誰しも(「何人も」とされている)、公職選挙法の規定に拘束されています。
選挙があるときのその選挙の特定候補に偏った表現は、強く制限されます。
一般的な評論はともかく。庭の 姫こぶし
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大
そこで、このブログのカテゴリー 浅野史郎さんのこと は、3月22日から4月9日までの間、更新をせず、凍結します。
かわって、22日以降は、新しいブログのカテゴリーで一般的なことを気ままに投稿しようと思っています。
東京都知事選挙のこと
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先日のアサノ 女性勝手連、その報告の記事やビデオがでているようです。
インターネット新聞、JANJANに記事がアップされています。
ビデオもあり。記事を引用。
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「「アサノと勝とう!女性勝手連」発足」@JANJAN
来月8日投票の東京都知事選挙に立候補を表明している、浅野史郎・
前宮城県知事を支援する女性たちの勝手連が18日、発足した。
勝手連の結成を呼びかけたのは、若桑みどり(ジェンダー文化研究所長)、上野千鶴子(東京大学大学院教授)、赤石千衣子さん(ふぇみん婦人民主クラブ)ら79人。「ババア発言」に象徴される女性蔑視の石原慎太郎・東京都知事に勝てる候補ということで浅野氏を支援することに決めた。名称も「アサノと勝とう!女性勝手連」とした。
発足会では、若桑みどり氏が「男性中心、女性差別と大型公共工事優先の石原都政が続いたこの8年間、私たちの頭上に青い空はありませんでした。東京に青空を取り戻しましょう」と挨拶した。
この後、上野千鶴子さんが「石原知事が居座るんだったら、私は東京都民をやめようと思います。選挙は勝たなければなりません。浅野さんと一緒に私たちが勝とうということです」と呼びかけた。
浅野氏は厚生省勤務の時代、障害者福祉の仕事に携わった経験がある。経験談を紹介しながら「障害者差別、女性差別は共通している。人権に対する無視、抑圧は世の中に一杯ありますが、大東京のトップにいる人がそういう(女性や障害者への差別)発言をすることは、重みが違う」と述べると、場内からは割れるような拍手が起きた。
母親の介護をしながら働く女性や女手ひとつで子供を育てている女性らが窮状を訴えた。石原都政になって、これら医療・福祉行政が後退した、と切々と述べた。
記者団から「勝手連の呼びかけ人」に対して「浅野さんを選んだ理由は何か」と質問が出た。
「ふぇみん民主クラブ」の赤石さんが「浅野さんが厚生省の役人の時から知っている。こんな人がいるんだと思っていたら宮城県の知事になった。私たちの力を、市民の力をうまく使ってくれるだろう」と答えた。
会場となった全水道会館(文京区)の大会議室(定員160人)は、参加者で溢れ立ち見も出るほどだった。石原都政に対する女性たちの怨嗟と浅野氏の政治姿勢が「ジャストミート」し、場内は期待と熱気で湧いた。
今回結成された勝手連はインテリ層の女性が中心だ。選挙の行方を左右するのは女性票、とまで言われる。浅野氏が勝つには、インテリでないオバチャンの間からも勝手連がいくつも誕生する必要がある。(田中龍作) ◇
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18日夜のアサノと勝とう!女性勝手連発足集会には230人が集まり、大盛況でした。浅野さんへ、さまざまな立場の人が要望を出し、最後は歌と踊りで盛り上がりました。
たれの運営か知りませんが、以下のサイトで集会の様子が見られようです。
ビデオのインターネット版
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浅野史郎さん、先日、都に情報公開請求したという。
東京は、オンブズ のランキングでは、全国の最下位クラス。
浅野さんのマニフェストでは、これを2年で全国2位にする、という。
分かりやすい。しかも、情報公開の場合、それは、簡単なこと。
浅野さんは、特派員記者クラブで英語で会見したという。
私は、今日は自分の議会の最終日。いつくか 反対討論もある。
たとえば、若者のために「出産祝金」を出す条例の制定。いいこと。
ただし、税や料の滞納世帯には、交付しないという。それは、主旨が違うでしょ。だから、予算はいいけど、「滞納世帯には不交付」という条例部分には反対。
市長の4月の選挙に「推薦」などを公式に表明した団体に、補助金などを出すという新年度予算については反対せざるを得ない。
昼からは、県庁で記者会見して、監査請求を提出、その準備も。 その住民監査請求は
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● 浅野氏、特派員協会で講演 慰安婦問題にも言及 サンケイ 3月19日
東京都知事選出馬を表明している前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は19日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で講演。米国勤務経験がある浅野氏は、出馬の理由やマニフェストについて、英語でジョークも交えながら説明した。
その後の質疑で、浅野氏は慰安婦問題について、「日本が外国人を少なくとも一部は強制的に引っ張ってきて、従軍慰安婦という形で使ったのは歴史的事実。平成5年の河野談話であるように、政府として遺憾の意を表すのは当たり前のこと」との認識を示した。(2007/03/19 19:02)
「アサノで勝とう! 女性勝手連」発足
● 浅野氏 五輪招致経費を情報公開請求 3月13日 スポニチ
東京都知事選に出馬表明している前宮城県知事浅野史郎氏は12日、都が取り組む2016年のオリンピック招致活動でどのくらいの経費を見込んでいるかを、13日にも情報公開請求することを明らかにした。浅野氏は、宮城県知事時代にも政策として「行政の情報公開」を掲げており、出馬に当たって五輪の東京招致について「経費などのデータがないと、考えるよすががない」と話していた。
13日に予定されているテレビの取材や都内の視察の合間に、自ら都庁を訪れ情報公開請求窓口で、申請書類を出すという。
情報公開ランキング
● 浅野氏、表明後都内で初演説「これが浅野史郎だ!文句あっか!」 読売 3月18日
東京都知事選(22日告示、4月8日投開票)に出馬する前宮城県知事の浅野史郎氏(59)が17日夜、東京・台東区の浅草寺前で同区長選候補の応援演説を行った。街頭で演説するのは出馬表明後、初めて。民主党の鳩山由紀夫幹事長も同席し、小雪がちらつく中で「私、59歳ですけど、体も心もまだ若いですよ」と年配層が大半の聴衆に約6分のPR。
江戸っ子が数多く住む街で“第一声”となったが、「(よそ者でも)愚直に訴えていくしかない。『これが浅野史郎だ! 文句あっか!』とでも伝えたい」と意気揚々だった。
この日は石原慎太郎都知事(74)、共産党推薦の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らと日テレ系「ウェーク!」、フジテレビ系「知的冒険ハッケン!!」でテレビ討論。浅野氏は石原知事が作った政策目標「東京再起動宣言」にかみつき「金額と数値目標が書いていないものをマニフェストとは言いません。どうみても役人スタイル。もし石原さんが作っていたとしたら恥ずかしい」と酷評。石原知事は「私は必ずしもマニフェストを必要としません」と声を荒らげた。
(2007年3月18日06時01分 スポーツ報知)
とても面白いリポートです↓
● 3月18日、浅野史郎さんを追っかける 事務所開きの日、半日間密着 オーマイニュース
東京都知事選挙に立候補を表明しているうちのひとり、浅野史郎さんの選挙事務所が18日、東京・西新宿に開設されました。
小田急ハルクの裏手、青梅街道に面した小さいビルの1階が「史郎ギャラリー」、2階が事務所。シンボルカラーの青い旗が目印です。ご本人のポケットチーフも青。午前11時からのオープニングのあと、メディアなどのカメラに囲まれながら、JR新宿駅に向かいます。追いかけてみました。
(左)青梅街道沿いの事務所からJR新宿駅へ (右)電車の中で
撮影者:安住るり
山手線の中で、小学生の女の子を連れた若いお母さんが浅野さんに気付いてびっくり。「すごい人だよ」「え!? だれだれ?」と微笑ましい大騒ぎ。「テレビに出てた人だ! 電車に乗ってるの?」と問われ、浅野さんは「そうだね、テレビに出てる人はふつう電車に乗らないかな?」。
興奮していたお母さんが、自分のケータイで写真を撮れることを思い出して、あわてて操作を間違えたりしながら、浅野さんと女の子のツーショットを撮って「学校で自慢できるよ!」と母子で喜んでいました。20代の青年も、ケータイを持って「撮らせてください」というので、私がツーショットを撮ってあげました。
渋谷で待っていた川田龍平さんと浅野さん
撮影者:安住るり
浅野さんは、渋谷駅で降りてハチ公広場へ。松本大学講師の川田龍平さんと勝手連の一行がすでに青いのぼりなどを用意して待ち構えています。ちょうど街宣車を止めて演説しているのは「右翼」さん。浅野さんの姿を見て、「浅野史郎を都知事にしてはゼッタイにいけません!」と声を張り上げます。「オリンピックをどうするのか、はっきり答えなさい! 右も左も取りこもうとしているから答えられない!」などと、浅野さんの主張を理解してない様子。
ほとんど無視された右翼さんの演説は終わり、準備ができた勝手連の川田さんによる応援演説のあと、小さい箱の上に立った浅野史郎さんは、元気いっぱいに渋谷の群集に向かって語りかけます。そのあと中山千夏さんも登場。居あわせた80歳を過ぎているというおばあさんが、「70過ぎたら政治家は引っ込んだ方がいいね。若い人に替わらなきゃ」と70歳代のボランティアおばあさんと話しています。
