トランスフォーマーは変形することにより、移動の為の機動力を増大させるでござる。
トランスフォーマー商品にはプルバックモーター(ゼンマイ)とか、電動モーターにより走行(歩行)ギミックを持つ商品も存在するでござる。
しかし、ロボットモードで2足歩行を行う商品はダイナザウラー(D-63、ダイナザウラー、6980円)と、その金型流用品のギガストーム(D-22、ギガストーム、4980円)くらいでござる。 まあ、どちらも恐竜型でござるが(笑)。 ダイアトラス(C-348、ダイアトラス、4980円)の場合は2脚走行で、歩行じゃないでござる。
そう、トランスフォーマーには完全2足歩行する商品が無いでござる。
しかし、トランスフォーマー関連商品にはゼンマイによる歩行ギミックを持った商品が存在するでござる。
それが、Kabayaより販売の、トランスメタルスダッシュ!チョコ(全4種、250円)でござる。 正規ののトランスフォーマー商品では無いでござるが、トランスフォーマー関連の食玩でござる。
左より、①コンボイ(ビークルモード)、③ウォーキングコンボイ、④ウォーキングメガトロン、②メガトロン(ジェットローラータイプ)でござる。
各商品とも共通のネジ巻き式ゼンマイを搭載しているでござるが、①と②は車輪により走行し、カムによるターンピックで直線走行より、クルリと方向転換し走行するギミックを内蔵するでござる。
対戦でブッけて遊ぶという技はむずかしいでござる。 チョロQに代表されるプルバック走行とは一味違う商品でござるな。
デフォルメ体型に成ってはいるものの、雰囲気は良いでござる。
否! ゼンマイ歩行玩具とはデフォルメが基準でござる。
リアル体型による二足歩行商品も存在するが、それは大型のゼンマイか電動モーター搭載でござる。
ゼンマイ歩行玩具のみ収集するコレクターもいるでござるからな。 拙者も、この他に数十体のゼンマイ2足歩行玩具を所有するでござる。(数は数えた事がないでござる)
遊び方としては、レースや土俵の上で相撲をさせるのが、一般的でござるか?
このゼンマイ歩行玩具こそ、古来より伝わるカラクリ人形の子孫達でござる。 日本文化を伝える玩具であると言えるでござるな。
拙者的には、今のリアル志向に向かうトランスフォーマーに足りないものは、単純可動ギミックだと思うでござるが、如何でござるか? せっかくTOMYと合併したのだから、ZOIDSのギミックを取り入れ変形可能な新生トランスフォーマーを生み出してもよいと思うでござる。