tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アクアビクス39

2011-12-11 23:06:39 | lesson

 

「ねえ、前屈して頭が膝に付く?」
「こう?」
「す、すげー」
「180°の開脚は?」
「左右も前後もできます。わたし体が柔らかいんですよ」
「その場ブリッジは?」
「後ろに反ってブリッジするのでしょう?できます」
「ふ~ん。コーチって美人でさあ、そんだけ身体能力が高かったら、ほかのスポーツでも一流になれたんじゃね?フィギュアスケートとか」
「学生時代はエアロしてました・・・」
「ん?エロ??」

・・・
「エアロ」を「エロ」と間違えたあなた。ぼくと同じ病気です。
もう、手遅れかもしれませんが、病院に行きましょう。

っつうことで、股関節と太もも、背中や腰を柔らかくするストレッチをさおりコーチに聞いてきますた!
初めは体を慣らすための簡単な体操をとのこと。

1.膝を立てて、体育座りのように座る。
2.膝を開く。
3.つま先を両手で持って呼吸を吐きながらゆっくりと体を前に倒す。
4.息を吸いながら、ゆっくりと体を起こす。

3~4をゆっくりと数回繰り返す

股関節のみならず、腰、背中のストレッチにもなるので、前屈がやりやすくなるらしい・・・。


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土曜日のジャガイモ(2)

2011-12-10 22:41:00 | 料理のサイエンス

 

昔、母が作るカレーは、煮込む直前で大量のアクとりをしてたように記憶している。昔の野菜たちはそれぞれがアクが強く、個性的だった。

ほとんどの植物の葉、茎、根には昆虫や外敵より自身を守る為に、えぐみとして感じられるアクがある。
アクは有害のものとは限らず、化学物質としても明確な定義はないが、硝酸、シュウ酸、ホモゲンチジン酸などのカルボン酸(有機酸)や、アルカロイド物質(塩基性の有機化合物)、タンニン系の物質が相当する。
えぐみの強い野菜はそのままでは食べにくいので、アク抜きが必要だ。ただし、えぐみも野菜の持ち味の一つなので、完全に抜いてしまうと、野菜の個性まで失われてしまう。

ごぼうやニンジンは水につけておくと茶色くなるのは、表面の泥ではなくポリフェノール。皮には中心部の1.6倍のうまみ成分がある。「アク抜き」や「皮むき」は不要だ。(ただし、これは個人的な意見)。

ジャガイモには何千もの品種があり、様々な用途に使われている。スペイン人によって中南米からヨーロッパに持ち出されたジャガイモは、えぐみの多い品種だったようだ。

最近では品種改良が進んだため、アクの強い野菜が少なくなってきている。日本人の嗜好も脱個性の野菜を好む傾向にあるのだろう。


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いちご白書

2011-12-09 22:43:14 | my favorite songs
 

新宿武蔵野館に「私たちの時代」を観に行って、あの映画が上映中であることを知った。
この映画がモチーフとなった「『いちご白書』をもう一度」

♪いつか君と行った映画がまた来る
  授業を抜け出して二人で出かけた

「いちご白書」というのは、1970年(昭和45年)公開されたアメリカ映画の、「The Strawberry Statement」の邦題で、オリジナルサウンドトラックは、バフィー・セイントメリーの「サークル・ゲーム」だ。団塊の人たちが、まだ学生だった頃にロードショーだった。その下の世代のぼくは、後からリバイバル公開した名画館で見た。だが、荒井由実が作った歌ほどにはヒットした映画ではなかった。

♪雨に破れかけた街角のポスターに
  過ぎ去った昔が鮮やかに甦る

昔は、映画のポスターが、街角のあちらこちらに貼られていた。たまに行く映画がこの上もない娯楽だった時代。

♪就職が決まって髪を切ってきたとき
  もう若くないさと 君に言い訳したね

長髪がおしゃれのためのヘアスタイルの一種というより、反体制のシンボルであったという時代だった。大学の卒業生の追い出しコンパで、この歌を歌うと、4年生たちはたわいもなくみんな泣き出していた。昭和の時代の話だ。

いちご白書をもう一度
 


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私たちの時代

2011-12-08 22:17:16 | cinema
 

「部活」にしろ、「仕事」にしろ、生きて行動することは「自己との戦い」であり、また、「応援してくれていた人々との絆を強く、夢を実現すること」なのだろう。
そして、何事でも成し遂げた人々は、他人に対して優しくなれる。どこかの国の仕分け大臣に、経験しておいてほしかったことだ。

