1945年3月26日に慶良間諸島に米軍は上陸。4月1日には沖縄本島中部の西海岸に上陸。
この太平洋戦争の時の沖縄戦の“護郷隊”。山中に潜み、侵攻する米軍をかく乱する役割を担ったゲリラ部隊だ。
沖縄戦における米軍の総兵力は推計で54万8000人。一方、日本軍は10万2000人。
このうち約4分の1に当たる2万5000人は、圧倒的な戦力差を補うために防衛隊や学徒隊として集められた地元の住民たちだ。
多くの少年たちがゲリラにされた。日本軍が国民を利用した黒い歴史だ。
いままた、年端もいかない少年少女たちさえも政府に利用されようとした。
既に売ったオリンピックチケット分の処置。政府などはかたくなに無観客のカードを切らなかった。「有観客」にこだわった。
多くの辞退があるものの、「学校連携観戦チケット」と称し多くの小中学生たちがいまだに動員されようとしている。