世界中でパソコンのウイルス被害が広がっていて、過去最大規模だという。ネットの技術が不可欠になった時代に何ということか、の感。意図的になされたのだから、許しがたい。
昨日14日のブログで ◆100カ国以上で大規模サイバー攻撃か/攻撃を受けたのはマイクロソフト「ウィンドウズ」を使った端末/【世界サイバー攻撃】パソコン保護へ防御措置 米マイクロソフトが声明 としてまとめた。
13日朝の被害は「70カ国以上」、それが昨日朝は「100カ国以上」、今朝15日は「少なくとも150カ国、20万件」と報道されている。
そして、組織や団体の業務が開始される今朝15日の朝からが、被害の拡大、あるいは認識の発生、という旨の指摘。
世界のマーケットって、(時差の関係で)毎週、「月曜日の朝」はオセアニアに続いて日本と始まり、午前は中国や東南アジア、夕方からはヨーロッパ、夜はアメリカ、で一巡し、「火曜日の朝」の日本となる。
今日の日本の被害状況で世界の被害予測が出る、という可能性があるタイミング。
マイクロソフトは、異例の対応を済めているらしい。ということで以下を記録しておく。
★サイバー攻撃 ランサム被害 毎日 2017年5月14日 21時04分/英国では、計62の病院がサイバー攻撃を受け、システムがダウン。患者の手術や診察を中止するなどの影響がでた。攻撃を受けた97%の病院が通常の業務に戻った。
★サイバー被害は150カ国 共同 5/14 22:58/被害は少なくとも150カ国、20万件に上り「前例のない規模」
★時事 05/15-04:52/14日正午までに国内で2件の被害を確認
★週明けさらに拡大も-欧州警察機関 時事 5/14-22:38/「脅威の高まりに直面している。被害者数は増加中」と強調。週明けの15日、多くのコンピューターのスイッチが入れられることで、さらに被害が広がる可能性を警告
★大規模サイバー攻撃 米開発の技術盗まれ悪用か NHK 5月14日 6時03分/アメリカの情報機関、NSA=国家安全保障局が情報収集活動のために開発した技術が、ハッカー集団によって盗まれ、悪用された可能性がある。ハッカー集団は「シャドー・ブローカーズ」と名乗り、去年8月、この技術をNSAから盗み入手したとして、インターネット上で買い手を募っていたが、誰も応じなかったため、先月、無料で公開。今回、サイバー攻撃が何者によって行われたかはわかっていない。
攻撃に使われたウイルスは、ウィンドウズの特定の欠陥を突いて感染するタイプ。マイクロソフト社はことし3月、この欠陥を公表し、修正用のプログラムを配布。が、修正を適用していなかった端末が被害を受けたと見られている。
★ウィンドウズXP 使い続ける危険性と対策は? 毎日 2014年4月29日/4月9日にサポートが終了したマイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」。約3週間が過ぎたが、自治体や企業などでも、まだ使われているケースが目立つ。
★マイクロソフトが異例の対応 産経 2017.5.14 13:37/基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を狙ったサイバー攻撃を受け、サポートが終了している「XP」や「8」などを対象に修正ソフトの無償提供を始めた
なお、管理者のgooブログから通知された昨日5月14日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数6.338 訪問者数1,395」だった。
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●サイバー攻撃 ランサム被害、150カ国で20万件以上
毎日 2017年5月14日 21時04分
感染後、パソコンに表示される日本語のメッセージ。ファイルを「回復」させるための支払いを要求している=S&J提供
【ブリュッセル八田浩輔、ロンドン矢野純一】ランサムウエアによる攻撃が世界的規模で相次いだ問題で、欧州連合(EU)の欧州警察機関(ユーロポール)のウェインライト長官は14日、英テレビ番組のインタビューで、確認されている被害は「少なくとも150カ国で20万件以上」と述べた。
ウェインライト氏は、動機は不明としながらも「かつてない規模」での被害だと強調。大企業を含む経済部門が主な標的となっているとした。また、金融分野などに比べ、対策が遅れている医療分野で個人情報などが漏えいする可能性があると懸念を示した。
英国では、計62の病院がサイバー攻撃を受け、システムがダウン。患者の手術や診察を中止するなどの影響がでた。英内務省によると攻撃を受けた97%の病院が通常の業務に戻ったという。・・・(略)・・・
●サイバー被害は150カ国 日本でも感染2例
共同 2017/5/14 22:58
【ロンドン共同】世界各地で起きた大規模なサイバー攻撃で、欧州警察機関(ユーロポール)のウェインライト長官は14日、英民放ITVの番組で、被害は少なくとも150カ国、20万件に上り「前例のない規模だ」と述べた。日本の警察庁は同日、国内で2件の被害を確認したと明らかにした。総合病院と個人のパソコンがウイルス感染したが、金銭的な被害はないという。150カ国に含まれるかどうかは不明。
ウェインライト氏は、多くの人が仕事に戻る15日の月曜日に被害がさらに拡大する恐れがあると懸念を示した。
●サイバー攻撃、発信元特定急ぐ=任意提出のPC解析-被害拡大警戒も・警察当局
時事 2017/05/15-04:52
世界各国で大規模なサイバー攻撃が起きた問題で、警察庁は企業や官庁の業務が始まる週明けの15日、国内での新たな被害発生に警戒を強め、都道府県警を通じて情報収集を進めている。14日正午までに国内で2件の被害を確認している。
