読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel
テリールーム terryroom
横浜1963 Yokohama in 1963
最近、この作家の歴史小説を数冊読んでいます。
この小説は、東京オリンピック前の、横浜での話でした。
ハーフの日本人と、日系アメリカ人が連続殺人鬼を追う話でした。
社会派ミステリーというのでしょうか。
二人の生い立ちなどを絡めて、話が進みました。
悪くはないのですが、この作家はやはり歴史小説が良いと、私は思いました。
私の読後評価は、少し甘い採点で、4☆です。
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雨と詩人と落花と
文学作品と言えるのでしょうか、良かったです。
江戸時代、豊後肥田で、詩人を主人公にした物語でした。
詩の才能はあるのですが・・・。
剛直で激情家の主人公は・・・。
私塾を経営し、大阪へ江戸へ移り・・・。
歴史上の人物ではなく、劇的な人生でもなく、読みにくい話だったが、たまにはこの種の話も良いでしょう。
私の読後評価は、4☆です。
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定例ランチ会 The lunch gathering
大阪北摂津で起こった地震についての話のあと、最近の政治・経済情勢について話をしました。
世界情勢は、混とんとした、戦国状況となっているのではと話した。
*トランプ発の貿易戦争が始まるだろう。
*中国の一帯一路がうまくいかなくなっている。
*EUは移民問題で、内部対立している。
*韓国の文大統領は、世界では存在感が薄れ、経済も落ち目となっている。
*アメリカは米国ファーストが続く。
*日本は、どうなる、漁夫の利となるのか。
などでした。
今年は、混乱する世界となるのでは。
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野望の憑依者
歴史小説でした。
鎌倉末期から、室町初期での話でした、読み応えがありました、良かった。
足利尊氏の家宰である、高師直を主人公にした物語でした。
彼の眼を通しての、歴史・戦いの物語でした。
鎌倉時代と、南北朝時代の歴史に興味を持ち、最近3冊の小説を読みました。
『修羅の都』、『楠木正成』、『野望の憑依者』を読みました。
これで、鎌倉時代と南北朝時代、室町時代初期の歴史はよくわかりました、バッチリです。
良い小説でした、私の読後評価は、4☆です。
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刑事の怒り An anger by a detective
短編小説集でした。
ひとりの刑事を通して、4つの事件の話でした。
年金不正受給、性犯罪、外国人労働、介護に関連する事件でした。
文章は、読みやすく、話の展開も良いのですが、事件が暗い。
この作家は、ちょっと、私には合わないと思いました。
私の読後評価は、3☆とします。
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楠木正成 Masashige Kusunoki
歴史小説でした。
南北朝初期のことについて、この小説を通じて、理解できて良かったです。
忠臣の鑑、誠実な人物として、楠木正成が書かれていました。
鎌倉幕府の終焉・・・。
後醍醐天皇による建武の新政・・・。
武家の支持が亡くなっていき、足利尊氏が公家政治の終わりを・・・。
その時に、楠木正成はどうしたのか・・・。
歴史を分かりやすく書かれており、読みやすく、私の読後評価は、合格点の4☆です。
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修羅の都 The capital of bloodshed
歴史小説でした、鎌倉幕府を創設した、頼朝と北条政子を主人公にした小説でした。
この作家の小説は、読むのは2作目でしたが、良かったです。
鎌倉幕府創設にまつわる話で、平家討伐、奥州制圧、朝廷との駆け引きなど・・・。
権力者の孤独や、すべてを犠牲にして、武家政権を進めるが・・・。
時代の波にさらわれ、滅びに向かうことに・・・。
家族や親族は・・・。
鎌倉幕府初期のことを、理解できる小説でした。
良かったです、私の読後評価は、4☆です。
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オットーネーベル展 Otto Nebel Exphibition
「オットーネーベル展」を見てきました。
良かったです。
オットーネーベル、クレー、カンデンスキーと、シャガールの絵があり、見ていて愉しかったです。
私の感性にあった作品を見るのは良いものです、良かった。
今制作している油絵に参考にできれば良いのですが。
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承久の乱 Jyokyu War
木村先生から、「承久の乱」を学びました。
この先生から講義を受けるのは初めてでしたが、内容が深く、詳細で良い講義でした。
内容は、
1、承久の乱以前の鎌倉幕府と朝廷
*頼朝没後、比企の乱と和田義盛の乱と、頼家と実朝の暗殺があり、北条家が台頭した。
*鳥羽院政は、公武融和を図っていた。
2、承久の乱の勃発
*北条政子は、天皇家から将軍を迎えようとしたが、九条家から頼経を迎えた。
*後鳥羽上皇は、北条義時追討を命令し、西国御家人に参加を要請した。
*戦いは、1か月で、幕府軍の勝利、上皇方の敗北となった。
3、歴史的影響
*後鳥羽上皇など3上皇の配流となった。
*院の武力の解体と、上皇方所領の没収。
*六波羅探題の設置となり、幕府の優位性が増したが、公武協調は継続となった。
などでした。
分かりやすい説明で、初めての講師でしたが、良かったです。
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ミスト MIST
この作家は、経済小説が多いのですが、この小説は珍しく、推理小説でした。
これは、これなりに良かったです。
風光明媚な、人口が少ない町で、高原での話で・・・。
殺人事件が発生し・・・。
駐在所の、若い警察官が主人公で・・・。
捜査が始まるが、続いて、殺人事件が起こり・・・。
以前に発生した、東京での殺人事件との関連が・・・。
真相追及が、後半で進みますが、エンデイングはいまいちかなあと思いました。
話の展開が早く、読みやすかったので、私の読後評価は、4☆です。
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