日本の原風景白川郷。合掌造りの集落が点々と立ち並び、稲刈りも終わった民家の庭にコスモスが美しく揺れている。
そして、わずかながら紅葉も始まっている。
庄川流域の山間にひっそりとたたずむ静かな山村。有数の豪雪地帯で、昔は地域との交流も難しかったため、固有の文化や歴史がそのまま残っている。
高度経済成長の過程で日本が切り捨ててきたものがそこにあり、今も人々の暮らしとともに生き続けている。
豪雪に耐えられるように頑丈な木材が随所に使われ、ワラ縄やネソと呼ばれるマンサクの細い幹によって、部材どうしが結ばれている合掌づくり。
広くて高い屋根裏は3層で、妻部分には採光と風通しが得られるよう白い障子窓が取り付けられている。
アマと呼ばれるこの屋根裏は蚕の飼育に使われ、冬には食糧を乾燥させる倉庫にもなった。
1階は数十人の大家族が一緒に暮らしていたらしい。
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