遣隋使がみた風景 The scene of Kenzuishi

気賀澤保規の『遣隋使がみた風景』を読みました。
古代の人物に関する講義を受講しており、遣隋使について興味を持ったことから、この本を読みました。

書かれていたポイントは、

*遣隋使の派遣回数には諸説があり、3回説~6回説がある。
*隋は律令と仏教の2本の柱を通じて、初めて東アジア世界に共通する政治をきずいた。
*600年に最初の遣隋使を派遣した。
*600年の遣隋使により、その後の、推古朝の一連の改革、近代化に繋がった。
*603年に小墾田宮(おはりだ)の造営、同年冠位12階の制定、604年17条憲法が発布された。
*小墾田宮(おはりだ)では、中国の王宮にならった王宮が初めて造営された。
*17条憲法の2条の仏教の帰依は、推古朝における仏教興隆策をよく表している。
などでした。
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シンポジウム A Symposium

昨日は、京都観世会館で行われた、「京都創生推進フォーラム」のシンポジウムを聞きに行きました。

「世界の人々を魅了する京都」についての、パネルデイスカッションを聞きました。

内容はといえば、評価はちょっと難しい。
なるほど、驚く内容だったかというと、ウ~ンということです。

目新しいことは無かったのですが、聞いていて思ったのは、

*視野の広い世界観を持って、その上での、焦点を絞った話題や話がいいなあ。
*経験に基づいた、自分の意見でなければ、相手の心に響かないなあ。
*評論家は評論家でしかないなあ。
*奇をてらう必要はないなあ。
*現代を意識しないと。
などでした。

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沈黙を破る者

ポルマンの『沈黙を破る者』を読みました。
外国小説です。
この小説は、ドイツ・ミステリー大賞第一位小説です。

初めて、この作家の小説を読みました。
現在と過去のことが、頻繁に、切り替わって、登場人物もそこそこの数がり、名前が覚えにくく、話の展開を考えながら、苦労して、この小説を読みました。

ナチス支配下のドイツでの悲劇があり、そのことが、背景にあって、現代に事件を起こします。
父が残した書類が気がかりとなり、その真相を追究することにより、現代での殺人事件となってしまいます。

243頁の小説だったので、なんとか読み終えることができました。
久しぶりに、外国小説を読みましたが、読むのに手こずりました。

私の読後評価は、4☆です。
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熔ける Melting

毎日、暑いですね。
なんとかなりませんか。
今日は、近所の図書館へ行きました、それ以外は、部屋でエアコンをかけて、籠もっています。

井川意高の『熔ける』を読みました。
ギャンブルで大金を失くした、大王製紙前会長の懺悔録でした。
読み易い文章でした、テンポよく読めました。

生い立ちが分かりました。
バカラ賭博で、106億円を失ったのが分かりました。
会社人生は、この本からは、優秀だったと思えます。
ギャンブル以外では、社会性もそう問題だとは思えませんでした。

106億円は、事件発覚後、裁判前に、全額利子を付けて、返却されていたのですね。

ギャンブルによる会社からの106億円の借り入れをした以外は・・・。
それで、実刑4年の刑務所暮らしとなったのですね・・・。

私の読後評価は、3☆です。

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風渡る Wind Browing

暑い日をやりすごし、体調の回復を図るために、部屋で読書をしています。
今年の夏は長くなりそうです。

葉室麟の『風渡る』を読みました。
最近、この作家の小説をよく読みます。
時代小説でした。

主人公の黒田官兵衛と、混血のキリスト教徒ジョアンを中心にした話でした。
安土・桃山時代の話でした。
織田信長の本能寺の変が起きた必然性や、あの時代のキリスト教が広がったことなどが、分かる小説でした。
鉄砲伝来と、アジアとの交易、ポルトガルの植民地政策より、キリスト教が武士社会に広がったことが分かりました。

秀吉と家康により、伴天連禁止令が出てなかったなら、現代の日本にも、キリスト教が広く信仰されていたことになったのではと想像しました。

読みやすく、話の展開も良かったです。
私の読後評価は4☆です。
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あなたの本 Your Book

先週の木曜日に、体調不良になりました。
熱中症の症状があり、体調が悪くなりました。
友人とのランチ会、友人との飲み会に欠席しました。
出席したかったのですが、身体がだめでした。

その後、家でおとなしくしています、体調の回復を図っています。
今週は、部屋で読書をする予定です。

誉田哲也の『あなたの本』を読みました。
7つの短編小説集でした。

ちょっとホラー小説だったり、理解を越える小説だったり、これはついていけないなあと思える小説集でした。
内容も思い出せないような小説でした。

私の読後評価は、3☆です。
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梅花女子大学 Baika Girls University

今日は、梅花女子大学へ行き、「認知症高齢者への支援」の講義を受講しました。
この大学へ初めて行きました。
JR茨木から、大学のスクールバスに乗って、行きました。

食堂で、カツ丼を食べて、その後、「澤山記念館」で、講義を聞きました。

認知症は、脳が壊れてしまうのですね。
前期・中期・後期の症状があって、すぐ、完全に、脳が異常になるのではないと。
高齢者に発病するケースが多いのです。

困ったものです。
長生きすることは良くないと感じました。
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平城京の歴史 The history of Heijyokyo

今日は、久しぶりに、何処へも行かず、外出せず、一日家にいました。

河合敦の『平城京の歴史』を読みました。

「歴史と文学の人々」の講義を受講しており、平城京の人物について学んでいることより、そのお浚いをするために、この本を読みました。

あの時代のことが、分かるようになりました。
天皇家を中心に、奈良の都を彩った主役・脇役・悪役について、理解が深まりました。

天智天皇系、天武天皇系、藤原家の人々のことが分かりました。

時には、このような歴史書を読むのみ良いものだと思いました。
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瀬戸内アートめぐり A travell of Setouchi arts

7月12日~13日で、パック旅行をしました。
「瀬戸内アートめぐり」の旅行をしました。

「東山魁夷せとうち美術館」「イサム・ノグチ庭園美術館」「犬島精錬所美術館」「直島・地中美術館」めぐりをしました。

岡山まで新幹線で行き、坂出へ電車で、そして高松港からは船で小豆島へ、その後、犬島と直島へ船で、そして、宇野港から電車にのり、岡山から新幹線で戻りました。
宿は、小豆島のリゾートホテルに泊まりました。

予想以上に、充実した、内容のある、満足な旅行となりました。
モダンアートに触れることができた旅行でした。
犬島と直島の、家プロジェクトも良かったです。

直島の「地中美術館」は安藤忠雄の設計によるもので、外国人にも有名で、多くの外人観光客が来られていました。
イサム・ノグチの美術館は、京都の枯山水の庭に通じる思いを感じました。
ふたつとも、特異な美術館であって、行って良かったと思いました。

最近、行った旅行の中でも、満足度の高い旅行と言えます。

写真は、直島にあった、かぼちゃのアート作品です。
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クラス懇親会 Drinking Meeting

今日は、「歴史と文学の人々」の講義を受講しました。
平城京の聖武天皇について、勉強をしました。

いつもながら、講師の先生の名調子、テンポの良い説明が良かったです。
あの時代のことが、分かり易く、理解できました。

*聖武天皇は、線の細い天皇と思われていたが・・・。
*祖父の、天武天皇の業績に影響を受けたのか・・・。
*唐の複都制をコピーしようとした・・・。
*藤原家との確執によって・・・。
などでした。

講義のあと、クラス懇親会が開催され、茨木の三府鮨で、2時間飲み放題、4000円で、35名で飲み会を行いました。
懇親会は、話が盛り上がって、良かったです。

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