(左)勝手連の立て看板の前で演説をする準備 (中)街頭で喋るのは20数年ぶりという中山千夏さん (右)「必勝」の色紙を頂いてご機嫌
撮影者:安住るり
どこか次の予定に向かって浅野さんと若い秘書くんは移動するので、私は見失わないように「追っかけ」をします。今度は地下鉄。スポーツ新聞に、前夜歌舞伎町で開かれた「新宿から石原を倒せ!」というイベントに浅野さんが招かれたときの様子が出ている様子。都知事選に関する記事の載った週刊誌とあわせ、電車の中で立ったまま浅野さんはそれらを読みました。
永田町駅で地下鉄を降ります。どこに行くのでしょうか。山王方面への坂を下ると、星陵会館ホールです。きょうは「地域創造ネットワーク・ジャパン」の臨時総会ということのようです。浅野さんはこのNPOの代表理事なのです。記念フォーラムには、国立市長の上原公子さんなどが並んでいます。彼女は浅野さんに「都知事になって」と“ラブレター”を出していたのだそうです。
臨時総会はまだ続きますが、浅野さんは1時間余りで3時ごろ退席し、遅い昼食等のために「宿舎」に行くということで、記者の「追っかけ」は終了します。夜は水道橋で「女性たちの会」に出るとのこと。私は西新宿の事務所に戻って、白木事務局長と雑談。私が描いた浅野さんの似顔のウチワをとても気に入ってくれて、「これください!」と言われて進呈しました。
(左)似顔絵ウチワと並んでおどける浅野さん (右)漫画にしやすい浅野さんの顔
撮影者:安住るり
食べ物の差し入れなどは、いちいち記録しなければならず事務的にとても煩雑になるので、すべて「お気持ちだけありがたくちょうだいします」ということで、受け取らないと決めているそうです。「選挙違反」にはものすごく神経を使っているのだと思いました。「李下にゼッタイ冠を正さず」という感じ。
事務所に行けば、「手作りポスター」というのを描かせてもらえます。これは、2、3日中に始まるようです。ホームページで情報を確かめてください。ここでマニフェストも読めます。
©2007 OhmyNews [PR]
● 浅野氏、表明後都内で初演説「これが浅野史郎だ!文句あっか!」 読売 3月18日
東京都知事選(22日告示、4月8日投開票)に出馬する前宮城県知事の浅野史郎氏(59)が17日夜、東京・台東区の浅草寺前で同区長選候補の応援演説を行った。街頭で演説するのは出馬表明後、初めて。民主党の鳩山由紀夫幹事長も同席し、小雪がちらつく中で「私、59歳ですけど、体も心もまだ若いですよ」と年配層が大半の聴衆に約6分のPR。
江戸っ子が数多く住む街で“第一声”となったが、「(よそ者でも)愚直に訴えていくしかない。『これが浅野史郎だ! 文句あっか!』とでも伝えたい」と意気揚々だった。
この日は石原慎太郎都知事(74)、共産党推薦の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らと日テレ系「ウェーク!」、フジテレビ系「知的冒険ハッケン!!」でテレビ討論。浅野氏は石原知事が作った政策目標「東京再起動宣言」にかみつき「金額と数値目標が書いていないものをマニフェストとは言いません。どうみても役人スタイル。もし石原さんが作っていたとしたら恥ずかしい」と酷評。石原知事は「私は必ずしもマニフェストを必要としません」と声を荒らげた。
(2007年3月18日06時01分 スポーツ報知)
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市民メディア・インターネット新聞JANJANが、15日の都知事の候補者討論会の映像を流しています。
当時資料にもリンク。
必見です ⇒ 市民メディア・インターネット新聞JANJAN
知事選挙 公開討論会 全映像 2007/03/16
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討論会 前編 1時間15分19秒 [FSStream]
討論会 後編 25分12秒 [FSStream]
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3月15日 19:00より開催された東京都知事選挙の公開討論会の全映像を配信します。
出席者は 浅野史郎氏 石原慎太郎氏 黒川紀章氏 吉田万三氏の4名 コーディネーターはTBS解説委員の川戸恵子氏。
会場配布資料 配られた資料にリンク を見ながらご覧頂くとよりわかりやすくなります。
JANJANの市民記者のリポート ⇒ 都知事選 有力候補が公開討論 2007/03/16
● 都知事選公開討論会 高齢化社会対策については ライブドア・ニュース
【PJ 2007年03月17日】- 今月15日、東京中野の「なかのZERO 本館大ホール」で22日告示の東京都知事選に立候補を表明している浅野史郎・前宮城県知事(59)、石原慎太郎・東京都知事(74)、建築家の黒川紀章氏(72)、吉田万三・前足立区長(59)の四者による公開討論会があった。石原氏は公務のため、約30分遅れての会場入りとなった。
また、テレビ局のTOKYO MXとインターネットのオーマイニュースではその様子が生中継された。開場2時間前には、既に列ができはじめ、1300人収容可能なホールは満席となった。
高齢化社会に対する政策について
まず議論されたのが「高齢化社会に対する政策について」だ。平成18年の東京都の人口はおよそ1250万人、そのうち65歳以上の人口は約230万人。今後その数値は大幅に増加して十年後には300万人を超えると考えられている。
「高齢化社会の現状をどう考えているか、それに対してと知事としてどう対処するべきか」という質問が投げかけられた。しかし、公務で遅れた石原氏が到着したのは、高齢化社会議論が終わってからだった。
浅野史郎氏:『高齢者が増えると、施設を作るにしても限度がある。この問題は「地域の中で支えていくこと」。デイサービスがあったり、グループホームがあったり、ショートステイがあったりという「小規模多機能型施設」を増やしていくことが必要。また、高齢者だけで暮らすのではなく、障害を持っている方も一緒に暮らす「共生型グループホーム」というものを地域のあちこちに作ることで、地域の力を結集して、支えていかなければならない』。
黒川紀章氏:『私は、福祉政策における地域の中での世代の共生、身障者と正常な方、年寄りと若者が地域の中で助け合うという「共生の思想」を50年間提唱している。東京の人口は、今はまだ微増しているが、2010年からシュリンキング(人口の減少)が始まり、そして3年後の東京都の予算は赤字になってしまう。縮小時代を逆手にとって、地域に密着した介護センター、検診センター、長寿センターといったものを地域医療としてつくっていくことが必要』。
吉田万三氏:『落ち着いて、しっかりと体制を作れば、十分対策ができると考えている。ひとつは施設、在宅、地域での体制作りという高齢者の対策。そして、もうひとつはそれを支える側の力が必要。子育てをする人への支援、医療費の助成や保育環境の整備、そして正規雇用を増やすということ、みんなが安心して働け津環境を作ること、このようなことを合わせてこの対策を進めるということが大切』
「共生」というキーワードで繋がった三者だが、福祉、シュリンキング、支える側のサポートという違う切り口からの考えだった。【了】
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オーマイ・ニュース
【ライブ中継ノーカット版の再放送(1時間35分)はこちら】 としてVTRされています。
● 石原氏に黒川氏ガブリ!都知事選公開討論会で候補者4人集結 サンスポ 3月16日
ついに激突!! 22日の告示まであと1週間に迫った東京都知事選が、いよいよ熱を帯びてきた。石原慎太郎都知事(74)や浅野史郎氏(59)ら主要候補予定者が15日夜、中野区での公開討論会で初めて直接対決。討論会に先立ち石原、浅野両氏はそれぞれ会見でマニフェストを発表した。建築家の黒川紀章氏(72)も独自の“秘策”を明かすなど、開戦モードに突入だ。
◇
石原Vs浅野の2強が注目された討論会。“ダークホース”が盛り上げながらかく乱し、存在感を見せ付けた。
討論会はこの日午後7時、公務で遅刻した石原氏不在のままスタート。30分遅れで石原氏が到着し「のどを痛めました。本当は(弟で俳優の)裕次郎よりいい声なんですけど」と“裕次郎トーク”で満員1300人の観衆のハートをワシづかみに。主役はこの人かと思いきや、親友の黒川氏がガブリと噛み付いた。
黒川氏はいきなり「石原知事は都の隠れ借金を公開していない」と先制パンチ。石原氏が反論すると「いま隠れ借金という問題があると石原知事が告白しました」となぜかニュース口調に。都市計画の話題になると「いよいよ専門家の番です」と識者口調になるなど“変幻自在”だった。
五輪招致について石原氏が「人間も社会も国家も夢がなきゃ生きていけない」と語れば、「五輪の夢のために下町の夢を壊すのですか」と反論し「無理しなさんなというのが私の忠告」と“引退勧告”まで飛び出した。
他候補を口で圧倒した世界のクロカワ。実は午前中の会見で「討論会では(他候補者の)ウソを言ってる部分をカウンターで突く。序盤はボディーブローで攻めたい。最後はアゴを狙ってパンチを打つ」と“KO宣言”していたのだ。
討論会は約1時間半行われ、1つのテーマに対する回答の持ち時間は2分、他候補への反論は90秒に設定された。黒川氏は発言の機会を得ようと挙手しっぱなしで、毎回のように持ち時間をオーバー。終了時間を示す「チーン」が何度も響き、会場からは苦笑が起こった。
