身や出世欲も人一倍強いだろうから。
こういう組織では、多かれ少なかれ、上司の意向を忖度して動くことが多い。特に傲慢なトップが長期間君臨している組織では、トップの意向を忖度しなければ生き残れないため、その意向を忖度せざるを得なくなる。
必然的に、傲慢人間の周囲には、忖度の達人、つまり「イネイブラー(支え手)」が集まりやすくなる。
以前筆者は、安倍首相が「傲慢症候群(ヒュブリス・シンドローム)」に罹患(りかん)している可能性を示唆し、第24回参議院選挙での勝利によって一層悪化するのではないかと指摘したことがある。
籠池氏やその家族のキャラクターにばかり目が行きがちだが、何よりも問題なのは、安倍首相が自分自身への批判を許さず、自分の意向を忖度してくれる人間ばかり周囲に集めようとしたことではないだろうか。出世願望の強い財務省の官僚がそれに気づいて、お得意の忖度癖を発揮したことが今回の一連の騒動を招いたように筆者の目には映る。
その意味では、安倍首相の傲慢症候群こそ、すべての元凶なのかもしれない。
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