tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

箱根ガラスの森美術館

2017-01-26 22:07:34 | プチ放浪 山道編



箱根の美術館系の中で一番オススメかも。
ガラスがイルミネーションのよう。まるで魔法の国のような世界。
最も有名なものの一つは、入ってすぐのクリスタルガラスのアーチ。

クリスタルガラスのアーチは、太陽光を反射してきらきら輝いて立ち止まって見てしまった。
約16万粒のクリスタル・ガラスが箱根を渡る風にゆれ輝く姿は、とても印象的だ。
その他にも、クリスタルガラスのアジサイやススキ、それに噴水など。どれも美しく、そのキラキラと輝く姿に魅了される。

そして幻想的なベネチアの仮装カーニバル。箱根の山の中が中世のイタリアのベネチア島へワープしたかのような不思議な雰囲気に包まれる。

しかも、美術館の内外部は撮影可能。
SNSでここに行ったことを報告ができる。。
この美術館が女性に人気なのもわかるような気がする。
 

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呉海軍肉じゃがカレーコロッケ マルハニチロ

2017-01-25 22:36:09 | 料理のサイエンス

呉海軍(軍厨業管理教科書と海軍割烹術参考書を参考)の肉じゃがカレーをコロッケにしたそうな。マルハニチロの冷凍コロッケ。
どちらかというと濃厚な味で、肉じゃがというよりもスパイシ―さ控えめのカレーのイメージ。

さて、肉じゃが発祥の地、「呉」。
日露戦争の頃、横須賀鎮守府が手軽で肉と野菜の両方がとれるバランスのよい食事としてカレーライスを採用。さらにカレーだけでは不足するカルシウムと葉酸を補うために、牛乳とサラダを一緒に出していたそうだ。
そのレシピ。
「カレイライス(「海軍割烹術参考書」より抜粋)」
材料牛肉(鶏肉)人参、玉葱、馬鈴薯、鹽「カレイ粉」麥粉、米
・初メ米ヲ洗イ置キ牛肉(鶏肉)玉葱、人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ如ク細カク切リ、別ニ「フライパン」ニ「ヘット」ヲ布キ、麥粉ヲ入レ狐色クライニ煎リ、「カレイ粉」ヲ入レ「スープ」ニテ薄トロヽノ如ク溶シ、之レニ前ニ切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ入レ(馬鈴薯ハ人参玉葱ノ殆ド煮エタルトキ入ル可シ)、弱火ニ掛ケ煮込ミ置キ、先ノ米ヲ「スープ」ニテ炊キ之レヲ皿ニ盛リ、前ノ煮込ミシモノニ鹽ニテ味ヲ付ケ、飯ニ掛ケテ供卓ス。此時漬物類即チ「チャツネ」ヲ付ケテ出スモノトス。

「ヘット」は牛脂。「チャツネ」はインド料理の薬味で、マンゴー、りんごなどの果物や野菜に様々な香辛料、酢、唐辛子、しょうがなどを加えてジャム状に煮詰めたもの。「スープ」についてはフォンドボーやブイヨンスープだったようだ。
牛の脂身で取った油で、小麦粉を炒ってルーを作るのが特徴なんですかね?
今度作ってみようっと。


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イタリアンレストラン ラ・テラッツァ

2017-01-24 22:27:27 | プチ放浪 山道編

箱根芦ノ湖畔にあるイタリアンレストランでお茶。
この日の箱根は風が強いものの、天気は快晴。富士山がよく見える。
広葉樹にファサードが覆われた建物。大きな3つの切り妻屋根の真ん中が中庭になっていて、入ってすぐのところはセレクトブック・雑貨ショップ、玉村豊男氏のミュージアムも併設されている。
その奥がレストラン。テラス席は緑に囲まれ、芦ノ湖や山々を眺めれられる。