ワンマンショーぶりに、浅野氏や共産党推薦の吉田万三氏(59)は“埋没”。石原氏は「黒川さんの言うことがよく理解できない」「事実認識が違う」などと突き放して苦笑するのみ。2強対決といわれる知事選はこの男がかき乱し、2強の命運を分けることになりかねない状況だ。
★石原氏は自信アリもまず謝罪「本当に申し訳ありません」
いきなり反省-。東京・新橋に設置した選挙事務所で会見した石原氏は、冒頭で「海外出張の問題などで誤解を招いた。本当に申し訳ありません」と、強気でならす知事にしては珍しく?謝罪の弁から切り出した。
「まず都民の皆様におわびしたい。私の不徳だが…」と石原氏。多額の海外出張費や交際費を使っていると一部で批判されたことについて「出張の目的など事前の説明が足りなかったと思う。やや独りよがりだった」と話した。
選挙のキャッチフレーズは「東京再起動宣言」。この言葉にならう形で「私自身も再起動する」「私自身も出直します」などと“出直し”をアピールした。
「安心で安全なすばらしい大都市にする自信はある。それを軌道に乗せるのが3期目の役割」と主張。対抗馬に対する直接の批判は控えたが、2期8年で「財政は完全に再建できた」と実績を強調。宮城県知事時代に県の財政を悪化させたと批判されている浅野氏との違いを暗に示した。五輪招致については「勝算はある」と言い切り、いつもの慎太郎節ものぞかせた。
★浅野氏マニフェスト発表…「誰もが誇りを持てる東京へ」
前宮城県知事の浅野氏も15日、都庁で会見し、「誰もが誇りを持てる東京へ」と題したマニフェストを発表した。
都民らから募ったマニフェストなども参考に作成したといい、支援する民主党には「すり合わせていないし、見せていない」ときっぱり。緊急課題として〔1〕震災対策〔2〕雇用対策〔3〕高齢者福祉-を掲げ「実施には2000億円が必要。都政の見直しで削減した分を充てる」と説明した。
また懸案事項として〔1〕情報公開〔2〕東京五輪招致の見直し〔3〕新銀行東京の解体的見直しを列挙。2年以内に全国市民オンブズマン連絡会議が公表する情報公開度ランキングでトップ3に入るとしている。
★会場満席!100人が入場できず
討論を聞き終えた中野区の無職女性(70)は「石原さんが良かった」としながらも「五輪より治安や医療をしっかりやってほしい」とリクエスト。杉並区の建築会社勤務の男性(49)は「黒川さんはよかったけど、やっぱり国際的舞台が似合う。石原知事に黒川副知事がいい」。新宿区の会社員男性(36)は「討論を盛り上げた黒川さんが良かった。浅野さんの意見をもっと聞きたかった」と話した。
会場の「なかのZERO大ホール」の1292席は開演から約30分で満席に。ロビーに設置されたテレビの前には、中に入れなかった約100人が集まった。ホール入り口では「せっかく来たのに何で入れないんだ」と職員に詰め寄る人もいた。
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浅野選挙はポスターを手作りするようです。
また、談合問題で、政治家の支援から手を引く企業がでて、困る自民党などとも報道されています。
「アサノと勝とう! 女性勝手連」
という動きが進んでいます。
昨日午後、具体的なプログラムが公表されました。
最新の呼びかけ人名簿も、肩書きつきで。
★「転送歓迎」としてありますが(「転載」でなく)、メールソフトの
転送機能を使う場合は、ヘッダ部分ごと転送しないようにお願いします
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【転送大歓迎】
「アサノと勝とう! 女性勝手連」
立ち上げ集会&記者会見プログラム
日時 2007年3月18日(日)
午後6時半~8時半
会場 全水道会館 4F大会議室
・挨拶とプロローグ
お笑い アサノ・ジェンダー&その他差別チェック
返答次第で今後が決まるといっても過言ではない!!
・勝手連よびかけ人(上野千鶴子さんほか)から
浅野さんへのメッセージ
ジェンダー問題、性教育問題
・メッセージを受けて浅野さんが話します、
抱負と希望、政策を
・「記者会見」およびマスコミからの質疑応答
「勝手連・呼びかけ人」からの説明&浅野さん
・全体討論
フロアから浅野さんへの「問題提起/提言/希望を」
福祉 高齢者 医療 教育 環境・オリンピック
保育・シングルマザー問題
ジェンダーエンパワーメントその他
・浅野さんから集会参加者へのメッセージ
(閉会)
(閉会後) (報道関係含め退室後)
・「女性勝手連」ができること、できないことを明確にします。
また今後の活動についても相談しましょう。
ぜひ多くの女性たちで会場をあふれさせましょう。
おなじみの音楽とともに!
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「アサノと勝とう!女性勝手連」
都民女性が中心になって、勝手連を立ちあげる準備を進めています。
【呼びかけ人】【呼びかけ人】2007/3/18現在
若桑みどり・千葉大名誉教授・ジェンダー文化研究所長/上野千鶴子・社会学者/丹羽雅代 国分寺市/赤石千衣子・ふぇみん婦人民主クラブ/安積遊歩・ピアカウンセラー/天野正子・お茶の水女子大学名誉教授/青木道代・障碍を負う人々・子どもたちと「共に歩む」ネットワーク/甘利てる代・ノンフィクションライター/阿部愛子・特定非営利活動法人海から海へ/稲邑恭子・(有)フェミックス/井上輝子・和光大学教授/井上文・一級建築士事務所 環境企画G/漆田-土井和代・ゆうきの食卓・花のえん代表 エッセイスト/大熊由紀子・障害者の欠格条項をなくす会共同代表/岡田弥生・杉並区在住/加納実紀代・敬和学園大学教員/北原みのり・ラブピースクラブ/木村民子・文京区議会議員、全国フェミニスト議員連盟元共同代表/銀林美恵子・戦争への道を許さない下町の女たちの会/櫛渕万里・NGOピースボート事務局長/黒岩秩子・社会福祉法人桐鈴会理事長/ごとう尚子・日進市議会議員/酒井和子・ぐるーぷ赤かぶ/澤地久枝・ノンフィクションライター/東海林路得子・団体職員/白石冬美・声優/辛淑玉・人材育成技術研究所所長/瀬野喜代・荒川区議会議員/千田有紀・社会学者/高橋裕子・多摩市/田中喜美子・ファム・ポリティク編集長/田中美津・鍼灸師/俵萠子・俵萠子美術館館長/寺町みどり・「む・し」ネット/中嶋里美・元所沢市議/中野園子・三省堂/中山千夏・おんな組いのち元祖世話人/信田さよ子・原宿カウンセリングセンター/橋本ヒロ子・十文字学園女子大学/橋本育・アジア女性資料センター/林佳恵・装てい者・グラフィックデザイナー/弘由美子・編集者/深澤純子・日本女性学会/福沢恵子・ジャーナリスト/福士敬子・都議会議員/船橋邦子・和光大学/星野智恵子・冬芽工房/松本路子・松本路子写真事務所/丸山美子・檜原村議会議員/皆川満寿美・大学非常勤講師/宮本なおみ・九条でつながろう・めぐろ/毛利敬子・料理教室主宰/望月すみ江・女性ユニオン東京/森まゆみ・地域雑誌 谷根千編集人・作家・農家/山崎朋子・女性史・ノンフィクション作家/渡辺一枝・作家・(株)椎名誠事務所/石坂啓・漫画家/伊藤比呂美・詩人・作家/鄭暎惠・大妻女子大学/森屋裕子・(有)ウィメンズブックストアゆう/森田ゆり・エンパワメント・センター/上原公子・国立市長/樋口恵子・元町田市議/三井マリ子・ファイトバックの会/柚木康子・労働組合役員/川田文子・ノンフィクション作家/駒野陽子・元国際婦人年をきっかけとして行動する会/新谷のり子・歌手/坂本洋子・mネット・民法改正情報ネットワーク/漢人明子・小金井市議/増田静江・ニキ美術館/遠藤誉・理学博士 筑波大学名誉教授/武藤香織・研究者/田中淑恵・デザイナー/阿木津英・歌人/落合恵子・作家/高里鈴代・元婦人相談員、元那覇市議/吉田恵美子・東京都の人権意識を考える市民の会/白川和代・東京都の人権意識を考える市民の会/大谷弘子・東京都の人権意識を考える市民の会/河野貴代美・心理学者/三木睦子・三木武夫記念館館長
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★あなたも参加しませんか★
■返信先アドレス mailto:midori@ccy.ne.jp
■対象:無党派の市民(都民以外・女性以外でも可)
名簿の取扱:お名前以下の情報は一切公開しません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アサノと勝とう!女性勝手連」に参加します
・名前(必須)
・住所(必須)〒
・連絡先(必須) Mailアドレス
TEL/FAX
・わたしにできること(あれば)
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● 浅野氏ポスターは書き込み式 3月17日 日刊スポーツ
浅野史郎氏(59)が、支援者が自由にメッセージやイラストを書き込むことができる「手作りポスター」を、選挙戦で導入することが分かった。
16日、新宿区内の事務所に2種類の選挙ポスターがお目見えした。そのうち1枚は、浅野氏のイメージカラー青を基調に、名前と顔写真が下方に配置されたほかは、余白がほとんど。選挙ポスターは、顔写真と文字(名前やキャッチフレーズ)を強調するのが基本なのを考えると一風変わったスタイルだが、余白部分に思い思いのメッセージを書き込んでもらうのが狙いで「市民参加」のアピールにもなる。3選を目指した01年の宮城県知事選で編み出した手法だといい、当時は1000枚作成。掲示板にも張り出した。メッセージの内容は1枚1枚異なることから、浅野氏は「それぞれが世界に1つしかないポスターになる」と話す。
宮城のケースでは、メッセージを寄せた中に20歳以下もいたことから「満20歳未満の者を使用して選挙運動をすることができない」とする公職選挙法に触れる疑いがあると指摘されたため、陣営は当該分のポスターをはがして回った。浅野氏は「今回は20歳以上の方に書いていただく」と、慎重を期す方針だ。
