夜のとばりが下りると、LEDキャンドルとたいまつの火が、稲刈りの終わった棚田を彩った。
田んぼが秋の闇の中に浮かび上がっていた。
大山千枚田は、雨水のみで耕作を行っている天水田。
雨が降らないと神社で「鞨鼓舞い(かっこまい)」を奉納し、雨乞いをする。
房総には太神楽の流れをくむ獅子神楽舞と三匹獅子舞がある。
黒塗りの獅子頭をかぶり、腹に鞨鼓をつけた雄獅子・雌獅子・中獅子の3匹が、笛や太鼓・囃子唄に合わせて踊る。
鴨川の行道獅子舞は頭のほか剣や尾などが付いていて、館山あたりとは異なるらしい。
そものも、獅子は仏教により日本に伝来したものであり、やがて獅子そのものが権現として信じられるようになった。
鞨鼓とは、宮中の雅楽に使われる太鼓で、小鼓(こつづみ)を横にしたような楽器。
鞨鼓の片方を打つときは、天下泰平、国土安穏と鳴り、他の片方を打てば、五穀豊穣、商売繁盛と鳴る。
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