警察当局は感染経路などを特定するため、不正指令電磁的記録供用などの疑いで捜査を本格化。欧米の捜査・情報機関や民間のサイバーセキュリティー会社とも連携し、ウイルス感染の拡大防止を図る。
警察庁によると、14日正午までに被害が判明した2件のうち、個人の女性からパソコンの任意提出を受けて、解析を急いでいる。もう1件の総合病院についても院内のパソコンの被害実態の確認を進める。
いずれもコンピューター内のデータが暗号化され、解除する代わりに仮想通貨ビットコインで300ドル相当を払うよう要求されたという。
女性のパソコンの基本ソフト(OS)はマイクロソフト社(MS)の「ウィンドウズ7」だったという。
女性は14日午前、私用のパソコンを起動させたところポップアップ画面が表れたため気付き、警察に相談に訪れた。
●サイバー攻撃、150カ国20万件=週明けさらに拡大も-欧州警察機関
時事 2017/05/14-22:38>
【ロンドン時事】12日から世界規模で広がったサイバー攻撃について、欧州警察機関(ユーロポール)のウェインライト長官は14日、英民放テレビITVに対し、被害数は少なくとも150カ国の企業など20万件に上ると明らかにした。「脅威の高まりに直面している。被害者数は増加中だ」と強調。週明けの15日、多くのコンピューターのスイッチが入れられることで、さらに被害が広がる可能性を警告した。
日本の警察庁によると、日本国内でも14日、病院と個人の2件の被害が確認された。
被害はコンピューターをロックしてこれを解除するための「身代金」300ドル(約3万4000円)を要求する「ランサムウエア」と呼ばれるウイルスによるものだ。ただ、長官によると、身代金を支払った人はほとんどいない。
英BBC放送によれば、今回の攻撃の拡散防止に寄与したとされる英ITセキュリティーの専門家は「新たな攻撃が15日にも行われる可能性が高い」と警告した。
標的となった基本ソフト(OS)ウィンドウズを手掛ける米マイクロソフト社(MS)は13日、古いバージョンのウイルス対策の更新を利用者に再度促した。2014年にサポートを終えたウィンドウズXPが主な標的とされる。MSは同日、ウェブサイト上にXPなどのアップデート情報を出した。
サイバー攻撃では、日産自動車の英国工場の他、フランス自動車大手ルノー、ロシア中央銀行・省庁、ドイツ鉄道(DB)、米物流大手フェデックス、スペイン通信大手テレフォニカが被害を受けた。英国では病院の端末が使えなくなり、患者の生命を危険にさらす恐れが出たが、ラッド内相は「順調に対処している」と説明している。
●大規模サイバー攻撃 米開発の技術盗まれ悪用か
NHK 5月14日 6時03分
・・・(略)・・・サイバー攻撃はマイクロソフト社の基本ソフト「ウィンドウズ」を標的にしたもので、ファイルを勝手に暗号化して利用できなくしたうえで、元に戻すために金銭を要求する、「ランサムウエア」と呼ばれる「身代金要求型」のウイルスが使われています。
これについて欧米の主要メディアは、アメリカの情報機関、NSA=国家安全保障局が情報収集活動のために開発した技術が、ハッカー集団によって盗まれ、悪用された可能性があると伝えています。
ハッカー集団は「シャドー・ブローカーズ」と名乗り、去年8月、この技術をNSAから盗み入手したとして、インターネット上で買い手を募っていましたが、誰も応じなかったため、先月、無料で公開したということです。
今回、サイバー攻撃が何者によって行われたかはわかっていません。
また、NSAはハッカーによって技術が盗まれたかどうかを含めコメントをしていません。
攻撃に使われたウイルスは、ウィンドウズの特定の欠陥を突いて感染するタイプのもので、マイクロソフト社はことし3月、この欠陥を公表し、修正用のプログラムを配布していましたが、修正を適用していなかった端末が被害を受けたと見られています。
・・・(略)・・・
●ウィンドウズXP 使い続ける危険性と対策は? 情報処理推進機構の加賀谷伸一郎氏に聞く
毎日 2014年4月29日
4月9日にサポートが終了したマイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」。約3週間が過ぎたが、自治体や企業などでも、まだ使われているケースが目立つ。独立行政法人「情報処理推進機構」の加賀谷伸一郎調査役は、XPを今風にリフォームしたわらぶき屋根の家にたとえ「おしゃれな家に見えますが、実ははりぼて。あちこちに隙間(すきま)があって(盗っ人から)守りきれない」と話す。そのまま使い続ける危険性とその対策について話を聞いた。【平野美紀/デジタル報道センター】
・・・(略)・・・
●「サイバー攻撃を受けたOS、サポート終了後も修正します」 マイクロソフトが異例の対応
産経 2017.5.14 13:37
米マイクロソフトが、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を狙ったサイバー攻撃を受け、サポートが終了している「XP」や「8」などを対象に修正ソフトの無償提供を始めたことが13日、分かった。異例の措置だが、同社は「顧客と事業に与える潜在的な影響を考慮した」としている。
マイクロソフトは3月に修正ソフトを出したが、サポート終了後のOSは適用できなかった。現在も「XP」などのままで使われるパソコンが少なくないため、被害の拡大を防ぐために修正ソフトを出した。
サポート対象の「7」や「8・1」「10」といったOSでも、修正ソフトを適用していない場合は「できるだけ早く適用することを勧める」としている。マイクロソフトの無料ウイルス対策ソフトを使っているか、自動更新するよう設定していれば、今回のサイバー攻撃からは保護されている。(共同)
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