通常のポスターは、宮城県知事時代にもポスター用写真を担当した千坂(ちさか)コウイチロウ氏(49)が、1週間ほど前に上京して撮影。こちらは浅野氏のモノクロ写真に、キャッチフレーズ「日本のための東京 あなたと創り直す」が入っている。[2007年3月17日8時31分 紙面から]
● 建設業界が選挙と“決別” 名古屋談合摘発の余波 3月17日 中日
地下鉄談合事件など、相次ぐ談合摘発の舞台となった名古屋で、建設業界が一斉に選挙から手を引いている。業界側の自粛ムードが原因だが、業者が選挙の面倒をみる見返りに指名入札の口利きなどをしてもらう-という利権の構図が、監視強化で崩れてきたことが背景にある。自民党などの強力な集票マシンとして選挙運動のノウハウを知り尽くす集団だけに「選挙ができるのか」と慌てる候補者も出てきた。
「ポスターを張って回る人とか、選挙カーの運転手とか、あの人たちがいないと困るんだよなあ」と、ある中堅の名古屋市議がぼやく。
特に今回の統一地方選で、名古屋市議選の告示日(30日)は人手を集めにくい平日。別の市議も「ポスター張りは後援会の主婦に頼むしかないな」と、人手の確保に奔走している。
自民系の多くの地方議員にとって、建設業者は貴重な“助っ人”。選挙経験が豊富な人材がそろい、選挙カーの運転手、事務所のスケジュール調整や演説会場設定、さらには会場を埋めるサクラの動員など、選挙活動の舞台裏を「安心して任せられる」存在だ。人手や資金面で建設業者の支援を当てにしてきた候補者は多い。
だが、名古屋地検の一連の談合摘発は、昨年5月の愛知県瀬戸市の談合事件に端を発し、今年に入って公正取引委員会らによる大手ゼネコン摘発までに発展。
自民党の選挙で応援依頼の窓口になっていた愛知県建設業協会は、大手ゼネコン4社の「脱談合」宣言に合わせ、名古屋に支店を置く大手を中心に50社ほどが協会から一斉に退会。地元業者と分裂し、集票マシンとしての“結束力”を失った状態となっている。
今年2月の愛知県知事選で、自民党県連は知事選では初めて、建設業界への応援依頼をやめた。統一選での応援要請も「一切なし」。県連幹部は「事件もあり、業界は選挙どころではないだろうと遠慮した。選挙での付き合いはもうなくなるだろう」と説明する。
ある準大手ゼネコン幹部は「4年前は各社にパーティー券購入の割り振りが来たが、今年は声もかからない。こちらも、応援して公共事業が増えるわけでもないし」と冷めた様子。
これまで地元業者と個別に付き合いがあったという名古屋市議は、「最近の入札改革で、ほとんどの公共事業は(入札業者の指名がない)一般競争入札になった。業者の応援を頼みたくても(指名の口利きをするなど)“お返し”のしようがないし」と悩みを明かした。
(社会部・阿部伸哉)
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あらたな勝手連の準備が進んでいるようです。
呼びかけ人も逐次追加されるようで、変化するデータです。
裏話も途中に入れておきます。
また、朝日新聞社の10、11の両日、都内の有権者対象の第1回情勢調査では、「有権者の大多数を占める無党派層では石原氏への支持が浅野氏支持を上回っている。・・・投票意欲の高い層ほど浅野氏支持の割合が高めの傾向」としています。「石原氏の都知事としての支持率は42%、不支持37%で、2月3、4日調査(支持53%、不支持35%)から支持が下落」とも。(文末でリンク)
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★3月18日午後6時30分から
全水道会館(JR,地下鉄水道橋駅すぐ)
「勝手連」発足集会が開催されます。
浅野さんも参加の予定。ぜひご参加ください。
「アサノと勝とう!女性勝手連」 (どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
呼びかけ人になるひとは、下記のフォーマットに記入してメールかFAX
・お名前(必須)
・所属等(必須)
・住所(必須)
・連絡先(必須) TEL
Mailアドレス
■返信先アドレス midori@ccy.ne.jp またはファクス0581-22-4989
(参考)
現時点の呼びかけ人は以下のようです。
【呼びかけ人】若桑みどり/上野千鶴子/丹羽雅代 /赤石千衣子/安積遊歩/天野正子/青木道代/甘利てる代/阿部愛子/稲邑恭子/井上輝子/井上文/漆田-土井和代/大熊由紀子/岡田弥生/加納実紀代/北原みのり/木村民子/銀林美恵子/櫛渕万里/黒岩秩子/ごとう尚子/酒井和子/澤地久枝/東海林路得子/白石冬美/辛淑玉/瀬野喜代/千田有紀/高橋裕子/田中喜美子/田中美津/俵萠子/寺町みどり/中嶋里美/中野園子/中山千夏/信田さよ子/橋本ヒロ子/橋本育/林佳恵/弘由美子/深澤純子/福沢恵子/福士敬子/船橋邦子/星野智恵子/松本路子/丸山美子/皆川満寿美/宮本なおみ/毛利敬子/望月すみ江/森まゆみ/山崎朋子/渡辺一枝/石坂啓/伊藤比呂美/鄭暎惠/森屋裕子/森田ゆり/上原公子/樋口恵子/三井マリ子/柚木康子/川田文子/駒野陽子/新谷のり子
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↑(日毎、追加されます)
当日の日程と最新名簿は3月18日のブログ
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裏話3日ほど前、浅野さんのケータイにかけてみました。
だめもとで。10回ほど鳴って
「はいはい、寺町さん」 と出てくださいました。
「こんにちは。お忙しい時にすみません。
・・・・みなさんが勝手連を立ち上げたいと動きはじめました。
・・・・お忙しいと思いますが、確認や調整をどうしたらいいでしょうか」
「はい。今、取り込んでいるので、こちらに電話して。△△といいます。
番号だけ言ったら切るからね」
ということで、「△△」さんなる人物のケータイを教えられました。
後刻、連絡が取れたので、後の調整は東京の人に任せますのでよろしくお願いしますとお伝えしまた。
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昨日、「まだ、1時間しか確定しない」との話が来ました。
イチかバチか、浅野さんに電話してみました。
ラッキーにもすぐに通じました。(あとでわかりましたが、マニフェスト発表会見の前だったよう)
「18日、2時間お願いしたいです」と話したら
「おお、あのことね。ボクは2時間でもいいよ。・・・
ただね、自分で決めていないので、△△で決めたとおりになるからね」
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今日、「2時間OKで確定」とのメールが調整役の人から来ました(嬉)
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● 石原・浅野氏、接戦の様相 都知事選で本社情勢調査 3月13日 朝日
2007年03月13日00時56分
東京都知事選が22日に告示されるのを前に、朝日新聞社は10、11の両日、都内の有権者を対象に第1回情勢調査を実施し、取材で得た情報をあわせて情勢を探った。調査時点で支持の多くが現職の石原慎太郎氏(74)と前宮城県知事の浅野史郎氏(59)に集まっており、両氏による接戦の様相を呈していることが分かった。現時点で誰に投票したいかを答えた人は6割にとどまり、情勢が不透明な中で告示後の選挙戦は激しいものになりそうだ。
都知事選には両氏のほか、共産推薦で元足立区長の吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らが立候補を表明している。石原、浅野両氏は政党推薦を受けないとしているが、自民が石原氏を、民主、社民が浅野氏を支援する態勢だ。
投票先を明らかにした人の回答をもとに情勢を分析すると、自民支持層は石原氏、民主支持層は浅野氏支持にほぼまとまっている。有権者の大多数を占める無党派層では石原氏への支持が浅野氏支持を上回っている。
一方、選挙で「都政が大きく変わってほしい」と答えた人は全体の56%に達し、この層では浅野氏が石原氏をリード。選挙に「大いに関心がある」と答えた人は47%を占め、この層では両氏の支持が拮抗(きっこう)している。投票意欲の高い層ほど浅野氏支持の割合が高めの傾向で、前回44%台にとどまった投票率の動向も焦点になりそうだ。
石原氏の都知事としての支持率は42%、不支持37%で、2月3、4日調査(支持53%、不支持35%)から支持が下落していることが明らかになった。
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選挙公営のこと、地元紙の岐阜新聞が社説で採りあげていました。下記に引用。
先日、岐阜放送のテレビでもやったし、この問題を広げて適正な状態にしたい。
昨日15日、岐阜県庁の県政記者クラブに3月20日(火)に住民監査請求を提出することで、記者会見の予約をとりました。
下記がその案内。
今日は、議会の一般質問。 3月7日 3月議会・一般質問・通告しました
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2007年3月15日
県政記者クラブの皆様
くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク
寺町知正
Tel/fax 0581-22-4989
岐阜県の選挙公営にかかる選挙ポスター代の過剰な請求・交付分の返還に関する住民監査請求の提出について
いつもお世話になります。
