成田を夕刻に飛び立ったアメリカン航空のAA60便は、日付変更線をまたぎ11時間45分のフライトでダラス・フォートワース国際空港へ。
身動きがままならない狭いエコノミーシートでの長時間フライトだった。
食事の時に背もたれの位置を元に戻すようにCAがアナウンスしてくれたおかげで、エコノミーシートにありがちなトラブルを防いでくれてた。
さすがは合理的な国の飛行機だとか思ったけど、食事の時の背もたれの位置については、エチケットを守らない中国人や韓国人の多い路線特有の問題なのかもしれない。
日付変更線を越えた時点で前日の日付に変わり、ダラス到着はまだ午後3時。マイアミ経由でボリビアへ。
たぶんこのルートが、日本からだと時間的に都合の良いルートなのだろう。
その昔、敵なしだった英国艦隊も、アンデス山脈の中央に位置することにより手がだせなかったボリビア。
人口は2014年7月国家統計局の調べでは約1,005.9万人。人口比率は、インディヘナ55%、ヨーロッパの混血メスティソが32%と、南米の中でも先住民の割合が多い国だ。
国内の主要都市の半分近くが標高2000~4000mに位置する天空の国。
ボリビアが五つの国と国境を接していることから、革命が成功すればその影響はたちまち波及する見通しからチェ・ゲバラが最後の戦いに挑んだ国。
弱者が苦しむ世界を変えるために彼は戦い、1967年10月政府軍の手で捕らえられ射殺された。
「バカらしいと思うかもしれないが、真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛。愛の無い真の革命家など想像出来ない」
彼の生き様はモーターサイクル・ダイアリーズ〔2004〕など多くの映画になった。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・パス(通称ラパス)は、ボリビア多民族国の首都だ。
標高3560m。世界最高所にある首都として知られている。人口は80万人を越える。市内には三つ編みの髪を山高帽からたらした民族衣装の人々が行きかう。
大きなすり鉢状の町は、なだらかな傾斜の上に日干し煉瓦造りの家々、コロニアル建築の教会、そして底には高層ビルがところ狭しと建ち並ぶ。
上に行けばいくほど貧しい人々の家で、許可もなく勝手に作られた質素な掘っ立て小屋の家並みがこの国の貧しさを象徴する。その一方で、ラ・パス中心からさらに低い地域に向かっては美しい高級住宅街が続く。
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