オーストラリアの議会でワニの属性が魚に分類される事に決まったそうでござる。
わに~---! マジでござるか?
冥王星が太陽系惑星から外された以上にインパックトのあるニュースが飛び込んできたでござるよ?
ワニって爬虫類でござろう。 何故? ワニの定義が魚と同じなので分類を魚にした、お国の事情だそうでござる・・・んな強引な。
他国の動物学者の意見も聞かずに政治家が決めていいでござるか? クロコダイルダンディもビックリの事実でござる。 だったら、ペンギンやアザラシも魚にされる可能性は有るでござるな? カモノハシや有袋類などの分別が難しい動物が生息するお国柄でござるか? まあ、しかし、お国の事情で魚にされたら、クジラやイルカなら納得せざるを得ないがワニでござるよワニ! 例えばサメの場合魚類でござるが、日本古来のサメの呼び方が鰐(ワニ)でござる。 因幡の白兎に出てくるワニはサメでござるから、コレに例えてワニ(クロコダイルとかアリゲーター)は魚であるという理論でござるか? 日本語の解釈でさえ色々と捉え方ができるというのに、生物分類も形に惑わされず分類できるということでござるか・・・?
と言う訳で! 今回はトランスフォーマー史上初のワニに変形するヘッドマスター・スカル(D-85、スカル、2300円)でござる。
まあ・・・厳格にはTVアニメ版でワニに変形するロボットが存在したでござるが、商品化は初めてでござるが・・・ (笑)
本品はトランスフォーマー・シリーズ第三作の1987年に「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」(米国では、ザ・リバース)商品として販売された、デストロン軍団に所属する湿原兵でござる。
スカル(海外名、スカルクリンチ)は頭部に変形するトレーナーのグラックスとロボットボディに変形するトランステクターと合体(ヘッド・オン!)したトランスフォーマーでござる。
日本設定の場合、本体はマスター星出身のトランスフォーマーのグラックスでござるが、海外設定では、グラックスはネビュロン人で、胴体のスカルクリンチがトランスフォーマーの本体でござる。
この辺は非常にヤヤコシイでござるが、トランスフォーマーを研究する者にとっては面白いかぎりでござる。
さて!ヘッドマスターの特徴でもある、パートナーをコクピットに収めるギミックは有るものの、スカルの場合はワニの口の中という豪快な場所でござる。
う~む・・・ グラックス も大変でござる・・・ まあ、これって考え様によっては設計者のブラックジョークでござるな。 (笑)
ワニの額部分がスモーククリアで成型されているのは、その為でござるな。 しかし・・・本来バランス的には背中の白いハッチ部分が理想でござる。
しかし! その場所にはヘッドオンギミックで現れるパワーメーターが内蔵されているでござる。 残念!
さて!ロボットモードは大柄のボディの割にスリムなロボットボディを再現した商品で、TVアニメとは少々印象が異なるでござる。
まあ、一昔前の商品な為に今見ると、かなりチープに見えるでござるな。 (笑)
変形方法もダイノボット系で、可動箇所も少なくポーズが取らせにくいのも難点・・・
しかも、手持ち武器のスカルレーザーはビーストモード時には余剰パーツとなるでござる。 まあ、グラックスと一緒に口の中に収めることも可能でござるが、中で暴れるでござる(笑)。
さて、ビーストウォーズ商品で御馴染みの尻尾が武器になるギミックは、この時に採用された物でござる。 まあ、刀というか・・・チェーンソーとうか・・・まあ、打撃系の武器でござる。安全基準により、シャープ差にかけるでござるが、野蛮な動物系トランスフォーマーにはピッタリの武器でござる。
その後、同TVアニメ「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスター」に登場した、デストロンビーストの総統アイゲトロン(15、デストロンビースト、ワニ族、アリゲトロン、200円)とか、「ビーストウォーズ」のメガリゲーター(D-6、メガリゲーター、750円)や、日本未販売のワニと亀のヒューザー兵士、テラゲーター(日本未販売)と「ビーストマシーンズ」時期に販売されたロボットモードを持たないワニから蝙蝠に変形するミュータントビーストのサウンドウェーブ(日本未販売)が存在するでござる。
しかし、どの商品も小型でスカルが一番大きい商品でござる。
まあ、コレはトランスフォーマーに限定した事でござるが、ワニに変形するロボット玩具は多数存在し、(何故か緑色系が多い気がする)サイズもバラエティに富むでござる。
某バンダイ製のガ〇レンジャーのガ〇リゲーターなんかが、最大級ではないでござろうか?
しかし、拙者は何だかんだ言っても拙者的にはスカルって好きな商品でござるよ。
この独特の一歩間違えばチープTOY的カラーリングも、割かしスマートなプロポーションも、後ろから見ればNGなところもツボを突いた商品でござる。
はっきり言って今の技術でリメイクされてほしい商品でござる。
しかも、大型商品。 ガ〇リゲーターに負けない大きさが理想でござる。
クロコダイルやアリゲーター等のワニ系ロボが合体した爬虫類ロボ王・ワニキングなんて販売されたら失禁ものでござるよ。
タカラトミー様!新作のトランスフォーマーにはワニを入れてオーストラリアを見返してやっててくだされ。 (笑)