自治体議会などに関して、現在、議員の政務調査費の是非で住民監査請求や住民訴訟が全国で相次いでいます。監視機関である議会の「監視」が強まっています。
また、首長や議員の選挙費用に関して「選挙公営」といって、選挙のときのポスター代、選挙カーの賃貸料やガソリン代、運転手の日当などを負担する制度があります。候補者から請求があったら税金で負担する制度です。特に、多くの自治体で財政が厳しいことから見直す意見もあります。
1999年、栃木県栃木市では選挙ポスター代の水増し請求が見つかり、市で印刷代の相場などを調査し、あいまいな企画費をゼロとして、印刷代のみの12万円としました。愛知県内では、昨年から今年、額を引き下げたり、方法を改善した自治体もあります。
山県市では先日3月2日、同旨の条例の廃止を議決しました。
多様性は自治や分権の基本。ポスターなど基準額を引き下げるなどの自治体もあります。
2006年、岐阜県庁ぐるみの長年の裏金作りが明らかになりました。その裏金作りの主たる方法は、旅費の架空請求=水増し請求です。水増し部分が裏金でした。
本件もまったく同様で、県議選候補者による自らの選挙費用充当(他の印刷物の印刷代充当等)のための多額な請求(=裏金作り)というしかありません。
真実のポスター作成費用の交付は条例上正当です。他方で、真実のポスター作成費用を上回って請求し県に交付させた部分は、不法行為に基づいて岐阜県庫から「奪取」したものです。
4月の県議選の選挙公営における各候補者からの請求の適正を図るためにもと、前回の県議会議員選挙の請求・交付状況の実態を情報公開請求し分析しました。そのうち、高額を請求した候補者の「相場を著しく上回って請求し交付された公費部分」の相当額、つまり「県の過払い分」につき、「知事の返還請求を怠る事実の違法確認」と「当事者からの返還の実現」を求めて、県監査委員に住民監査請求します。
(談合や不法行為を原因とする場合など、この種の損害回復の怠りには住民監査請求の1年ルールは適用されないとの判例は確定しています)
岐阜県が全国に先駆けて、新しく充実した監査委員体制にも期待します。
また、同日、知事に、ポスター作成費用の基準の適正化(=引き下げ)なども申し入れます。
もって、他の自治体選挙での候補者の請求の適正化お呼び制度改正の誘因としたいと考えます。
3月20日(火) 午後2時半 クラブで説明・関連資料配布
その後、 知事宛申し入れ書提出 &
監査委員事務局に住民監査請求書を提出
以上
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選挙公営を廃止すると平等を阻害するおそれがあるという人がいますが、選挙ってそんなものじゃないですよ。
お金をかける人は、たくさんお金を使う選挙をする、だから少しでも出してほしいと思う。
お金をかけない選挙をする人は、税金で補填してもらう「ありがたい部分」の割合は相対的に大きい。でも、ほんとにお金をかけない選挙をするなら、自分たちで何とかなる程度のお金で選挙はできます、何も税金で補填してもらわなくても。
3月9日ブログ 山県市の選挙公営条例廃止の波紋。きょうの岐阜放送は特報
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● 山県、選挙公営制度廃止 一長一短、他市でも議論を 3月11日 岐阜新聞 社説
山県市議会が「選挙公営制度」を取りやめた。市長選と市議選で候補者のポスター代などを税金で賄う制度で、議会は「もったいない」と条例の廃止に踏み切った。
同市では4月の統一地方選から選挙費用はすべて候補者の負担になる。市の財政が厳しい折、この制度の撤廃を歓迎する声がある一方で、金をかけず立候補できるよさが損なわれる、と心配する声も聞かれる。
この制度は、都道府県と各市で条例をつくって実施されている。総務省などは「廃止の例は聞いたことがない」といい、山県市議会の判断が他の自治体にどのような影響をもたらすのか、注意深く見守りたい。
廃止される前の同市の選挙公営制度は、選挙でかかったポスター製作費、選挙カーの賃貸料、燃料費、運転手日当を市が負担。負担額の上限が自治体によって異なるが、仕組みは公選法に基づいており、同じだった。
ただし掛かった費用を請求できるのは、選挙の得票数が供託金の没収ラインを上回った候補者だけだ。この制度を活用するか否かは候補者の判断で、例えばマイカーを選挙カーにしたり、すべてを自己負担としてもいい。
同市議会で選挙運動の一部公費負担がクローズアップされたのは、市の財政状況との対比だった。「市の負担が大きい」と、条例の廃止を求めた市民グループの運動を機に、「廃止やむなし」との結論が出てきたようだ。
いったい市の負担はどれくらい掛かるのか。2004年4月の同市議選を例にとると、候補者1人当たりの負担限度額はポスター、選挙カーの諸経費合わせて約61万余円だった。
このときは27人が立候補した。法定得票数に達したのは26人で、このうち25人から公費負担の請求があり、市から合計約1000万円余が支払われた。
今回、市議会が選挙公営制度の条例を廃止したことによって、市議選では約1000万円の経費削減が見込まれる。4月の市長選から適用、ポスター代などの市負担はゼロになる。
選挙公営制度は、どんな目的でできたのか。公選法は選挙運動にさまざまな規制を加えているが、かつての選挙は金がかかり、資金力のある候補者が有利となった。そこには腐敗も生まれる恐れがあった。
選挙費用を国や地方自治体が負担すれば、平等で金のかからない選挙が実現できる、と同制度が導入された。この場合の自治体は選挙区域が狭い町村を除く都道府県や市で、制度が必要ならば条例を定めなければならない。
1992年の公選法改正後、全国の自治体で同制度の条例が相次いで生まれた。山県市は2003年4月、高富町、美山町、伊自良村が合併して市になる際、同制度を取り入れたが、4年足らずで議会主導で廃止した。
「市の財政が厳しい時、議員が経費節減を率先しよう」という廃止の理由はもっともだ。削減した経費を福祉や教育に回せば市民の共感を得られるかもしれない。
一方、合併で同市の選挙区域は広くなり、候補者の負担も増えた。選挙公営制度の趣旨から、お金はなくても市の将来を担う、情熱のある人が市議になるチャンスを狭めてはならない。
どちらも一理ある。他の自治体の議会でも議論をしてほしい。
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昨日紹介した都知事選の予定候補者の討論会。
3月15日の討論会のこと
先着順。テレビとインターネットで生で流されれるそうです。
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●テレビの生放送
TOKYO MX(アナログ14CH 地デジ9CH)
放送時間:3月15日(木) 19:00~21:00
TOKYO MX
●インターネットの生中継
オーマイニュース
配信時間:3月15日(木) 19:00~終りまで
オーマイニュース
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私は、きょうは議会の委員会、17時からは、岐阜県庁裏金返還の住民訴訟の弁護団会議、明日は一般質問(汗)。
ところで、去年、このブログでも紹介した
地域創造ネット。団塊世代、市民活動、NPO 2005.5.26
集まりがあるとか。以下に引用。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン
『団塊・シニアが時代をどう作る』
地域創造ネットワーク・ジャパン
地域創造ネットワーク・ジャパンは、3月18日に臨時総会と記念フォーラムを開催。
総会では「2007年」を迎え、団塊世代へのアピールを採択します。それに引き続いて記念フォーラムを開催します。内容は以下の通りです。お誘いあってご参加ください。
日時:3月18日(日)午後1時から
会場:星陵会館ホール(〒100-0014東京都千代田区永田町2-16-2)
主催:NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン
臨時総会&記念フォーラム参加申込書
申込書にご記入の上メールまたはFAXにてお申し込み下さい。
13:00~13:30 臨時総会(団塊世代へのアピール採択)
13:30~15:15 記念フォーラム
【第1部 フォーラム】団塊・シニアの時代をどう作る ~地域社会の視点から
パネラー:上原公子(国立市長)
:福嶋浩彦(前我孫子市長)
:高橋 均(連合副事務局長)
:浅野史郎(NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン代表理事、慶応義塾大学教授)
15:20~16:30 団体世代大活躍
【第Ⅱ部 団塊世代大集合!!】
三上亨(青森県:町おこし:津軽鉄道サポーターズクラブ)、
河崎民子(神奈川県:福祉移動サービス:NPO法人ケアビークル)、
島野浩二(東京都:学校開放:NPO法人夢育支援ネットワーク)、
牧野昌子(千葉県:地域創造ネットワークちば)、
じゃおクラブ ほか
おやぢフォーク(東京:文化活動)
17:00~19:00 懇親会
【参加費】フォーラム 2000円 懇親会 8000円
【定員】400名
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全国の注目を集める都知事選。
3月15日は、青年会議所主催で4人の候補が参加して、公開討論会が開かれる。
激戦の前哨戦、火花散るステージは間違いなし。
インターネットでも流されるらしい
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
東京都知事選挙公開討論会 3月15日開催!