「私たちの時代」。恐らくは、2007年3月25日の能登沖地震で、このドキュメンタリーの取材プランは一度はつぶれたはずだ。門前高校は、ソフトボール部が全国選抜大会で2度目の準優勝に輝くなど、全国の常連校として活躍している。
当初は、このドクメンタリーは、県大会の新人戦で9連勝中の門前高校とライバル津幡高校との競り合いにフォーカスを当てていたのだと思う。まったく予想外の地震による被害が、このドキュメンタリーに得も言われぬスパイスを添えることになる。

エンドクレジットが出て、場内が明るくなって困った。あふれる涙を人に見られるのが恥ずかしかった。泣いた泣いた。鼻水も一緒にあふれ出て・・・。

部の顧問は、元ソフトボール日本代表選手。体育教員になって母校に就任し、ソフトボールの練習を通して人間を育てている。各地からソフトボールがやりたくて集まってきた選手たちは、部の顧問の自宅に下宿。食事も自分たちで準備する。
朝5時起きで当番が朝食を準備し、その後、学校で朝練。夜も遅くまで練習して、帰宅した後、また自分たちで食事を準備。彼女たちが夕食を食べるのは21時過ぎだ。大盛のごはんを前にして、彼女たちは屈託なく笑う。
携帯電話禁止、日焼け止め禁止。自分たちで髪の毛の切り合いっこ。なんか、ものすごく、まっすぐに生きていて、かっこいい。

番組制作取材中に、能登半島大地震が起こる。倒壊の危険があるからということで、ずっと住み続けた家から立ち退きを余儀なくされる村の人たち。ソフトボール部の何人かも、避難所での生活を送る。
それでも、学校では部の練習が再開される。
「こんなことで、負けてたまるか!」
「100人いるかってくらい大きな声を出しなさい!」
「絶対に諦めるな!」

スポーツでの勝者は、常にたった1人(チーム)で、圧倒的多数は敗者だ。
どんなに打ち込んでも頑張っても、能力のあるやつはそれを紙一重で越えいく。
それでも頑張るのは、今の「自分を越えるために」・・・。
彼女たちだけでなく、いろんな人がいろんな状況で、いろいろなことを抱えて戦っている。

現在の日本社会に対する高校生の戸惑いと憤り。
ひとりの大人として、とても情けない。
彼女たちの純真な心と涙。こうしたものは、ぼくが歳を重ねて失ってしまったたものだ。
・・・っつうか、ぼくにもあったのだろうか?純真な心が。
これから探しに行こうっと。。

 


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XOXO

2011-12-07 22:34:07 | my favorite songs

 

エアメール封筒のデザインは、各国で多種多様。
ざっくりとした紙で印刷のズレがひどく、その国独特の縁取りのストライプがある。

「青いエアメール」で歌われた封筒のデザインは、記憶の中ではアメリカと日本だけ。
ユーミンは、ニューヨークあたりに海外赴任する男性を想定してのものだったのだろう。

・・・旦那がアメリカに2年間単身赴任する時、扶養家族として一緒に渡米できないのか。
いつか聞かれたことがあった。たしか、Eビザだと会社からのサポートが不可欠で、その上、同行する家族の人数や申請資格の証明が必要だったように記憶している。
<生活費は1人でも2人でも変わらない>のだが、アメリカでの医療費自体が高いため、アメリカの医療保険料は日本の比ではない。
また、ビザウェイバーでは、90日ギリギリの滞在を一回行ったとして、その後はかなり日数を開けないといけない。F1ビザという手もないことはないが、言葉の壁が厚く、大抵は諦めるしかない。

<選ばなかったから 失うのだと 悲しい想いが 胸をつらぬく 
けれどあなたが ずっと好きだわ 時の流れに負けないの>

選ばなかったではなく、選ぶすべなかった・・・

エアメール。夜遅く帰宅して、アパートの郵便受けをのぞき込んで、赤と青のあのしましまが見えたときの喜びは格別だった。
相手の事を想って、想って、何してるのかな、何考えているのかなと。この想い、届け、届け。

・・・今は隔世の感だ。どんなに遠くても、瞬時に想いが伝えられる。
adios bye TQM

 
 

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