前回のトランスフォーマー・リターンズは! (声、子安武人)
イボンコ、ぺっちゃんこ♪ イエィ! イボンコ、ぺっちゃんこ♪ イェイ! イボンコ、ぺっちゃんこ♪ イェイ!
「お猿さん、どこ~、日光に帰ったの~。」 「シメサバ!」
あの・・・コンボイだけど・・・あまえら、ぶっ飛ばすぞ! (声、子安武人)
と、言う事で前回に引き続き、ビーストウォーズ・リターンズのコンボイでござる。
やはり、コンボイは大きくなくてはイケナイでござるよ。
これが、米国でビーストマシーンズ放送時に販売が検討されたものの、販売されなかった、エアアタック・オプティマスプライマル(トイザらス限定販売、6999円)でござる。
米国でも、ビーストマシーンズの商品の販売が芳しくなかったようで、高額商品の為に販売されることなくお蔵入りとなった商品でござる。 そのため販売されたのが小型のブラストパンチ・オプティマスプライマルでござるな。
しかし、次のシリーズ、ROBOTS IN DISGUISE(略して、RID、日本名、カーロボット)の商品売り上げが良かったために、RID商品として他の未販売に終わったビーストマシーンズ商品と共に販売された一品でござる。(コノ商品が販売された時、日本限定販売という肩書きでござったが・・・後に米国でも販売されたかは不明?)
デカイものだから、当然内部ギミックとして、発光、音声ギミックを搭載するで、ござるよ。 それが、エアアタック・オプティマスプライマルの名の由来で、背部のバックパックを展開させて、飛行ポーズを取らせるとジェット音が鳴り、体を傾ける事により、上昇、急降下、等の飛行音に変化するでござる。
流石にアメリカンギミック! 大型商品には音声ギミックを内蔵しないと気がすまないらしいでござるな。(コレが米国玩具文化でござる)
しかし、コノ商品のデザインの工夫が面白く、背中のカバーがクリアブルーで成形されており、展開すると、バックパックより噴射するエフェクトパーツと化すでござる。 これは、ブラストパンチ・オプティマスプライマルとは別の変形パターンでござるし、ビーストモードに置いては、成人のゴリラのシルバーバックを思わせたりする興味深いデザインでござる。
まあ、手で持って遊ぶには、遊び応え十分の大きさでござる。
ビーストモードも迫力の大きさは、正にキングコングでござる。 胸部ブロックが、音声ギミックのスイッチで押すと、ジャングル風の効果音(?)がなり、頭を押すと、「ウオーーーー!」「オプティマス、マキシマーィズ!」と目を光らせて2パターンで叫ぶでござる。(もちろん、子安武人氏の声では無いでござる・・・残念!)
更に、左腕(ロボットモード時は右腕)を動かすと、連動して、「ウォ!」と叫ぶ、このギミックはパワーパンチアームというらしい? ただ、このギミックが固くて、下手に動かすと壊しそうでごさる。
さらに、首より、エネルゴンボルト(ディスク)を発射するでござる。
ロボットモードでは腹部になるが、両モードで発射する事が可能、それに連動して、ディスク発射音も鳴るでござる。
しかし、これだけ大きいにも関わらず、ディスクが1枚付属するのみでござる。 そう、予備が無いでござる。
失くすと大変でござる。 無くした場合でも、背中のボタンを押す事でディスクの発射音は鳴るでござるよ。
失くさない様に気をつけるべし。
しかしまあ、クリアー成形で内部が丸見えの太い腕が、勿体無いでござる。
中にメカを入れるなり、ミサイル発射ギミックを仕込むなり、して欲しかったでござる。
しかし、ソレをぶっ飛ばす、素晴らしいギミックが、それぞれ個別に動く、指!でござる。 親指の移動で、左右の腕に変形を行う手。 そう!反り返った指! コレが本商品の最大のセールスポイントでござる。
パワードコンボイ(C-47、メタルス・パワードコンボイ、4980円)で培われた技術が生かされた商品でござる。
拙者、デザイン的には好きではないが、玩具としてはイチオシの商品でござる。
それに、このサイズ、ラットル(BR-03、ラットル、2999円)と並べても、違和感無しでござる。
やはり、コレはもともと、サイズを合わせた設計のようだったでござるな。
しかし・・・それでも、ナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)が無駄にデカイでござるな(笑)。
うむ!やはり、ゴリラはネズミやチーターより大きくなくてはイケナイでござる。
しかし、これで、音声ギミックの声が子安武人氏だったら、失神ものでござるが・・・
音声ギミックを変更したバージョンが販売されないでござるかな? セリフパターンも、10種類くらいにふやして・・・
復刻版ガルバトロン(D-62-S、ガルバトロン、7350円)の例も有るので無理とは思えないが、どうでござろうか?
で、最後に気になった事はゴリラの尻のパーツが、ロボット時の首の後ろに来る事でござる。
妙に生々しい尻パーツと配置が何とも言えない味があるでござるな。
サンダルを履いてもパンツは履かない、ノーパン健康法でござる。 ビーストだから許されるが、人間だったら許されない行為でござる。
でも、パンツを履いたゴリラは変でござるな? デザインとは置くが深い物でござる。
日本のビーストウォーズは、やはりビースト劇団で正しいと思うでござる。 細かい事は気にするな、ソレは大人の事情だ!