都知事選立候補予定者が一同に会し激論
出席予定者:石原慎太郎、浅野史郎、吉田万三、黒川紀章
日時:3月15日(木)18:30(開場)19:00~20:30(討論会)
会場:なかのZERO本館大ホール
JR・地下鉄東西線「中野駅」南口から徒歩8分
会場案内・地図 問い合わせ先:社団法人 東京青年会議所事務局
TEL.03-5276-6161 FAX.03-5276-6160
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● 『卒業』浅野氏の都知事選挑戦【特報】知事"請負人"時代に? 首都舞台に新たな流れ 3月8日 東京新聞
「知事は卒業する」という言葉を残して三期十二年務めた宮城県知事を勇退した浅野史郎氏(59)が、今月二十二日告示の東京都知事選に名乗りを上げた。戦後、同じ人物が二つ以上の都道府県知事になった例はないが、他県の知事経験は首都の知事にも通用するのか。首長の人材不足が指摘される中、浅野氏の出馬は、知事“請負人”時代の幕開けとなるか。
浅野氏、異例の挑戦
「東京は一自治体とは違う。日本そのものだ。田舎の知事の経験を積んでやるメリットはあるというアドバイスも頂いた。今、荒れんとしているのは、東京ではなく、日本だ。
政治への無力感を訴える悲痛な声が東京だけでなく、全国から寄せられている。なぜ宮城の人が出るのかと問われれば、私は日本人だからだ」
浅野氏は六日の記者会見で、「知事業は卒業」と言いながら都知事を目指す理由を尋ねられ、こう強調した。宮城県知事を勇退したのは二〇〇五年十一月。当時の記者会見では「知事は一回やればいいんじゃないか」とも発言していた。
退任後は知事在任中に兼職していた県社会福祉協議会会長にとどまり、「ライフワーク」の障害者福祉に取り組んだ。また、東北大客員教授、慶応大教授にも就任し、地方自治分野で言論活動を続けた。この間、約一年半。今度は都知事への転身を決断した。
本紙の集計では、一九四七年に地方自治法が施行され、知事が普通選挙で選ばれるようになって以降、知事経験者が別の都道府県知事になったことはない。都選管によれば、六三年四月の知事選に前兵庫県知事の阪本勝氏(故人)が立候補し、落選したことはある。
今回、浅野氏が当選すれば、複数の都道府県知事を務める初めてのケースになる。
期待と批判交錯
浅野氏の異例の挑戦に対し、地元・宮城県では、期待と批判が交錯している。
浅野氏の選対幹部だった特定非営利活動法人(NPO法人)「チャレンジドネットワークみやぎ」の佐藤豊副理事長は「浅野氏が『福祉に専念したい』と知事を勇退したのは、宮城のことだけではなく、弱者の生きやすい社会づくり、社会改革、国の改革につなげたいという理念からだ。(都知事選出馬とは)矛盾しない」と転身に賛意を示す。
その上で「都知事は一知事ではない。彼の福祉づくりのノウハウ、能力が全国規模で発揮されることは、福祉関係者に歓迎されることだ。都知事の立場で社会改革を進め、日本改革の一歩として期待したい」と話す。民主党県連選対委員長の内海太県議も「東京は一自治体ではなく、全国の手本となる。地方分権も大きく推進されるのではないか」と期待を寄せる。
一方、浅野氏の後継候補との激戦を制して就任した村井嘉浩知事は「前知事が都民になるのは非常に寂しい」。浅野氏が立候補に伴い県社会福祉協議会会長を退くことについても、「宮城の福祉をどうするのか。何の話もなく納得できない部分もある」と批判する。
浅野県政下で野党だった自民党県連幹事長の中村功県議は「いま宮城は、財政難など浅野氏が残した負の遺産で苦労している」と指摘。続けてこう言い放った。「これだけむちゃくちゃにして、浮かれて都知事をやりますというのは県民をばかにしている。そんなに知事がやりたいなら宮城でやればいい」
識者は好意的
一方、今回の浅野氏の出馬自体については、識者の評価はおおむね好意的だ。
「石原都政への批判票の広範な受け皿ができた。都政活性化のためにもよい状況ができた」と位置づけるのは、千葉大学の新藤宗幸教授(行政学)だ。
都職員の経験がある中央大学の佐々木信夫教授(地方自治論)も「統一地方選の核である都知事選に花を添えた」と歓迎しながらも「都知事選では過去、現職が敗れたケースはない。それに並はずれた知名度の高さが求められる。そうしたハードルの高さから対立候補探しは難航しがちだ」と歴史を振り返る。
ところで、浅野氏が宮城県知事を三期十二年務めた行政手腕をどうみるか。
新藤氏は「何と言っても情報公開。県警本部とケンカした首長も彼だけだ。宮城県では女性の幹部登用も初めてで、風通しがよくなった。福祉でも収容型から地域に開いた方向へ大胆に転換した」と高く評価。
また、地元では財政面で借金を増やしたという批判についても、新藤氏は「民間と違い、行政では借金の多寡が問題ではない。何に使われたかが問題だ」と反論する。が、佐々木氏は「(厚生)官僚出身の彼は情報公開の徹底が改革につながることを熟知していた。だが、財政危機については『人気取りのため』という地元の声は無視できない」と慎重な見方をする。
さらに佐々木氏は石原、浅野両氏の政治手法が「対極」ではないとみる。「石原さんが独裁型というのは分かる。では、浅野氏はというと、選挙では市民型だが、県庁では『浅野天皇』という呼び名もあった。つまり、自分の判断最優先で職員とは距離があった」
同じ知事とはいえ、宮城と東京では人口の規模も違う。浅野氏の知事経験は東京でも通用するのか。
新藤氏は「局長も意思決定にかかわれないという現在の都に風穴を開けるという点では、宮城での実績からも期待できる」とみる。
一方、佐々木氏は“違い”をこう説明する。「東京には国を動かす経済人も多いので、情報公開だけで通用するかどうか。小泉(首相)・石原知事時代の反動で福祉、生活への関心が高まっているが『世界の東京』ゆえ、インフラなどで大きな構想力が求められる」
浅野氏が当選すれば、二つ以上の知事を務める初めての知事誕生となるが、都知事選では六三年の阪本氏に加え、九一年には元熊本県知事(後に首相)の細川護熙氏が出馬を検討して断念した例もあった。
新藤氏は「戦前の官選知事が戦後、公選で務めた例もあり、特段問題はないだろう。一九六〇年代までよく見かけた名誉職的な『上がり双六(すごろく)』の知事の方が問題だった」と指摘する。
県知事時代に浅野氏と親しかった佐々木氏も、原則問題はないとするが「知事には定年があると語っていた彼の心の中に再び権力のいすに座りたいという気持ちがあれば、それは『多選知事』と同じ。それがなければよいが」と心配する。
確かに知事から知事の誕生はまだないが、市長から知事という例は愛知、三重、栃木県などの現職をみても珍しくはない。
背景に人材不足
背景には、行政経験者以外からのなり手不足も指摘される。特に、地方では深刻だが、新藤氏は「政党の出す候補がいないだけ。無党派層が増え、既存の集票マシンが働かず、当選後に政党の介入を避けたいと考えれば、当然。しかし、首長をやりたい人は少なくないはず」とみる。 佐々木氏は「人材不足はある」と分析。その上で「経済人には、現行の選挙システムはリスクが大きすぎる。県議が市長、国会議員が知事という流れはフレッシュさに欠ける。好況時代の学者知事が、不景気で行政手腕のある中央官僚に取って代わられ、その官僚もいまや使い捨て。その中で首長から首長の流れも生まれている」と説明し、今回の都知事選のもう一つの注目点をこう語った。
「知事という一種の『職人』が今後、世の中に存在できるのか否か。今回の浅野さんの挑戦は、そんな未来を占う実験ともいえる」
<デスクメモ> 統一地方選を前に、鳥取県知事の片山善博氏ら「改革派知事」と呼ばれる知事の引退表明が相次いだ。年齢もやっと五十歳代半ば。現職時代に何度も取材しただけに、寂しい気持ちもあるが、新天地で頑張ってほしい。その新天地がいつの日か別の現場であってもいいと思う。浅野氏の挑戦に注目したい。(吉)
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私たちが岐阜県の前梶原知事らを相手にした行政訴訟をたくさん起こしてきたのは10年ほど前から。梶原氏の次に被告として指定することの多かった人物は出納長。
岐阜県の裏金問題が昨年発覚、そのキーパーソンの一人が、刑事事件の法廷で証言した。
前知事とともに、証人席ではなく、○○人席に座るべきと思っている県民は少なくない。
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● 「組合は監査及ばぬと提案」岐阜県裏金めぐり元出納長 3月2日 朝日
岐阜県の裏金問題で、県職員組合に隠された裏金の一部を着服したとして業務上横領の罪に問われた元県職員組合副委員長、木下三千男被告(49)=岐阜市御望2丁目=の第3回公判が2日、岐阜地裁であった。検察、弁護側双方が証人申請した藤田幸也・元出納長(70)が出廷。裏金の扱いについて当時の県幹部から相談を受けた際の経緯について「(組合は県と)組織が違い、監査が及ばないので、組合OBの立場から一つの案として示した」と述べて、組合に隠蔽(いんぺい)する方法を自ら発案したことを改めて認めた。
藤田元出納長は「自分は組合との橋渡し役だった」と裏金集約への関与を認めつつも、裏金集約や管理の実態については「報告もなく、知らなかった」と証言した。
● 組合活動なら仕方ない 岐阜裏金公判で元出納長が初証言 3月2日 中日
