肖像彫刻家 A portrait sculptor

篠田節子の『肖像彫刻家』を読みました。
現代小説でした。

53歳のバツイチの男性芸術家が主人公の物語でした。

若い頃に、数々の賞を取り、才能を認められた彼ですが・・・。
売れない作品ばかり作り・・・。
妻子に逃げられ・・・。
イタリアで芸術修業をするが・・・。
帰国後、八ヶ岳の山麓で、作品作りを始める・・・。

悪くはないのですが、イマイチ熱中できない、私には合わない小説でした。
私の読後評価は、低い点数の3☆です。
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徳川三代諜報戦 The intelligetion activities of Tokugawa 3 generations

童門冬二の『徳川三代諜報戦』を読みました。
歴史小説でした。

家康がいかにして盤石の幕府を築いたのか、近代的な諜報活動が寄与したかが書かれた物語でした。

知っている時代の、知っている家康の生涯ですが、この小説でより深く知ることができたので、良い一冊でした。
伊賀、甲賀と、柳生一族の、公儀隠密の活躍が、良く分かりました。

私の読後評価は、4☆です。
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続横道世之介 Yonosuke Yokomichi -2

吉田修一の『続横道世之介』を読みました。
青春小説というのでしょう。
良かったです。

善人の世之介の半生の物語です。
バブル最後の売り手市場に乗り遅れ・・・。
バイトとパチンコで食いつなぐ男が・・・。
人生のダメな時期に出会う人々と・・・。
平和な時間を過ごす・・・。

なにか切なくて、でも、心温かい気持ちになる。
良い小説でした、この種の小説も好きです、私の読後評価は4☆です。
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信長 Nobunaga

佐藤雅美の『信長』を読みました。
歴史小説でした、信長の半生が書かれていました。

父が亡くなったあと、尾張の織田家を継いだ信長は・・・。
家臣とのもめごとを収め・・・。
兄弟とのもめごとを収め・・・。
近隣諸国との戦いに・・・。
戦いの連続になり・・・。

信長とはどんな人物であったのかがわかる小説でした。
私の読後評価は、合格点の4☆です。
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論語とソロバン

童門冬二の『論語とソロバン』を読みました。
歴史小説でした。
明治時代の、日本実業界の父、渋沢栄一の半生が描かれていました。
明治維新時の、政治の一面を知るうえで、良い一冊でした。

関東の豪農の家に生まれ・・・。
徳川慶喜の側近になり・・・。
フランス留学を行い・・・。
明治政府の経済官僚となり・・・。

経済の必要性とともに、論語の精神に基づいた道義が必要だと、多くの公共事業に加わった。
渋沢の考えは、今の時代も必要と思いながら読みました。
良かったです、私の読後評価は、4☆です。
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ポスト印象派 The post the impressionists

今日は、「美を巡る」講座を受講しました。
小村みち先生より、「ポスト印象派」について学びました。

内容は、
*ポスト印象派と言えば、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホを指す。
*印象派の影響を受けつつ、形態の復活、激しい色彩の導入など独自性がある。
*絵画とは、色の配置・パターンの平面表現である。
*セザンヌの技法からピカソ、ブラックのキュービズムと発展し。
*ゴーギャンの技法からマティスのフォーヴイズムと発展し。
*現代絵画への橋渡しを果たした。
などでした。
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城をひとつ A Castle

伊東潤の『城をひとつ』を読みました。
歴史小説、戦国時代の北条氏の家臣の話でした。
最初は、いまいち読みにくかったのですが、途中から、面白くなりました。

調略を武器に乱世を生きた一族の話で・・・。
大藤一族五代にわたる戦いが・・・。
北条家の盛衰とともに・・・。

大藤家、北条家と、戦国時代でも良く知らない武将が多く出てくるので、初めは読みにくかった。
途中からは、調略の凄さが描かれていて面白くなった。
私の読後評価は、合格点の4☆です。


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虎の夢見し

津本陽の『虎の夢見し』を読みました。
歴史小説でした。
戦国武将の加藤清正の半生の物語でした。

秀吉の部下としての立身出世を・・・…
本能寺の変、天下統一、朝鮮出兵、関ヶ原の戦いが・・・。
戦国動乱期における、武将としての活躍が描かれていました。

あの時代を、深く知る意味で、意義のある一冊だと思いました。
私の読後評価は、4☆です。
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印象派からその先

今日は、「美を巡る」講座の校外学習として、兵庫県立美術館へ行きました。
「印象派からその先」展を見てきました。

モネ、ルノアール、ドガ、シャガールなどの絵画、72点を見てきました。
印象派の絵は、見やすくて、好きです。

美術展のあと、我が班6名は、元町でランチをして、家路につきました。

良い一日でした。
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ロンリネス Lonlyness

桐野夏生の『ロンリネス』を読みました。
社会小説と言うのでしょうか。

東京湾岸のタワマンに暮らす主婦を中心にした話でした。
不倫小説、恋愛小説なのか・・・。
夫とぎくしゃくし・・・。
ママ友のw不倫の行方は・・・。
同じタワマンに暮らす男性に急接近して・・・。

不倫小説にしては、パンチがいまいちで、頁数が多い。
私の読後評価は、読まなくて良い、低い点数の3☆です。
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