芦ノ湖は、約3100年前に起きた大涌谷付近の噴火による土砂が、仙石原を流れていた川をせき止めたため、その上流に水がたよって湖となった。
司馬遼太郎は、芦ノ湖の水の青さを「箱根権現の神の衣の色」と讃えている。
芦ノ湖がまだ万字ヶ池と呼ばれていた奈良時代以前、箱根の村には、毎年若い娘を選んで芦ノ湖に棲む毒龍に人身御供として差し出していた。
万巻上人は湖畔で経文を唱え毒龍に対して懇々と仏法を説くと、龍は宝珠や錫杖、水瓶を捧げて降伏。九頭龍神社のいわれだ。

箱根の九頭龍大明神は水神であるとともに、商売繁盛や、縁結びの御利益があるらしい。
どおりで境内にかけられた絵馬には「彼女をください」の文字が。。
今年もよい年になりますように。


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スノーモンキー

2017-01-23 22:29:25 | プチ放浪 山道編



温泉に入るニホンザルが見られることで有名な「地獄谷野猿公苑」。志賀高原の近く、山ノ内町。
どちらかというと、日本人より外国人観光客に人気のスポットかもしれない。
入浴するサルの写真が「ライフ」の表紙を飾ったり、長野五輪の際の口コミがきっかけとなったようだ。ニホンザルは世界で一番北に住む猿。地獄谷のサルたちが温泉に入るのは、冬の厳しい寒さの時期。温暖な時期には積極的に温泉に入らない。

・・・というのが動物の教科書とかに書いてあったことだが、見た印象を書けば冬の間もサルたちは積極的に温泉に入りたがるというわけでもなさそう。
サル用の露天風呂のへりで、思わせぶりに湯の中に入りそうでなかなか入らないサルの親子を見ていると、後ろから背中をおして湯船に突き落としたい気分になってくる。

サルたちが温泉に入らないから湯船の周りにはぼく以外誰もいず、一人でサルの様子をじっと見ていると、なんだかだれかの入浴を盗撮でもしているような気もしてくる。
どうやら、サルたちは観光用に餌付けされてて、地元の人がお温の中にエサを撒くと、採餌がてら重たい腰をあげて入浴に臨むようだ。
そもそも、初めて温泉に入ったのは一匹の子ザルだったらしい。これが群れ全体に広まって現在に至ってる。ということは、その子ザルを盗撮・・・ではなくて観察していたナチュラリストもいたわけだ。。

ところ変わって、別府温泉には廃湯で暖をとる猫たちがいるらしい。毛並みが乱れるので風呂には入りたがらないのが猫だが、冬場はあったかい湯気にゆったりくつろぐとのこと。猫が快適だと思う場所を求めるのは常だ。

アラスカンハスキーなどの極寒の地の犬たちは、猛烈なブリザードの夜もできるだけ風の当たらないようなところで丸くなる。彼らは寒冷地適応で体の末端の毛細血管が収縮し体温を奪われない機能が発達しているらしい。それでもやぱ、彼らも寒いんだろう。

全身を毛に覆われた野生動物たちは、汗腺が少なく汗をあまりかかないため、湯冷めはしないという。つまり、皮膚の汗腺から汗を出しその気化熱で体温を調節している人間は、湯上りに汗をかいて必要以上に熱を放出してしまうと、体温が急激に下がりすぎて湯冷めをする。
湯冷めを防ぐため、お風呂から出る時に冷たい水をかけて毛穴を引き締めるといいらしいのだが。
寒さがつのります。どうぞ、お体を大切に。


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鮎の塩焼き@茨城大子

2017-01-22 22:03:27 | 日記

北海道から九州まで幅広く分布し、一年を一生とするところから「年魚」とも呼ばれる鮎。天然ものの鮎は、川の藻を食べて育ち、香気があるため江戸のころから「香魚」と呼ばれ親しまれてきた。
その身は、良質のタンパク質を含み、人体構成に必要なアミノ酸の含有量も理想的といわれる。
また、鮎に含まれるEPAやDHAは天然鮎より養殖鮎の方が2倍以上も多いらしい。養殖池の中でのうのうと暮らしている方が、脂肪酸がたっぷりということなのだろう。
これといったクセもなく、釣内臓を取らずにそのままシンプルに塩焼きにしたのが好き。


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