岐阜県庁の裏金問題で、県職員組合への裏金集約を発案、指示したとされる県の元出納長藤田幸也氏(70)が、業務上横領罪に問われ、岐阜地裁で2日に開かれた元組合副委員長、木下三千男被告(49)=懲戒免職=の公判に証人として出廷した。県の調査に対して組合活動への裏金流用は一切容認していない、と証言してきた藤田氏だが、公判では「(容認したことは)ありませんが、正規の組合活動に使われるならやむをえないとの思いはあった」と修正した。昨年7月に裏金問題が発覚してから藤田氏が公の場で証言するのは初めて。
組合に集められた裏金計約2億8000万円のうち約1億1500万円が組合活動などの名目で使われた。当時の組合役員は藤田氏が「組合活動に使ってよい」と指示したと県の調査などに答え、藤田氏の証言と食い違っていた。
藤田氏は流用容認を否定してきたが、昨年12月の県議会による面談調査では「組合活動として使うならよいとの趣旨にとれる発言をしたのではないか」と問われ、「そういう言い方で誤解を与えたのではないかという気はする」と答えていた。
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インターネットに、「みんなの力事務所 浅野史郎確認団体」という情報が出ていました。へぇー、こんなところに作ったの と思いました。
「確認団体」という言葉は、ほとんど馴染みがありませんね。
政治家の後援会、というのは、よく聞きます。しかし、これらの団体は、石原さんの後援会も浅野さんの後援会も吉田さんの後援会も、都知事選の期間中(=3月22日から4月8日)は活動を休止することが義務付けられています。
なぜなら、選挙というものは、候補者個人がボランティアの人たちとともに進めるべきものだからです。
その特例として、知事選や市長選の時には「特定候補者のために届け出た団体」は一定の範囲で活動ができます。
ここに結集するというのも一つの方法です。
つまり、候補者の直接の選挙運動とともに、連携して別団体の運動が展開できる、そういうシステムです。 (※政党はもっといろいろな活動が許容されている)
でも、市議や町村長の選挙では認められていません(笑)
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みんなの力事務所 浅野史郎確認団体
みんなの力事務所 浅野史郎確認団体 marugake@aol.com
所在地は 〒160-0004 東京都新宿区四谷3-8-9三井ビル3F
地図も掲載されている
● 確認団体とは
新宿区選挙管理委員会のPR 一番下から引用
1 「政治活動」と「選挙運動」は、どのように違いますか。
2 日常の政治活動に何か規制がありますか。
は、略しました。ホントは、読んでほしいけど。
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3 選挙時における政治活動は何か規制されますか。
政治活動が規制される期間は、選挙期日の公示日・告示日から選挙の当日までです。
なお、ここで規制されるのは、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動であって、個人の行う政治活動は、候補者等の政治活動用文書図画の掲示の制限の場合を除き、原則として選挙運動にわたらない限り、自由であって何ら制限されません。
また、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動であっても、規制を受けるのは、特定の選挙の選挙期間中に限り、その区域内における一定の政治活動であって、これらの規制の範囲外であれば、後援団体の政治活動用文書図画の掲示の制限の場合を除き、純粋な政治活動としてなされる限り、規制を受けません。
ただし、参議院議員、都道府県及び指定都市の議会の議員並びに都道府県知事、市長(特別区の区長を含む。)の選挙の場合、一定の要件をそなえる団体は、「確認団体」として選挙期日の公示日 ・告示日から投票日の前日までの間に限り、一定の範囲内で政治活動を行うことができます。
確認団体のみが行うことができる政治活動には、たとえば、
1 政談演説会、街頭政談演説を開催すること。
2 政治活動用自動車、拡声機を使用すること。
3 ポスター、立札、看板の類を掲示すること。
4 ビラを頒布すること。
5 選挙に関する報道評論を掲載した機関紙誌を頒布又は掲示すること。
などがあります。 --------------------------------
とはいうものの、まだ動き出したばかりらしい。
浅野史郎さんの公式メールアドレス ⇒ yumenet@asanoshiro.org 意見をどうぞ
状況はこちらでも更新されていくと思います ⇒ 浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』
浅野史郎さんのジョギング日記
2月21日 浅野史郎さんを勝手に応援する無党派ネット
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● 田原総一朗の政財界「ここだけの話」
浅野氏の出馬表明で見えてきた都知事選「もうひとつの争点」2007年3月8日
3月8日 日経
宮城県の県知事を3回やった浅野史郎さんが、東京都の知事選に名乗りをあげた。浅野さんの登場で東京都知事選が非常におもしろくなってきた。
浅 野さんといえば、宮城県知事を3期務めて、徹底した情報公開をやった人物として知られている。もともとは厚生官僚出身なので福祉にも力を入れた。このため、岩手県の増田知事、鳥取県の片山知事、少し前に辞めたが三重県の北川知事、高知県の橋本知事と並んで、改革派知事として有名になった。
浅野さんは宮城県の知事選に立候補するときから、情報公開をうたってきたが、幸か不幸か知事になっていきなり、カラ出張問題、裏金問題が起きてしまった。ここで本気で情報公開に取り組むことになった。
情報公開を貫いた浅野前宮城県知事
私の番組の「サンデープロジェクト」(テレビ朝日)でそのことを聞いたら、彼はもともと官僚出身なので、実は最初は隠そうと思ったと打ち明けたので驚いた。「官僚というのはこういうことが起きたらまず隠そうとする。そういうテクニックに官僚はたけている。けれども、実態を調べていくと、とても隠せる状態ではないから、それならば徹底的に情報を開示して実態を露呈させよう」と言うので情報公開に踏み切ったと彼は語った。
東京都知事にこれから立候補しようという時期に、そんな話を言わないほうが得だと思うが、そういうことをサラッと言うのがおもしろい。正直な人物なんだなと思った。
宮城県前知事の情報公開で特に有名になったのは、宮城県警による捜査協力者への捜査報償費問題だ。協力者の氏名、金額を説明して欲しいということを宮城県警に求めたのだが、宮城県警はこれを拒否した。それでずいぶん長い間、県警とケンカになった。
でも浅野さんに話を聞いてみると、何もこうした内容を一般に公開するということではなかったらしい。県警の予算を決めるのは知事なので、責任者としてその内容を把握しておきたいという意味だったいう。こうした情報は全国どこの都道府県でも知事に公開していないため、浅野さんはやりすぎ、いきすぎでないかと言われた。だから東京都知事になったら警視庁に対してこれをやるんでないかと、警視庁関係者が今から戦々恐々としているわけだ。
このようなエピソードからもわかるように、情報公開率は宮城県が全国で1位だ。東京はなんと41位で相当差がある。石原さんに浅野さんが挑戦するのは、こうした情報公開がどのように変わるのかという点でもおもしろい。
また、「福祉の浅野」といったが、浅野さんが都知事になったらその手腕はどのように生かせるのか。
実は公立小中学校の給食費や文房具費などの就学援助率が東京は全国で2番目。1位は大阪。宮城県は35位。これだけみると、宮城県は豊かな県で東京都は貧しい、大阪は全国で一番貧しいということになるが、これは必ずしもそうではない。東京、大阪は貧しいというより、支払い能力があるのに援助を受けている家庭が多いという指摘もある。こうした問題をどのように整理して実態にあった福祉を実現できるのか興味深い。
改革派知事こそ東京に適任
一方、浅野さんが都知事選に立候補することに違和感を覚える人がいるのは、「なぜ宮城県知事を辞めた人が、東京で立候補するのか」という点だろう。
改革派と呼ばれている知事はみな、2期、3期で辞めている。浅野さんは宮城県知事を3期で辞めた。浅野さんと仲のいい鳥取県の片山知事、三重県の北川知事、落選したが長野県の田中知事は、みんな2期で辞めている。
実は改革派知事の最後はあまり評判がよくない。増田さんは例外かもしれないが、 長野県では田中康夫が敗れ、三重県では北川前知事が推した人間が落選した。同じことが浅野さんにも言えて、最後はあまり評判がよくない。
改革派の知事は最初は何か新しいことをやってくれるという期待感で県民から歓迎されるが、徐々に県民から別の要求が出てくる。地方はあまり大きな地場産業がないところが多いので、公共事業という大きな産業が魅力的に映る。知事の手腕としては、政府に陳情して、いかに公共事業、カネを持ってきてくれるかが問われるわけだ。それに県会議員は土建業者から支援を受けている人が多い。
