山月庵茶会記 Tea Party at Sangetsuan

葉室麟の『山月庵茶会記』を読みました。
時代小説でした。
いつもながら、この作家の小説は、いいです、哀愁を帯びた良い小説でした。

藩での政争に敗れ、京都と江戸で、茶道で有名になった武士が主人公です。

高名な茶人となって国に帰ってきた・・・。
弧狼の心を胸に秘めた男は・・・。
山裾の庵で隠遁生活を送ろうとするが・・・。
派閥抗争が蘇り・・・。
妻の死の真実を知るために・・・。

静かな中に、波乱の予想が生まれて。
この作家特有の世界が流れます。
エンデイングも良かったです。
私の読後評価は4☆です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ドイツ Germany 上田秋成 Aki... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。