天気予報では2~3mということで、安定したテイクオフができそうと期待していたのだが、山に着くと、7m以上。北東のやや強風。天気はまずまず。寒いかと思って、作業用のジャケット(!)の下に一杯着込んでいったが、汗だくでハンドリングするはめに。
先週の事故(スタチン)以来、どうも、強い風が苦手になってしまった。
これまでは、偶然に、ライズアップの際に、風に引っ張られてキャノピーに近付いていったため、ラインテンションがコントロールされて、キャノピーの走りも減速するため、なんとか立ち上げることができていたのだが、これができない。
やや強めの風にびびって、足が動いていないためだ。そのため、ライズアップでラインに過剰のテンションがかかり、体は持ち上げられるは、キャノピーに引きずられて転げまわるはで、綺麗なタン色の作業用ジャケットが、全面、泥だらけに。おまけに草地を転げまわって、緑色のツートンとなってしまった。・・・・・・まあ、そのための作業着ナンすけど。
で、悪戦苦闘しているうちに、風はまぁまぁ。さっそく飛ぶとスイスイとぶ。 一度。飛び出してしまえばこっちのもの、ライズアップで悩まされてた強風を利用。斜面上昇風を使って、だいぶ長いことソワリングができた。高度も、インストラクターがダメだしを出すところまであがることができた。
パラグライダーの教習から帰ってきてみれば、全身あざだらけ。左手の薬指の付け根がやや腫れていて軽症。また、右足首がどういうわけか痛い。おまけに、飛行中、ずっと、ひじを持ち上げてブレークコードを操作していたので、肩が筋肉痛。それでも、風を切って飛ぶのは最高の体験だと思ったし、ますますパラグライダーがやりたくなった。
これから北風の季節風で安定する。頑張ってまた行こう。