「素晴らしい、芸術的な肉体を持って競技に臨んできている方々を直接見ていただくことによって1つの大きなレガシーというものも築いていける・・・」
21日の東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)との5者協議後に記者会見での橋本会長の発言だ。
これが、森元総理などオッサンが言った言葉なら、すぐさま、あちこちから叩かれていたことだろう。五輪を観戦する目的が「肉体鑑賞」にある・・・それが、組織委員全員の考えだ。だから、国民の考えとはちょっと違うんじゃないかという違和感が出てくる。
この人、首相の言葉に100%追従なのだろう。自分の考えというものをまるで感じられない。首相が古き東京オリンピックの感動を再びと言えば、この人なりの言葉でそれを伝えようとするのだが、かならずや下卑た言葉になってしまう。
意見がないのなら原稿を棒読み。。それが国民の顰蹙をかわない一番の得策だ。