テリールーム terryroom

読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel

律令国家の変質 Ritsuryo system

2017年09月30日 | その他
昨日は、「歴史のロマン」の講義を受講しました。
若井先生より、『律令国家の変質』を学びました。

内容は、
*元々、公地公民制だったが、奈良時代・聖武天皇の時代に、寺院、貴族、民間に土地の所有を認めた。
*土地の開発、開墾が拡大し、荘園となった。
*荘園の拡大を制限しようとしたが、あまり効果がなかった。
*女性は、男性の六分の一の土地貸与だったが、女性は納税の義務はなかった。
*戸籍を正しく申告しない風潮となり、脱税が多くなった、律令国家が破綻した。
などでした。

風のかたみ A keepsake of wind

2017年09月29日 | 読書
葉室麟の『風のかたみ』を読みました。
時代小説でした。
この作家の本来の切れ味がなく、いまいちの小説でした。

九州豊後・安見藩でのお家騒動による話でした。
藩主の一族であるが、藩主に叛旗を翻して・・・。
上意討ちとなったものの・・・。
藩の女医が事件に巻き込まれて・・・。

何が悪いか明確に言えないが、どうもイマイチに感じた。
私の読後評価は、低い3☆です。

居酒屋 The Drink

2017年09月28日 | その他
2日前の夜に、油絵教室の友人で、O嬢、D氏と私の三人で、飲み会をしました。
高槻市美術展、摂津市美術展への公募、入選が終わって、公募展のお疲れ会をしました。

また、来年4月の私の個展への話、目録写真の日程などを話しました。

夜7時までは、お酒の割引があり、たっぷり飲みました。

良い飲み会となりました。

鴻池財閥 Kounoike Family

2017年09月27日 | その他
今日は、2週間振りに、「歴史学・近世」の講義を受講しました。
講義は、江戸時代の町文化だったのですが、内容がいまいち薄ペッラかったので、居眠り時間が多かったです。

午後は、文化祭の我が班の発表テーマの、「鴻池財閥」について、班のメンバーで話し合いをしました。
これは面白かった。

内容はというと、
*戦国武将のあの山中鹿之助の息子が、町人となり、清酒で成功を収める。
*廻船業も行い、成功する。
*大名貸しを行い、成功する。
*明治になり、ジリ貧となる。
*現在は、子孫が不動産業を行っている。
などでした。

ポイズンドーター Poison Dauter

2017年09月26日 | 読書
湊かなえの『ポズンドーター ホーリーマザー』を読みました。
6編の短編集でした。

母と娘、姉と妹、男と女の関係の話でした。
ミズテリー小説と言えるでしょう。

話が重いし、どろどろしいし、清清しい感じは無かったので、いまいちでした。
私の読後評価は、低い点数の3☆とします。

三度目の殺人 The third murder

2017年09月25日 | 映画
今日は、映画館で、「三度目の殺人」を見てきました。
良かったです。
でも、少し重かったかなあ。

福山雅治と役所広司が主役の映画でした。

30年前にも殺人の前科がある男性が、殺人事件を起こしたと・・・。
男性は犯行を自供しており・・・。
裁判が始まる・・・。
弁護士とのやりとり・・・。
裁判の結果は・・・。

出演している役者が良く、良い映画だったと思います。
私の観賞評価は、4☆とします。

慈雨 Curing Rain

2017年09月22日 | 読書
柚月裕子の『慈雨』を読みました。
刑事物語でした。
良かったです。

主人公は、警察官を定年退官した元刑事です。
妻とお遍路の旅をします・・・。
元勤務先で、殺人事件が発生し・・・。
自分が手がけた昔の事件が冤罪だったのではと・・・。

話のテンポが良く、話の筋立てが良く、良い刑事小説でした。

私の読後評価は、合格点の4☆です。

嵯峨野花譜 A flower story at Sagano

2017年09月16日 | 読書
葉室麟の『嵯峨野花譜』を読みました。
江戸時代の話で、京都が舞台で、少年僧が花を活ける、花の修行をする話でした。

幼い頃に、父母と別れて、大覚寺で修行を積みます。

美しい風景描写、美しい華道の話だったのですが、いまいちインパクトに欠けると感じました。
心の深いところまで、届かない小説だったかな。

私の読後評価は、低い3☆とします。

遠縁の女 A woman of a relative

2017年09月06日 | 読書
体調を崩して、家で安静しています。
今週のスケジュールは全てキャンセルしました。
早く回復を望んでいます。


青山文平の『遠縁の女』を読みました。
3編の短編集でした。
時代小説でした。

この作家の時代小説は読みやすく、この小説も良かったです。

思い通りにならない人生を送る主人公たち。
哀しさのなかに、温かさを感じられる話でした。

私の読後評価は4☆です。