よく言えば不屈の魂。成功する一流のスポーツ・アスリートにはそれがあるのかもしれない。一度目標を決めると、周囲の批判を顧みず、ブルドーザーのように強行突破。
それがフェンシングのような個人競技であれば、美談にもなろう。すべてを投げ捨てて、全集中。
ところが、チームワークが必要な団体競技ではそれがあだとなる。強引さはしばしば軋轢を生む。傲慢さと善良は両立しない。。
自信過剰(ヒューブリス)の危険性について、ちまたにはそれを警告する本や論文がたくさんある。語源がギリシャ語のこの言葉は、権力の座にある者が自分の能力を過大評価したあげく、現実認識を喪失する。それが度が過ぎたうぬぼれや傲慢さにつながる。
残念ながらIOCのトーマス・バッハ氏は、人の上に立つべき人間ではない。まあ、行ってもせんのないことではあるが。そして菅首相もまた。。。。それが今の日本の不幸の元凶だ。
にしても、そんな政治家が多すぎじゃね?