ところが、改革派知事は「もっと公共事業が欲しい。もっと道路を作れ。もっとダムを作れ」という陳情を受けつけない。そうすると県民は陳情を喜んで受けてくれる知事がだんだんありがたくなってきてしまう。改革派知事が1期、2期務めると、地元の活性化に協力しない知事ということで不満がたまっていく。それでマスコミにもてはやされた改革派知事が最後はあまり歓迎されずに終わっていくことが多いのだ。
逆に多選知事には問題が多い。福島も和歌山もみな多選知事である。そのまんま東(東国原英夫)さんが当選した宮崎県は、前知事は長くないが、その前は全部多選だった。多選のあとを追った知事は、多選知事と同じことをやって問題になった。
多選をやると、どうしても知事は王様になる。議会は知事の言う通りになる。議会は土建屋関連で当選した人が多いので、談合、いってみれば金権政治の構図が出てくる。
では改革派を標榜する人物は知事としては成功しないのか? おそらく東京は別ではないのか。つまり東京都は赤字がないので、公共事業を無理に持ってくる必要がない。つまり地域活性化のために土建業者に頼る必要がないのだ。であれば、東京都こそが浅野さんが知事として思い切り手腕を発揮できる場所であるのかもしれない。
「傲慢」と「違和感」のネガティブ対決
当初、浅野さんは全く立候補の気持ちはなく、これからは福祉で生きようと思っていたという。ところが少なからぬ人々から東京都知事に出て欲しいと言われた。「浅野さんのハートに火をつける会」に呼ばれて、そこで多くの市民たちの熱い声を聞いて、これはやるしかないかなと思ったという。
いま都知事の石原さんが訴えられている交際費の問題が2件ある。1つは、石原さんのために3人で料亭で5万8000円の食事をした件。もう1つはもっと大勢で30万円以上で食事をしたという問題だ。これが違法でないかということで訴えられている。
この問題も番組で浅野さんに聞いてみたが、浅野さんは高すぎるとは言わなかった。ただ、それを隠していることが問題だと言った。情報を公開するということが前提になっていれば、これがそれほど大きな問題にならなかったかも知れない。
その一方で、この問題は別の側面も持っている。
石原さんは多分この金額を知らなかったのだろう。おそらく都の官僚は石原さんを怖がりすぎていて、「このくらいの席じゃないと親分の機嫌を損ねる」と勝手に判断して、そういう席を設けたのかも知れない。つまり、そのことが浅野さんの言うところの傲慢さの裏返しであり、裸の王様になっているということの表れなのだろう。石原さんにはある意味オーラがある。そのオーラがありすぎて、カリスマになって、都の官僚にとって恐い存在になっているわけだ。
石原さんに比べると、浅野さんは恐い存在ではないと思う。2人のキャラクターは非常に違う。浅野さんは気安く話せる存在だが、石原さんのほうは、こちらが階段をあがらなければ話ができない。言ってみれば、今回の都知事選は、「カリスマ」と「都民目線」という知事対決になるのではないか。
その一方で「なぜ宮城県の県知事をやって辞めた人が都知事になるのか」という違和感を持つ人もいるだろう。だから、今度の知事選は「石原さんに飽きた。傲慢すぎる」という東京都民と浅野さんに「違和感をもつ」都民と、どちらが多いか、「傲慢」対「違和感」のネガティブ票の行方も勝敗を分けるカギになるのかも知れない。
「破壊する石原」と「自民党の議員石原」の乖離
浅野さんは、石原さんが最初に出馬したときは、大賛成だったという。「それまで東京は鈴木都知事や青島さんだったが、なにもしなかった。石原都知事はやる気満々で、銀行に税金をかけるとか、『ディーゼル車NO作戦』など、最初はいろいろな政策を打ち出した。だから石原さんの1期目はいいと思ったが、2期目からおごりが出た」と。
もともと石原都知事の登場に東京都民は拍手喝采だった。それまでは官僚的な知事が多かった。そこへ石原さんは、衆議院議員を辞めて都知事になった。非官僚が知事になったということでウケた。
私も作家としての石原さんを認めている。私はもともと作家になりたいと思っていた。その希望を打ち砕いたのが石原慎太郎だった。大学に行きながら同人雑誌をやっていたとき、茅場町のある本屋に「石原慎太郎 『太陽の季節』 文学界新人賞」という短冊型の広告が出た。立ち読みしてこれは参ったと思った。作家としての石原は言ってみれば“没倫理”。既成の倫理、道徳をこれでもか、これでもかと打ち破った。女性をレイプして殺すなどいう場面も多い作家で、既存の体制、秩序を破壊する石原慎太郎がとてもおもしろかった。
だが、「破壊する石原」と「自民党の議員石原」は、自分の中であいいれなかった部分があったのではないか。
石原さんは多分総理大臣になりたかったのだと思う。彼の一番の誤算は、総理大臣になるには時間がかかるということに気づくのが遅かった点だ。自民党には派閥というものがあって、そこに貢献しなければ上には行けない。貢献するということはカネを配ることだから、彼の一番不得手なことだ。大臣を重ねて総理になるといことは、彼には耐えられなかったのだろう。
国民は変化を求めている
知事のいいところはカネがいらないところだ。子分を養うこともない。だから石原さんが都知事になって、「作家石原」と「都知事石原」がどう内部で葛藤し、どんなおもしろいことをやってくれるかという期待があった。銀行に課税するなんてことは、無茶苦茶だ。カジノを東京に作るとか、横田飛行場の民間航空利用とか、個人的には、東京湾に原発を作るとも言っていた。とても従来の知事にはできない、無茶苦茶な発想がおもしろかった。
だが2期目になって、石原さんは知事業に飽きたのではないか。最近では週に3日しか都庁に出てこないくらいだ。おそらく3期目をやる気はなかったのだと思う。ただ2期目に東京オリンピックを思いついた。オリンピックということで誘致までがんばろうと3期目を目指す。おそらく3期目の石原さんはオリンピックしかないのだと思う。1期目の石原さんには期待もしたし、おもしろかった。2期目以後、石原さんのおもしろみが正直うすらいできた。
石原さんが言うように東京オリンピックが実現する可能性があるならば、それが争点になるかも知れないが、実際のところ、北京、ロンドンの次にまたアジアの東京への誘致というのは現実的に難しいのではないか。
宮崎県では、そのまんま東(東国原英夫)さんが自民党の候補を破って登場した。うまく無党派層に乗った形だ。無党派層というのは、誰が正しいか間違っているかより、誰がおもしろいかという点で投票する。これがそのまんま東知事の登場、ある意味では田中康夫的な人物の登場でもあった。
浅野さんは情報開示や福祉の問題に真っ正直に取り組むだろう。そういう期待度はある。何よりも東京にとっては新鮮だ。東京を変えようとするだろうし、変わる部分もあると思う。
いずれにしても、国民は変化を求めている。4月8日の都知事選は、きっとおもしろい勝負になるだろう。
● 田中秀征の一言啓上 都知事選で“無党派層”はどこに行くのか 2007年3月8日 (田中 秀征=福山大学教授) 日経 3月8日
3月6日、浅野史郎・前宮城県知事が、正式に東京都知事選への出馬を表明。これで3月22日に告示される同知事選の戦いの構図が整った。
名乗りを上げているのは、石原慎太郎・現都知事、吉田万三・元足立区長(共産党推薦)、建築家の黒川紀章氏、それに浅野氏が加わって計4人。他に意外な候補が飛び出す可能性もある。
選挙は自民党が支援する石原氏と、民主党・社民党が支援する浅野氏の一騎打ちとなる公算が強まっている。
当落の鍵を握るのは、ほぼ6割を占めると言われる無党派層の動向だ。果たして“無党派層”はどこに行くのか。
首長選挙の6つのチェック・ポイント
今のところ無党派層には戸惑いがある。先の宮崎県知事選挙のような大きな流れにはなっていない。じっと戦いの様相を見極めようとしているのだろう。
私が選挙、特に首長選挙を観測するとき、いくつかのチェック・ポイントがある。
1. 人物──資質、能力、性格、経歴、知名度など。その人がどんな人か
2. 主張──選挙公約(マニフェスト)、今までの政治的発言、歴史認識など。その人が何を考え、何をしようとしているか
3. 出馬の経緯──自ら手を挙げたのか、推されて出馬するのか。決断の動機は何か
4. 支援体制──主要な支持基盤。中核となる連動組織。要するに、主としてどんな政党や団体が支援活動をしているか
5. 政治状況──現在の内外の政治情勢。一般的に有権者意識の動向
6. 選挙戦の構図──どんな候補がどんな運動を展開しているか
これらのチェック・ポイントは私に固有のものではなく、「無党派層」が投票する候補を決めるときの一般的なチェック・ポイントと言ってもよいだろう。
人物がよい。主張がよい。それだけでは有権者(特に無党派層)は動かない。主張が実現できるかを、出馬の経緯や支援体制を厳しく観察する。「しがらみ」があるかどうかである。そのことが今回の都知事選の帰趨(きすう)を決めるのではないか。
● 無党派層は“政党隠し”を見破っている
既報の通り、石原氏は自民党の推薦を断り、浅野氏は民主党などの推薦を断った。無党派層に配慮した判断だ。
しかし、無党派層の眼はそんなに甘いものではない。両氏ともに戦略的に“政党隠し”をしていると見ているからだ。無党派層の戸惑いはそこにある。
(文字数制限の関係で以下略。リンク元を)
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